小倉湯
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯 - 神奈川県 川崎市
金曜17時入店。過去のサ活投稿は控えようと思いつつ、しかしここは好きすぎて書かずにいられない。川崎地名銭湯シリーズ。あの方に是非来てサ活書いていただきたい地味銭湯。早朝営業してませんけど。
スタンプラリーを始め行くのが楽しみだったナンバーワン銭湯、おぐらゆさん。その理由は、川崎浴場組合連合会のオフィシャルサイトの文章。あんな文書けるなんてマジ天才。入門したい、いや、手先ではなく人柄だから文章は。どんな方が書いておられるのか会ってみたい。そんな気持ちで。
ミスド、オサムグッズでお馴染みの原田治画伯が手がけたのではないかと思うレアな暖簾がお出迎え。原田画伯からの連想で崎陽軒のひょうちゃん、東急電鉄のドア巻き込み注意喚起の白熊キャラが浮かぶ。浮かぶがままにフロントに。座っておられるマダムは女将さんなのか、パートさんなのか。淡々とテキパキ仕事をこなす可愛らしいお方。あの文を書いたのはあなたですか、と聞きたいが聞かない。700円払い下足札を渡し、鮮やかな黄緑色のバスタオルとフック型サウナ鍵お預かりする。銭湯でバスタオルお借りするのは少し久しぶりな気がする。柔軟剤使ってなさそうなガッサガサの手触り、軽やかさ。好みです。
よく見かけるタイルのモザイク絵は風車を描いたヨーロッパのレトロ景色。と思えば男湯との仕切りには熱帯魚。キャラの不統一も好ましい。ササと支度しサ室へ。
ストレート2段、12分計ない代わりに砂時計が5つくらいある。多すぎやしないか。タオルマットの上にさらにソロタオルマット敷かれ、ソロ枚数から換算するに定員は3名なのか。先客はコアファンと思われる方お一人。入口にフックがあり、散漫に温泉バッグやらマスクやらが引っ掛かられているのもご愛嬌。温度計あり室温92度。いい感じの温度湿度で気持ちよく汗が流れる。BGMはおそらくラジオ日本「夏木ゆたかのホッと歌謡曲」。独自調査による演歌ヒットチャートランキングが発表される。選曲といいパーソナリティといい、まさしく小倉湯的世界観。なんて絶妙なんだ。素晴らしさに膝を打つ。
気持ちよく汗流し特段導線がいいわけでもない水風呂に滑り込む。水温23度。バイブラはない。
もちろん外気浴スペースはないのでカラン前に風呂椅子置いて座る。お客様は2〜4名程度の平均値。皆様常連さんらしくご挨拶。でも私語なく静か。時折男湯から豪快な咳払いが聞こえる。
サウナ水風呂外気浴だけではない小倉湯さんのチャームポイントはお風呂。いや銭湯なんだからむしろそっちが主やん。40度ギリ行くかどうかの深風呂、ジェット&バイブラ、人参実母散を名乗る生薬をぶち込んた不感温ギリの薬湯は一浴の価値ありすぎです!
調べたらこの入浴剤、名古屋の白山温泉さん登用されているらしく引き続き要調査と思いました。しかも現在の流通を担っているのは愛知の会社のようで。謎です。
いきなりひらがなで名乗り出す洒脱なセンスに脱帽してしまう紹介文。ご主人にもお会いしてみたい。こんな出会いもスタンプラリーの楽しみです。
ロックオンしました!
気づいてもらえてうれしいです。そこはかとないヘルス感、いや総じて川崎感、レトロ渋い建築でもなく盛り上がる温度もなくそっと静かな美しさ。Kさんのサ活楽しみです!
最近は銭湯愛が増しているので楽しみにしています!
高校生の頃はオサムグッズ目当てでめっちゃミスドに通い詰めてました。原田治展では銭湯暖簾シリーズの展示があるみたいでまとめて見てみたい💕紹介文読んでいただけて嬉しいです😊お手ぶらで入浴しましょうってのがツボすぎて!お手ぶら!
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