はすぬま温泉
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
土曜15時半入店。朝起きるなり家の人が「戸越銀座っていったっけ?あんな感じのサウナに行きたい」とおもむろに。いつもは居住区を出たがらないのに。そのひとことからおそらく「清潔ですてきにデザインされていながら銭湯価格のサウナに行きたい」というルビを読み取り今井健太郎さんのウェブサイトからいくつか候補を挙げた。で選ばれたのはこちらでした。
蓮沼駅から徒歩2分ほど。券売機で770円チケット買い大小タオルとマットとフック受け取り女湯暖簾潜る。そこそこ人いっぱい。迅速に支度整え温泉浴槽で温まりサ室へ。
室温84度の遠赤ストーブ。下段L字上段ストレートでマックス6名定員のところ最大4名、ときどき自分ひとり。みなさま場所取りもなくおしゃべりもせず顔にぐるぐるタオルで配慮とマナーが素晴らしい。BGMもテレビも砂時計もなく12分計のみ、清潔綺麗静か。心穏やかに蒸されて発汗。
見事なトライアングル配置でシャワーで汗流し水風呂にイン。水風呂の座り向きは美しいペンキ絵と向き合い滝に想いを馳せるか、ステンドグラスから溢れる黄昏の日差しに癒されるか。いつも通り冷やし過ぎてカラン前や炭酸泉浴槽で戻す。ライオンの口から出る天然掛け流しの水は水流がゆるめで、遠くにいる獲物を眺めながら滴る唾液みたいだ。ダラダラダラダラ。
浴槽は水風呂以外は黒湯温泉と炭酸泉の2種。そう、ここは狭いのだ。狭いながらも楽しい銭湯。あっという間に60分の制限時間を迎え脱衣所で身支度していたら、女将さんが受付時に渡される木の番号札を取りに来る。多分わたしはサウナの人だからもらってないとお伝えし、あらごめんなさいと恐縮されてしまう。いやいやと出支度整え待合でレサワ。ご主人や女将とおしゃべりしたりまったりしてたらなにやら穏やかではない様子で家の人がやってくる。退店して歩きながら話を聞くと、先の木札のくだりが「急かされるようだったし感じ悪い」とお気に召さなかったご様子。わたしは全く気にならなかったし、この時間混むし大変ねーってお話ししていたくらいで、札管理しながら走り回っていただいて結果お風呂もサ室も待ちなくありがたかった。サービスの何を良しとし何を悪しとするか、捉え方は人次第だなぁ。
蒲田までゆるゆる歩きながら話し、家の人も「清潔だし素敵だしさほど混んでなくていいお風呂だった」との結論に至りほっとひと安心。そう今日はいい風呂の日だよ。温かいお風呂に感謝しよう。
まだ早い時間だったので久しぶりに鳥万で唐揚げとレサワで夕食。ここの唐揚げ、だけじゃないアテとお姐さんたちの客捌きは素晴らしい!福竹に行きたかったけど3月7日までお休みとのこと。明けたら必ずこことセットで行く。
女
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