地図からサウナが探せる！

マジック温泉昭和浴場

銭湯 - 東京都中野区

れさわ

2021.07.23

1回目の訪問

連休2日目、金曜16時入店。祝日＝日曜と同義と信じ込み、日曜朝営業ありのサウナなし銭湯を堪能するべく高円寺へ。駅のホームで日曜朝営業≠祝日朝営業と知る。しゃーなしで東西線→山手線で御徒町に行き燕湯さんへ。から広尾に出て有栖川記念公園へ。フジイさんと無事合流して都バス→丸の内線でこちらへ。今日は移動と乗り物を楽しむ日。

東高円寺駅からのんびり歩いて10分弱。煙突に年季が入った「マジック銭湯」の文字。マジックを屋号に冠してからそこそこの時間が経っていそう。入口の「昭和浴場」の文字、宮造りの屋根に昭和を感じる。

カラン前にハート形の鏡。初めて見た。特注だろうか。天井の梁、一般的には青空色に塗られているところがここは桃色。ハート形鏡といい、ファンシー、あるいはまいっちんぐマチ子先生的な世界観。

あれこれで支度しまずはサ室へ…おっと満員！L字1段は3名でちょうど良さそうな床面積に対して先客様4名。短辺上段に1名座る感じの玉座。こちらは空席になっているけど外様が座れる気がしない。そっとドアを閉める。

まずはお湯を頂こうと浴槽を物色…していたら先の常連様が追いかけてきてくれて「遠慮しないで、入りなさいよー」と声かけてくれる。わーすみません。優しい。嬉しい。中に入ると別の常連さんが「ここ座んなさいな。出る時はマット置いてね」とマジックルールを指南してくださる。温度計を見ると110度。熱い。体重増減報告し合うなど女子力高めな先客様たちのおしゃべりはエンドレス。心地よく身を委ねる。

サ室外すぐにシャワー。この配置、ありがたい。からの水風呂は横長で3名は余裕で入れる広さ。蛇口の水を手で掬ってごくり。柔らかくて美味しい。で浸る。水温22度くらい、多分。柔らかくて包み込まれながらゆるっと天井を見上げると高くの窓に切り取られた青い青い空。大きなふかふかの白い雲。夏。降り注ぐ光がスモーキーで淡いトーンのタイル絵の富士山に強い影を落としている。綺麗な夏に見惚れていたら水風呂に浸かりながら整いが訪れる。夢心地。

電気風呂、バイブラ、寝湯、あつ湯も楽しみサ室の先輩に今日はこれでなんてご挨拶。茶髪とピアスがおしゃれな先輩に「あら早いわね！またいらっしゃいな」なんて声かけていただく。フジイさんからいただいたしきじサウナマット早速使ったらいいわねそれって褒められました。感謝。

待合でフジイさんと合流。東中野といえば！の丸松さんで飲む食べる喋る、ノンアルとは思えない濃度で。そんなこんなでまたまた楽しく笑いすぎる週末。ありがとうございました！

出だしに戻りおまけの燕湯さん。建物も、中島画伯によるペンキ絵の富士山と擬似滝も素敵でした。