むらさき湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
もう2年ほど前か、サウナーさんたちの集いに寄せていただいた際にこちらが好きという方のお話をお聞きする。以来行きたいと心に温めやっと訪問が叶う。
入口で衝撃のPayPay使えます。こんなに渋系なのに!番台式進化系で謎衝立を使い男女ともに目隠し、すんごい狭い隙間を潜り抜けて脱衣所に入る。DIYみ…?リフォームなんかしなくともなんとか現代のニーズに寄せていく微妙な創意工夫の数々。タオル持ってるけど色々めんどいから手ぶらセットでPayPay600円。サウナインクルード510円は当然の京都で、プラス90円でリンスインシャンプー、ボディソープのパウチにバスタオル&小タオルレンタル付きはお得な感じがする。
なかなかの音量でNHKのニュース番組が鳴り響く脱衣所は、レトロなロッカーに脱衣カゴぶち込む京都スタイル。15時開店15時入店なのに既に入浴終えて出て行くお客様がいる。そしてなかなかの人入り。
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…と髪洗ってたらお姉さまに肩叩かれる。常連さんあるあるのここ座っちゃダメ!っていうアレ?と身構えたら隣のカラン指差し「NANO」って言われる。よく見ると「NANO 使ってみて感想教えて」的な張り紙。
…どうやら髪顔体しっとりナノ水シャワーだからあっちの方がいい水よ!って教えてくれたらしい。お姉さまありがとう!と満面笑顔で頭を下げNANOカランに移動する。水が柔らかくて「ぶふぇ…」って変な声出る。
バチバチ強い電気、ジェット、むらさき湯らしいむらさき色の半露天薬湯(バスクリン的な)で予熱。ペンキ絵はないが鏡広告とポップな張り紙が客の目を楽しませる仕様もまた京都銭湯ならでは。この張り紙に各施設のクセや主張が表現されているのだ。
すごい前置き長くやっとサ室へ。いかついゴールドネックレスを3つほど首に纏ったヌシが王者の貫禄を放ち、他客はいない。「お邪魔します…」と鶸田くんばりのよわよわオーラ+猫背で人畜無害感をアピールして入室。京都銭湯サウナデフォの1段向かい合わせで扉から見て左奥にストーブ、トイメンにテレビ。…いや、京都じゃどっちかいうとテレビよりラジオが多いので、ここはリッチ系かもしれん。温度計なく体感80度弱。遠赤外線ストーブの脇に香太くんが山積みされているホスピタリティ。
水風呂はサ室から一番遠いレイアウト。かなーり冷えてるのとライオン蛇口が京都デフォで体感17度。しかも深い。女湯で1mってとこか。肩まで浸かるとフエェ…!ってキンキン。
カラン前パンパンで陣取るのも忍びないので半露天の蓋に腰掛けてくつろぐ。施設によってはNGのやつだが、ここはそうゆうお客様もいる感じ。多様性と自由!
そうなの!時々銭湯でいかついネックレスつけてるマダムをお見かけするのですが金属熱くない?金は熱伝導率高いのでは???と気になってたまりません。はまぐり酒蒸しは最高です、本当は日本酒で行きたいところをぐっと我慢😏
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