デスボイス推進協会

2020.06.14

2回目の訪問

ゼロ・グラビティ・スタイルの確立

昼過ぎに訪問。
サ室は狭く、定員はMAX6人。
コンパクトであるが故に、どこに座ってもしっかり熱を受けて良い発汗ができるのが特徴。サウナーマンシップに則った公平性の高いサ室といえる。
テレビが無く、手持ち無沙汰になるはずが、12分計の進みが早い。日曜日も後半戦に差し掛かり、無慈悲な神が強引に時を加速させているというのか。我の胸の高まる鼓動は、サウナによるものなのか終わる休日への焦りによるものなのか、もはやわからなくなってしまった。

そんなこんなで水風呂へ。
浴槽はかなり深さがあり、そして秋田市内トップクラスの温度の低さ。蛇口からはドバドバと新鮮な水が贅沢に流れ続けている。
本日、なんとなく入ったつもりが、我はこの水風呂で革命を起こしてしまったのだ!
蛇口側の縁に頭を乗せ、段差の上に足を置く。すると、浴槽が深いので尻が水中に浮遊した状態に!目を閉じると脳内に広がる光景は無限の宇宙空間。
キンキンに冷やされた全身無防備な我。たった一人で宇宙空間を遊泳、否、漂流している。この世の全てから解き放たれ、究極の"無"を与えられる。
これを我はゼロ・グラデビィ・スタイルと名付けることとする。

さらにこのスタイルには素晴らしい点がもう一つある。正直レビューに書くかかなり迷ったがあえて書く。普段水風呂に座っていれば冷たさを感じづらい男の裏の部分(デリケートな部位)が浮遊した結果、完全無防備な状態になる。ちなみにデリケート部分は温度変化に敏感である。そこにキンキンの水が容赦なく遅いかかる。もし落雷が下半身に落ちたらこんな感覚なのだろうか、なんてことを考えながら思わず声にならない声をあげてしまう…。
恐ろしきゼロ・グラデビィ・スタイル。
休憩時も、デリケート部分の冷やされた感覚が身体に残り続ける。この感覚はさらに不思議な現象を我々に叩きつける。
なんと、"ととのった"とき、通常は頭から来るはずのあの感覚が、デリケート部分から来る。身体の下から脳天に突き抜けるようにととのう。言葉にできない新感覚。
これはきっと、どんな著名な作家でも文章で伝えることは決してできないと思う。
奇しくもこれを最後まで読んでしまったサウナーの皆さん。是非とも、ゼロ・グラデビィ・スタイルを体験してみていただきたい。


サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット

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