クアパレスゆうゆう
銭湯 - 東京都 北区
銭湯 - 東京都 北区
土曜14時半入店。プロの酒飲みたちとの王子三大酒場マラソンに備えて。
入口の券売機でサウナ+入浴830円の券買う。靴脱ぐ前からよく通る声でフロントのお姉さんの溌剌としたご挨拶。気分上々。券と引き換えに大小タオルとサフック、に加えてこっちはサウナマット代わりに使ってくださいねとさらにもう1枚バスタオル渡される。ありがたい。シャンリンボディソの有無訊ねたら「無」だったので石鹸購入。髪顔体全部石鹸1個で洗いサ室へ。
サウナは向かって左が低温、右がノーマルとされる。しかし中はつながっていて、同じストーブを共有している。レンガの壁で仕切られているものの天井に隙間。ストーブの位置もほぼセンター。広さもほぼ同程度のようだけど、低温は1段ノーマルは2段。テレビはノーマル側にあるが低温側からも見える。そのために壁に隙間があるのか?音量控えめ、テレビサイズ小さくて「こっちからはあんまりよく見えないわ」なんて言いながら低温側で世間話に花を咲かせる仲良し常連さまも可愛らしい。
サウナストーブはガス遠赤外線、脱衣所にコントロールパネルがあり温度や異常の有無が見える。北区でよく見るサンエンヂニアリング製なのだけど、他では見たことのない2部屋構成とコンパネ。温度94度とあるがノーマル側でも体感90度ほど。木材を張り替えてそんなに日が経ってないのか?デフォマット敷かれていない座面はきれいで割と新しい木のにおい。汗落とさないようこまめに拭き拭き。
出てすぐの立ちシャワーで汗流して水風呂へ。24度くらい。アンモナイトなのか?作家名まで記された彫刻のボタンを押すと水が出る。サ室の壁にあった古代遺跡のようなレリーフを思い出す。振り返ればライオンのような小さな彫刻。クアパレス。古代ギリシア・ローマの宮殿的なイメージなのかしら。
外気浴はカラン前で。ここは浴槽の壁側にテレビがあり、幸いこの日はNHK杯。高橋・村元ペアの登場と活躍を待ち侘びる多くのお客様が浴槽の縁やカラン前に腰掛けて画面を見つめているので、外気浴で惚けていても何の違和感ももたれない。
浴槽はジェット、バイブラあるもののシンプルな構成。いよいよ高橋・村元ペア登場のタイミングでジェットに滑り込み、ボコボコにされながら観戦。極楽。テレビはガラスの扉つき、造花の桜が添えられており古代宮殿のイメージとブレているところも趣深い。
先を急ぐので髪は自然乾燥でササと退出。ありがとうございました!っていう明るく元気で優しいお姉さんの声に送られてバス停までダッシュ。10分ほどで王子に到着して楽しい酒場クルーズ開始。このバス、浅草雷門まで繋がっているの。東京東北エリアの都バス路線は便利だなぁ。
めずらしい造りのサウナですね。サンエンヂニアリングは聞いたことあるようなないような。僕が昨日行ったコスモプラザ赤羽は関東ツルカメ製で、調べてみたんですが何もヒットしませんでした。こういうのって昭和中期っぽい字体・仮名で書かれていることが多く、心躍ります。三大酒場で33トントゥです。
焼き付け代の足しに。
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