鶴亀湯
銭湯 - 福岡県 福岡市
銭湯 - 福岡県 福岡市
下足箱に靴を収めていたら「なに言ってんのよ!」みたいなガミガミ声が聞こえる。どした?と思い女湯暖簾くぐると、どうやら番台に座るおばあさまがお客様を叱責している模様。ビクビクしながら100円玉5枚…いやっ!サウナ700円なんだな。2枚足してサウナでと告げる。バスタオル1枚差し出していただき「帰りにここに置いてね!」と番台を渡す板を指さされる。いた??
なんにせよ久しぶりの銭湯。嬉しい。こちらは1年少し前に訪問し臨時休業だったので喜びが増す。カタカタの荷物入れにリュックと着替えを突っ込みながら脱衣所を見渡す。サウナの入口は脱衣所にある。そんなに期待しないほうがいいな…
そんな思いは見事に裏切られることになる。
入室しまず目につくのは富士山に鶴と亀がまとわりつくペンキ絵。東京で見るのとはまるで異なる色とタッチ。線が太く墨絵風に彩色。力強い。カランは壁づたいに一列がシャワーあり、センター3席×向かい合わせはシャワーなし。椅子と洗面器は入り口側に積まれた関東スタイル。シャンリンボディソは備えなし。おそらくタオルは持参がマスト。借りようとしようものなら先ほどの番台顛末のような出来事が起こるのだと推測。
浴槽は手前に半円形のジェット付き、奥に細長いバイブラつき。奥の方は備長炭が沈められていてなかなかいい。湯がやわい。バイブラもセンターに集中していて好きな圧が選べるのが具合いい。ジェットも然り。ぼーっと浴室内眺めていたらサウナー装備のお姉さんが片隅の浴槽に身を沈めている。あれが水風呂か。福岡でもこんな味わい系の銭湯にサウナーっぽい人いるんだなぁ。
そしたらこのサウナなかなかのものなのよ奥さん!コンパクトに4人くらい、ストレート変形1段。タオルマットが敷かれ足元には足拭きマットみたいなのが。スーパーライト潔癖ゆえすこし苦手気味のマット、と思うがじきに慣れた。そして細マッチョな遠赤外線ストーブ。見れば九州オリンピア印。室温92度なんだが熱すぎずカラカラでもジメジメでもなくなんかすべてが適度。じわっと滲む汗。無音。12分計なし。ストーブガードの内側に謎の囲い。微妙にひび割れて壊れているのだがいい仕事してる感じもする。なんせ程よい温度湿度。
浴室に戻り汗流し水風呂。これがまたいい。体感17度台。ビシッと冷える。程よくバイブラ、程よく深い。2人入るか入らないか。なんだこの全ての過不足なし感。
さらにナイスな外気浴、いや脱衣所浴。ひとり分だけのプラ椅子で、本日はもうお一方いらしたので倍率は高い。でも座れればラッキー。頭の近くに扇風機があって微風。最高。
他の方のサ活読んで知る鬼の存在。番台から聞こえたのは鬼の声か!
多分ほっこりさんと鬼さんが交互に出てくるのかも🤣昨年は一時休業していた記憶で初訪でしたため、真実は謎に包まれたままですみません🤣渋い系銭湯すよねーとカテゴライズしそうになった己に鉄槌。なぜこんなに研ぎ澄まされたのか謎のクオリティ!ぜひ行ってみていただきたいです✨
さすが冒険者しばもさん!いやわたしもそっち派なんで🤣共感しかないです。皿を食らえば毒までもいっちゃえ。同病ですね、なんだかんだで毒引いたら当たり!って思っちゃう
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