地図からサウナが探せる！

一の湯

銭湯 - 東京都中野区

れさわ

2022.01.22

1回目の訪問

土曜19時入店。諸先輩の投稿拝読し、素晴らしい女将さんがおられることを予習。背筋を伸ばしそっと東京ゆらんミニのシール台紙を差し出す。「あら随分あちこち行っておられるのね、どちらからいらしたんですか？」なんて話しかけて頂きウキウキとおしゃべり。やさしくてきれいで気配りと程よい距離感がとてもすてき。

お客様全員シートマスクしている脱衣場の詳細を見渡す。お持ち帰り自由の衣類、雑貨。お持ち帰りたくない私物達がきれいに整頓され保管されている棚。こういう状況だと大抵へんなにおいがする、はず、なのに汗やカビや埃や虫除けやらのにおいは一切しない。それだけきっちり管理されているということなのだろう。

洗面台には基礎化粧品一式、ボディケア一式。全部ご自由にどうぞと。カラン前にゆっポくん印の泡式リンスインシャンプーとボディソ置かれているのに、選べるシャンリンボディソも別途ご自由にどうぞと。やばい脱衣場から先に進まない優しさにすでに心が震える。

3軒目の銭湯すからねとササと支度しホットバス。ホットバス…他の浴槽との違いがわからない。いずれにせよ全てのお湯は軟水で、バイブラだったりジェットだったりで予熱。3軒はしごしてこの日は電気率ゼロでした。

すっかりしっかり温まりミストサウナへ。めっちゃ蒸気が目に見える霧の世界。降り注ぐミスト。湿度が下降したタイミングなのか室温もぐんぐん下がる…と思ったら装置稼働！しゅわー！と蒸気が発射され、さっきまで降り注いでいた霧は結露となり肩にポタポタと落ちてくる。あっつ！いやでも我慢できないほどの結露ではない。まぁ熱いけどアリ。あちちちちちち、ほどほどに。

水風呂ない、いやこの感じのミストなら水風呂を要するほどでもなく立ちシャワーでぬるく冷やしてカラン前で調整。外気浴的タイル絵鑑賞タイム。富士に丹頂が飛来する場面。え富士山に丹頂鶴飛んでくる？来ないやろ？なんてこまけぇことは気にせずに。

やさしい軟水風呂でシメて脱衣場で身支度しようとしたら、飲用水蛇口は軟水と硬水に分かれていてお好みでどうぞ、お持ち帰りもご自由にと。えええもうほんとサービスがすごい。ドライヤーで髪乾かそうと思ったら３分10円。安いよ。レンタル小タオルは無料でした。で髪乾かしながら洗面台に置かれたご自由にどうぞアイテムを眺めたらシートマスク発見。だからこちらのお客様達は皆さま帰り支度しながらシートマスクしてたんね。納得。抜け毛拭くモップもあってありがとうございますと床をきれいに。帰り際女将さんに「外寒いから気をつけて帰ってね、遠くからありがとうございます」と挨拶いただき感激。少し遠い街に家族ができたような気持ちになる。銭湯の醍醐味。