中延温泉 松の湯
銭湯 - 東京都 品川区
銭湯 - 東京都 品川区
日曜11時入店。昨日の激しい雨が冬を洗い流したかのような新しい青い空。中目黒「SML」の鳥取展最終日だったので、先に好アクセスのこちらへ。
受付で720円払いバスタオルとサウナフック入ったビニバ受け取る。小さいタオルもお借りしたい旨申告し貸していただく。男湯ロッキー女湯遠赤で固定されているとの説、実際どうなのかお聞きしたいがひっきりなしにお客様が出入り。気にせず先へ。
カラン前に備え付けのシャンリンボディソは見たことない緑茶のラベル。特にカテキン的な匂いはしないが気持ちよく洗いながら浴槽とペンキ絵を仰ぎ見る。中島盛夫画伯による立派な富士山の下に横一直線の浴槽。深さ1mの深湯(ジェット・バイブラ)、電気、寝湯、薬湯(この日はラベンダー)と過不足なし。加えて露天は炭酸泉。まずは温まりそしてサ室へ。
先客お二人。ドアにでかでかと「黙浴」と張り紙があるが完全に無効。ハット着用のお方とお姉様とで喋る喋る。ストレート2段定員5名。座席の真横にテレビがあるので、先輩お二人はテレビに向き合う格好で上下段に長座し退室時は場所取り。遠赤ストーブがカラカラでアチチ。最初は92度だったのがぐんぐん温度を上げ途中100度に。自分は上段キープだったので熱い熱い熱い。12分計なく、砂時計も回すと外れてしまうので(常連さんは外さず上手く回していた)計時は断念。熱くてたまらんタイミングで退室し水風呂へ。
水風呂は水温15度。ここはシャワーも水風呂も水という水が温泉なのだという。無色透明無臭、柔らかくふわふわした水がバイブラで揺れる。サウナとの温度差が絶妙。ふわぁと心地よく風呂椅子片手に露天スペースへ。
観音湯スタイルで露天に風呂椅子持ち込み外気浴。構造のせいか爽やかな風がピュウと吹き込む。「今日は風が冷たいですね」「でもよく晴れて春らしいですね」なんてやりとりをおばあちゃまと。
サ室に戻りテレビ見てたら「はーい」とお姉様からブロックアイスいただく。後で聞いたらお姉様は頭に巻いたタオルの中に氷を忍ばせのぼせ対策しているらしい。口に含んだり手元で転がしたりさせていただいたのですが、ブロックアイスの正しい使い方がわからない。ただこうやって見知らぬ通りすがりのものに分け与えてくださる優しさに感謝するのみ。
電気風呂は揉兵衛?たたく・もむ・おすの変動スタイルでコリほぐす。炭酸泉は36度表示だけど体感は39度。温まる。場所取り、お喋りなど気になる人は気になるかもだけどこうやって場所を守っているともいうのだなぁ。このご時世なので控えなければと思いながらも自分は街ブラが好きだと気づく。節度を保ち日々気をつけゆっくりじっくり、またお邪魔します。
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