日乃出温泉
銭湯 - 山口県 下関市
銭湯 - 山口県 下関市
火曜17時半入店。違う景色が見たいと家の人が言うので、佐賀から下関へ。途中から疲れ果てて休むと言うのでわたしはひとりで銭湯サウナに行って参ります。
下関漁港そば。コンビニやドラッグストアが立ち並ぶ県道からほんのちょっとだけ入った小道沿い。懐かしく煌びやかなネオンがあったかいよと手をこまねいている。
420円と貸しタオル代20円払いイン。入口の下足箱はほぼ全て鍵がぶら下がっていたのでガラガラなのかと思いきや満員御礼。賑やかでいいねと思いながら支度してたら「長〜いスカート、いいわねぇ。あたしも昔はコレやってたからよく履いてたのよ」と話しかけてくださる。コレって時の手つきは演劇か、コーラスか。多分後者なんだろうな。「あんたもコレ?」「ゆっくりあったまってきな!」と手を振ってくれる。嬉しい。はい、お言葉に甘えてゆっくりさせていただきます。
シャワーもカランも浴槽も全て天然温泉というこちらのお風呂。とはいえ山口県の温泉は温度が低いからあったかい方のお風呂は加温されているのだとか。こちらも例に漏れず。そして水風呂は源泉掛け流し。ササと支度しまずは湯船に浸かり温まる。
サウナはミスト。天井と足元からシュワーと蒸気。ミストはジュワー→温度下がる→ジュワー→温度下がる…の繰り返しで体が冷えるところが少なくないのだけど、ここは温度が一定している。多分60度くらい。ホカホカと蒸されほど良きタイミングで汗を流して水風呂へ。
水風呂は22度くらいか。源泉掛け流し。冷えすぎないので真冬でも皆さんの憩いの場。お母さんたちがキャッキャおしゃべりしている。びっくりするほど声が大きくて、かえって何を話してるのか聞き取れない。その後ろにキヤアキヤアおしゃべり禁止、といったニュアンスの張り紙。随分キヤアキヤアしていらっしゃっていてすてき。その横にも注意書き張り紙。そっちはハングル語も併記。そういえばこの街は道路案内表示も一部日韓併記だ。
多分ここは本州最西サウナ、銭湯サウナに絞れば間違いなくそう。そして電気風呂。安岡のだるま湯とこちらとどちらが本州最西端だろうか。日本一二を争う西の端っこ電気風呂であることは間違いない。なかなかに電流ストロング。いつも通りの作法でズイ。激安レンタカーのロングドライブで疲労した足腰にナイスな一撃。やはり背中に電極板押し付けるお母さんたちも多発。力強い。
港町の先輩たちの明るさと力強さを心でデッサンし、来られてよかったと感謝の気持ちで胸いっぱいです。脱衣場に貼られた「キムチなどの持込・販売は厳禁」の張り紙も下関ならではなのだろうなぁと心が温まりました。
さてこれからおかもと鮮魚店でふぐ!
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