千代の湯
銭湯 - 東京都 世田谷区
銭湯 - 東京都 世田谷区
火曜17時15分入店。「コロナ対策のためサウナ休止中」とあるが男湯サウナは稼働している模様。女湯はどうなのか。三軒茶屋挺身隊、そろそろ調査しに行かねばなるまい。
めがねのお母さんに470円払いQRコード撮りたいとお願いする。「あの写真撮るやつかい?たまにいうお客さんいるけど集めて何かいいことでもあるの?」と聞かれ答えに詰まる。いいことってなんだ??「賞状が郵便で届きます!」と答えてみる。「あら、そう。郵便で届くの?」と少し弾んだ声で答えていただけて嬉しい。弾んでいただけるのは嬉しいことだ。
先客さまは3名。静か。時間が刻まれたペンキ絵、男湯との仕切りにタイルの山脈、高い高い天井。スチームサウナには「コロナ対策の為休止」の張り紙。でも灯りがついてるし蒸気が満ちてる感じもする。でも取っ手がない。代わりに緑色のビニテグルグル巻いて作った取っ手のようなものがぶら下がっている。あれを引けば入室できるのか?気になるけど髪を洗い体を洗い顔を洗いまずは身支度だ。
とふと顔をあげると先客さまが果敢に件のサ室を偵察している。自分は頭やら顔やら泡まみれで援護射撃できないのでとりあえず見守る。その視線を敏感に察知したのか「やってます⁉︎サウナやってます⁉︎」とボールが飛んでくる。ごめんね、わたしもそれ知りたくて来たけど支度が追いつかないんだよ…
弱い弱い水圧、やっとお湯温度まで上がり始めたチロチロとした(多分)シャワー(らしき蛇口の)お湯を浴びながら「ごめん、わたしも知らない。知りたい。なんか灯りついてるが…」と絞り出す。
やさしくガチャガチャと取っ手(ビニテのかたまり)を引っ張る先客さま。
ごめんよ、水圧が弱すぎ頭と顔が泡まみれで一緒に探検してあげられない…
多分ここは開かずの扉。
とアイコンタクトで着地。
諦める彼女。
少しずつ、刺激的な泡から解き放たれ視界がひらけていく。
とりあえずスチームサウナの扉を開けることはできぬことがわかったので浴槽に浸かる。熱い。
3分もたたずとりあえず隣の浴槽に流れてみる。やっぱり熱い。サウナ水風呂じゃないと自分は汗の引きが遅いらしい。汗拭き浴槽に浸かりギブ。
ほわほわしながら支度して靴紐結んでたら先程の先客さま。聞けば最近このあたりに引っ越してきたそう。ナイチのイントネーションがわからないのでどこの子か不明だけど、ずっと気になっててやっと来れたと話す笑顔が可愛い。三茶はいい銭湯が多いよねなんて話して世田谷通りトコトコ。松陰神社の好きな居酒屋で飲もうと思ったらそこのオーナーの新店発見してダイブ。あしたからはしばらく都内サウナはお預けかもしれないので、今日はのんびりと。
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