高砂湯
銭湯 - 東京都 中野区
連休3日目、土曜16時入店。もう間違えない、今日は土曜日であって祝日ではない日。なのに朝からあれこれポカ連発。かつてならドジっ子と言えたところが最早認知機能に不安。干した梅干し取り込んで盆栽剪定して老婆の休日。
丸くなりがちな背筋をのばして中野駅南口、交差点を昨日とは逆の方向に進む。住宅街に紛れ込んだら見えてくる煙突に「露天風呂高砂湯」の文字。
870円払いバスタオルとサフック受け取る。珍しく今日はフル装備で大小タオルにハットにマット、アメニティ全部持ち。
着替えて浴室へ。空いてる。先客おひとり。ひとまずサ室前のフックに向かうと中におひとり。
シャンリンボディソは備えあり。支度しサ室へ。ストレート2段、大体5名マックス。座面にびっしりふかふかのタオルマット。の上に各自マイマット敷いて座るスタイル。サウナ利用客専用タオル巻いて入ってねと書かれているけど中に持って入る方はいない。BGMは70年代のポピュラーミュージックをイージーリスニング化したもの。なかなかの音量でチャカポコ。バカラックとイグレシアスくらいしかわからないが、今日は悪くない。12分計室温計あり、92度。遠赤ストーブ。各自のマットで場所キープする流儀、この日は最大3名。
居心地良くて久しぶりに長居できるサ室。10分くらいまったりと。カラン通り抜けてシャワー、戻って水風呂。ここもまた水風呂がいい。そして何といっても採光が最高。中島画伯の富士山の上下に大きな窓、露天風呂の入口にタイル絵の赤富士。午後の銭湯の自然光はたまらない。キラキラを眺めながら水風呂に溶ける。
からの露天風呂脇のベンチの前に風呂椅子置いて外気浴。見上げると青い空に凛と立つ煙突。かっけーな。なんて眺めてたら憂鬱が晴れてくる。ブルーは青空の色でもあるからな。なんて気まぐれな夏空は時々重たい灰色の雲を連れてきたり。そんな日もあるな。ニュートラル、多幸感。サウナ水風呂外気浴があればなんとかなる、最悪どれかが欠けてもなんとかなる、飛ぶよね。なんて。
このあと欲張って昨日行きそびれた高円寺サウナなし銭湯へ。家の若サウナーに伝えたら「小杉湯行きなよ、最高だよ」と教えられる。いつかから家に置かれた真っ赤な便所サンダル、聞けば小杉湯で買ったとよ。老いては子に従え。ああもうなんだか今日は徹底的に老婆。でもよかったです小杉湯さん、はまりそう。なみのゆさんはお休みでした。定休日確認したつもりなのに。やっぱりカレンダーは苦手。
でどうしようかと思いながら結局観た「プロミシング・ヤング・ウーマン」。おすすめも答え合わせもしないしほんと一人で観てよかった。キャリー・マリガン可愛い。衣装も最高。
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