れさわ

2024.10.28

1回目の訪問

サウナ飯

五日ほど東京を離れて激務をこなしていた。そんな日々に必要なのは美味しい酒と飯とサウナ。が労働時間が長すぎて食べるもの飲むものにこだわる時間などない。それ以上に山形県。公衆銭湯は県内に1軒のみ、ナイスなサウナの営業時間は労働時間と丸かぶり、温泉宿は出張には適さない立地、主要駅近隣ホテルはサウナがあってもほぼ男性のみ、大浴場すらついてない。「女が出張に来て大浴場で湯に浸かりサウナに入る」ということがレアな土地なのかな山形県。初日に1軒、少々サウナを嗜むことができたものの。疲れたよ。せめて温泉くらい浸かりたいよ…でも無理なのかな…と半ば諦めモードななか訪れたサウナチャンス!

温泉利用だけなら330円、サウナつけても450円の破格値。ここらじゃ当たり前な設定らしく、近隣にも300円台サウナ付き施設をちらほら発見。昼ならこんなに選択肢があるのかと心躍りまくる。

シャンリンボディソは備えあり、タオルは販売のみっぽい。ロゴは入っているのかしら…と大久保さん川村さんの顔が浮かぶも持参MOKUがあるからな。女性は個人用タオル地サウナマット渡され利用するシステムです。

ゆとりある空間にポーンと浴槽ひとつ、サウナとおうち風呂みたいな材質の水風呂ひとつっていうシンプルなつくり。カランも10席くらいか。それなりに賑わい、しかし混んでもいない。

まずは露天で予熱。屋根付き、岩風呂、寝湯スタイルの3種あるのだが、そこから臨む田んぼビューがとても良い。眼下に広がる田んぼ、包み込むような東北のふんわりとした青の空。四季折々、異なる表情の田んぼを見てみたい…
山形の米は美味しい。

サウナはワイドコの字。古い木に染み込んだ人々のにおいが香る。電気式カラカラストーブ特有の渇き間と拮抗するような汗の湿度とにおい。古いサウナならではの空気感だ。出口にタオル干しが置かれているが、個人用タオルマットを置いたままにするのが流儀らしい。テレビはゴルフ中継。室温90度だが足元がスースーするしそんなに熱くない。シャオミさんの充電切れてるし時計ないし在室時間がわからない。それもまた良き。

ポリ浴槽の水風呂は水温計なく体感20度。ゴウゴウ循環やザバーとしたオーバーフローが恋しくなる静かさ。だがぬるいわけではなく肩まですっぽり冷やされる。

しかし外気浴が最高なのねここ。重ねるが、目の前に広がる田んぼが最高。米好き垂涎の眺め。つや姫最高。すき焼きチョンってして食べるのがたまらない。でもおにぎりも美味しいし、今時期なら秋刀魚とかおかずにして食べるのもいい…と、美味しい白米の楽しみ方に想いを馳せながら田んぼを眺め風に吹かれる。でもラーメン県を追い上げるべし!

れさわさんのおいたま温泉 賜の湯のサ活写真

塩結び

塩ラーメン

写真を撮り忘れた…個性色々な山形ラーメン。手打ち麺×クリアなスープが好みです。上の写真は龍上海

サウナ飯 supported by のんあるサ飯
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