サウナサン
カプセルホテル - 長崎県 佐世保市
カプセルホテル - 長崎県 佐世保市
朝のサウナサン。
5時起床。
2階の喫煙室に向かう。窓から外を見ると雨が止んでいる。
1階浴場に行き、身体をしっかり洗う。
この朝早い時間でも5名、いる。
ワコサウナ5分、プレジスチーム3分。
本日は15.3℃の水風呂に浸かる。
朝からこんな贅沢を味わうには訳がある。
サウナサンに着いたのは土曜日の16時前。
考えていたよりも早く特急みどりに乗れたのだ。
タクシーでグラビティまで向かい、ワカモレとミチェラーダをいただく。
五月が不定休の営業だと聞き、空いてなければ我慢するしかなかった。
外国の方々が多い。六月からは通常通り営業できると聞き安堵した。
17時前、歩いてサウナサンへ到着。
これは五月病か?と思うほどに4月のあのやる気がなくなっていた。
気持ちが前向きにならないのだ。このままではスタッフにも迷惑をかける。
どこかで修正せねば。
鬱屈した気持ち、モヤモヤ。どこか気が散ってしまう。
キャビナスも試したが手ぬるかった。
確実にパンチを喰らう、やはりあそこだな。
だから来たのだ。
初日は快晴の後、夜21時には小雨。22時には就寝。
寝付けない。低気圧のせいだ。
2日目。朝8時より朝定食をいただく。外は大雨。このままどんよりとカプセルか休憩室で過ごしに来たわけではない。
傘を差し佐世保の街を歩く。濡れても帰れば温かいお風呂もサウナも待ってくれている。
街を散策するのは良いことだ。
佐世保の方々といろいろお話ができた。
仕事や生き方や楽しみ方を。
お名前は伏せるが、お店のご主人がこうおっしゃった。
「食いもんや、飲みもんに凝り固まってあーだ、こーだ。技術的にどうだって。そんなのはそういうカチカチに固まった技術を振りかざしてやっとる連中に任せときゃいーと。美味しいとか楽しいとかが理屈じゃなしに出来てるやつだっていることは否定できんちゃから。」
月曜日の朝。
サウナサンでの3セットを終え、チェックアウト。
技術や理論。ガチガチに凝り固まった頭で生き続けられる者と無理な者。
無理な者だから頭が疲れ拒否をするのだ。これこそ五月病。
いや、人生を続ける限り仕事をする限りいつでも起こる病気。
サウナサンと佐世保が私を再生してくれた、3日間であった。
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