幸熱

「サ」巡りシリーズ in 東京は上野


初めて、友達と街に繰り出した、あの日
初めて、仲間と勝利を掴んだ、あの日
初めて、好きなアノ子と手を繋いだ、あの日


貴方にとって
興奮と感動に包まれた
初めての「あの日」とは何だろうか


私は
「あ、今日、そんな一日になる気がする」
そんな事を思い浮かべながら


とうとう来てしまったシリーズ第二弾


サウナーなら一度は通らねばいけない道
ここ、サウナ北欧へ

上野駅より薄暗い路地裏をくぐり抜け
目の前に現れたはあの赤いカンバン

エレベーターを昇ると
爽やかな明るい風と光に包まれた
意外にも清潔感溢れる気持ちの良いフロント
先ほどの陰鬱な路地裏とは打って変わって
なんとも清々しい

そしてここはご存じの通り
昨今のサウナブームの火付け役となった
ドラマ「サ道」でもメインサウナとして使われた場所
そんなところであり
入口からサウナしきじ並みに各著名人のサインだらけ

ここでちょっぴり事件
ここは完全前金制
私は必ず事前予約し
事前ネット決済を毎回しているので
払っていると思い込んでおり現金は下しておらず
なけなしの現金を払いin

とふと気づく
あれ、レストランに女性が数人いるぞ？
そういえばフロントも綺麗な女性だったな
もしかして、レディースデイとか？
間違った？
と思ったが後々知るに女性は全員店員さん
ニコーリフレと同じく店員さんが可愛い

くだらない部分で評価が上昇している自分を貶めつつサウナへ

ここのサウナは何がいいかはすぐに分かった


バランス、である


清潔感溢れ光と風がふんだんに取り込まれた大浴場

永遠に心地よさを感じられる風呂の温度

その風呂を取り囲む大量の整い椅子

14,5℃はあり数人入っても肩までしっかり浸かれる水風呂

そして
せっけんのような仄かな甘い香りのアロマ水を

熟練サウナー達がちょうどいい間隔で
無言のセルフロウリュ

ロウリュの先には、大音量で変わらぬ鳴き声を上げる
山積みの石たち

それに耐える無言の熟練サウナー達

サ室
水風呂
大浴場
整い処
風呂
そして、客


決して一つ一つが突出しているわけではない
決して一つ一つが主役じゃない
全てが調和されてできたこの空間
愛したい、愛さざるを得ない


なんもいえねえフィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 東京は上野


グランカスタマの真向かい
本日はクローズドなオンライン会議があるため
ビジネスホテルの個室が欲しい

というのはただの建前
北海道のセンチュリオンとぜひ比べてみたい
そんな欲望丸出しで向かったはここ、センチュリオン上野

今回泊まるは別館
別館4Fから本館2Fに移動する必要があるため
サウナまでの導線は少し長いが
やはりセンチュリオン
この値段でこのクオリティの部屋、なかなかやる

大浴場は見る限り
決して広くないが
人は常にまばらで快適にサ活ができた

カランは半個室になっており扉があり
狭いがシャワーの水が当たらないような
客が快適に入浴できる工夫が施されている

そしてサウナは
オートロウリュ、間隔は不明
ストーブ直下に蛇口がある荒々しさ

しっかり芯から温まって
いざ水風呂、と目を配ると驚愕

ボタン
そこには
「バイブラ」の表記


そう、そのボタンを押せば
バイブラ水風呂となる


15,6℃の水風呂だったにも関わらず
ボタンを押せば一気に氷点下



「あ、南郷の湯だ！！！死ぬ！！！」


思い出させてくれてありがとう、センチュリオン。
そのあとは言うに及ばず
気絶する寸前の整いに狂いに狂う


ありがとうセンチュリオン
ぼくらのセンチュリオン



バイブラって体感-10℃になるよねフィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 東京は上野

ネットカフェを居抜いてリノベーションした
快適サウナリフレッシュ空間
ここグランカスタマ

なんと本格カレーが無料で食べ放題とのこと
なぜか卵も無料で使い放題
デスソースも甜面醤も福神漬けも無料
食事が無料なのは聞いたことがない

しかも無料のカレーだというのに
レトルトや家カレーのクオリティかと思いきや
意外と本格的なお味

サウナ上がりの食事は
クオリティも大事だが
何より重要なのは休憩後どれだけ早く口に運べるか、だと思う
そんな中、温かい食事を待ち時間ゼロで頂けるのはうれしい

で、肝心のサウナ
フロントを抜けて地下一階にあるのだが
脱衣所からものすごい湿度
換気の導線があまりよろしくないのか
給水機にはびっしり結露

しかし、その湿度の高さからか
北海道は札幌の
あの名銭湯・望月湯のあの完璧な露天風呂を思い起こし
ここで休憩するのも悪くない、ということでin

中は上野SHIZUKUよりもコンパクト
しかし、十分すぎる威力のバイブラジェットひと据えで
完璧な湯通しを施しサ室へ


あつい、そして湿度高い


ストーブに目を向ければikiストーブ
サウナに力が入っている証拠だ
サ室自体は意外と年季が入っており
下段座面は木も少しぐらついており注意する必要がある
上段に胡坐をかきじっとテレビとにらめっこ

そして水風呂
異常な湿度と温度の高さを押し付ける大浴場とは
打って変わってかなりの冷たさ
14℃はあるか
久々に足がびりりとくる水風呂にちょっぴり目から汗が

そして脱衣所に戻り瞑想開始

あ、やはり。
壊れかけの弱扇風機の風が
脱衣所の異常な湿度をかき回し
とても心地よい整いへと誘う

はぁ、あれ、望月湯...
頭に札幌名銭湯、望月湯が浮かぶ


残念ながら時期的にアウフグッスは実施していないとのこと
また再度実施できるようになればぜひ伺いたい


サ活デブ活スパイス活動ワイワイフィニッシュ


追伸1:
ここでとうとう例の漫画を読み切ってしまった

2度目のヨコハマ
あの静寂のサ室
そして絶景のサ窓
忘れられない感動
またあのサ室に戻りたい

そんな気持ちを抱きつつの2度目
しかし、今回はそれだけが目的ではない

なんと
サウナークーラーさん
(https://sauna-ikitai.com/saunners/56833)
と奇跡的に連絡が付き、初のセッション

ホームレス上京してきて初の
初対面セッション
不安と期待と高揚が入り混じりながらin

二人でスカイビルのコンビニで待ち合わせ
「あ、もしかして、サウナークーラーさん？」
「幸熱さん？」
出会い系の初対面を思い起こさせるやり取りで
どぎまぎしながらも
数分たてばもう止まらないサウナトーク

「とりあえず、言葉じゃなくて、サウナで語りたいですね」
ということでお互い我慢できず
初対面なのはすでに忘れて素っ裸速足で大浴場へ

ちなみに頭から
こっそり私のルーティーンを教え
半強制的に付き合わせてしまった、申し訳ない

というのもスカイスパ、塩サウナがあり
そのクオリティもかなり高い

塩サウナというのは
私の中で
洗体・湯通し・水通しなど
サウナに入る前のウォーミングアップとして
あかすりの次に最上と思っている

塩サウナで余分な毛穴汚れは
洗体以上に消え失せ
更にサ室の熱さが
角質を柔らかくし、通常の洗体での効果を大幅に上回る

そしてなんといっても
アロマの香りが仄かに香り居心地がよい
青りんごの香りらしい
湿度も最高
サウナクーラーさんは
初のスカイスパということだったので
無理やりにでも塩サウナに入ってほしかった

シャワーで塩を洗い流し
水風呂できゅっと身を引き締めたら
その高心拍数のままドライサウナへ



ほっ、やはり、静か。



ドアを閉めると、ふっと現れる静寂
そして目の前の絶景

そこからは単独行動
勿論、マナー的にも
店側からの事前注意もあり
言葉を発することはないが
やはりお互い熟練サウナー
ドラクエ的行動も起きず
いつの間にか各々のペースで2時間経過

そして終わった後は感想会

サウナは映画と似ている
各々の感覚で集中して愉しみ
その愉しさを言語化して
あれよこれよと共有する
その瞬間が何よりの酒の肴

昼間からビールをぐびり
また笑いながらサウナに入れることを祈りつつ
横浜を後にした

またいつかどこかのサウナで！

出会って5秒で熟練プロサウナーフィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 東京は上野


久々に旧友と出会い
昔話を語らう愉しい一時
しかし
そんな時でも疼いてしまうサ欲
このまま、友人宅に止まれば
明日の朝、サウナ入れないし…

熟考(1分)の末、彼の自宅を後にし
タクシーの即乗り
向かった先はサウナセンター
遂に待望のサウナセンターだ

しかし現在時刻は何とAM3時
もう流石に眠気には勝てず
明日の朝ウナに備え就寝

起きたのは朝10時
よく寝た、さて目覚ましのサウナへ

しかし
サウナセンターのファンなら
お気づきだろうか




そう

10-11時は清掃時間なのだ




6F大浴場に大きく掲げられた
「清掃中」
の看板に現実を突きつけられ
暫し呆然、頭の中は真っ白

すぐチェックアウトできる準備をし
30分程瞑想し
サウナのみに集中できる精神状態を創り出し
あとはサウナに入るだけの状態で
11時を迎え即in



中はジェットバスと水風呂とシンプルな構成
光が満遍なく取り込まれてて
陰湿な雰囲気は全く無し
しかし、何故か人が多い
皆11時を待ち構えてたのか？
もしかして11時前からやってた？

熱め広め石たっぷりストーブの
眼前に鎮座し瞑想を続けると
またもや人、人、人
いつの間にか満席
そして自分もいつの間にか
限界を迎え水風呂へ

温度は15℃以下とみた
久々に冷たい水風呂、嬉しい
足がビリビリする感覚を
久々に堪能しつつ
ずっと不思議だった入口手前の扉

あけるとヒューっと冷たい風が




まさに、これは。

整い椅子に鎮座し
目を瞑れば辺り一面に広がる
秋口、春先の北海道の外気浴
しかも無風微風の
一番絶好調な天候を完全に再現


最高コンディションの天候を
季節関係なく再現できてるのは
ここの冷凍サウナだけだ
しかも頭上のスイッチを押せば
上の扇風機が冷気を撹拌

ありがたや、でととのったや、
しかし、リベンジ必須
次は必ず昼inで。と、心に決めて



リベンジマッチソーマッチフィニッシュ


追伸1:
ホスピタリティ◎
「サ室」の入口に麦茶、水、そして塩
脱衣所の入口では無く、だ。
脱水症状とは無縁

「サ」巡りシリーズ in 東京は錦糸町


サウナ界のディズニーランド
漢たちの最後の大楽園
ここ、ニューウィング

正直、人気の独り歩きと疑っていた
数時間前のそんな自分を
途轍もなく恥じている

何も言う事はない



最

高



大都会錦糸町駅に降り立てば
徒歩3分に聳え立つ好立地

然し着いて愕然とする

「満員御礼」
店員からは
「とんでも無く混み合っています」

涙を堪えながら入場したが
人はあまり居らず

そう、恐らくだが
快適な人数に制限する為の大行列
この時点で幸福度はうなぎ登り

あつ湯は本日イベントで44℃
勿論有無を言わず飛び込み
ヒーヒー堪えながら隣の水風呂へ

2種類あり
一つは何と1数人は入れるプール
しかも16℃、快適度Max

隣のミニ水風呂は
ボタンを押すと水ミストが四方八方から
うわ、楽しいなんだコレ

そして水風呂からよく眺めると
整い椅子、椅子、椅子
多いよ、どんだけ整えばいいのだ

そして椅子の目の前には扇風機
疑似外気浴までさせて頂けるのか

そしてサウナはボナ
湿度良好、温度も高め
黙って1分で滝汗

その隣は準ミストサウナ
店員さんが定期的に
ラドルで
シャワーで
フローリュ
ロウリュ
フロアの温度は一気に最上

プールで優雅なひと泳ぎし
扇風機の前にドカンと鎮座



あ、むり、すごい、むり



幸せすぎて気持ち良すぎて
怖くなる現象発動

ここの水風呂とサウナは
不思議な事に
いつもより1、2、3分
少し長くいてしまう

そして最後は
スタミナ定食
え、ここは飯まで美味いのか

施設の全ての素晴らしさに
圧倒されながら
時間の足りなさを悲しみつつ
後にした



都会のオアシスフィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 東京は浅草


隅田川とスカイツリーを望む
絶景露天風呂でととのう
ここ、ドーミーイン浅草

本日はドーミーインでは珍しい
カプセルタイプの格安ルームを陣取る
のはずだったが
通されたのは個室
そう、個室のキャビンタイプ

ただベッドが二段になるだけで
他の快適さは変わらず
値段だけが安くなるという
何ともお財布に優しい親切設計

感謝を懐きつつ浴場へ


他のドーミーインに比べると
細かなところに老朽化が目立つが
それでもやはりドーミーイン
清潔感は他の施設より
群を抜いて素晴らしい

私も色々なサウナを巡っているが
やはりドーミーインは満足度が一味違う

気になったのは
入った瞬間のさっぱりとした
柑橘系の爽やかな香り

そう、内風呂には
大量のレモンが浮いており
その匂いが浴場に充満
リラックス、リラックス

肝心のサ室は
最初、温度は意外と控えめかな？
と思いつつ上段に行くと熱風
1分もいれば
汗が止め処なく洪水のように

なんせ温度計をみたら100℃
そりゃ熱いわけだ

水風呂は20℃弱で
いつまでも浸かれる
しかししっかり冷える温度

そして露天風呂へ




おお、きれい




目の前に広がるは
広大な隅田川に
手の届きそうな位置に
聳え立つスカイツリー


スカイツリーを横目に鎮座





ほっ、、、





ありがとう全て。
生きてて、よかった。


ニューシネマパラダイス10回分位の感動は軽くありましたフィニッシュ





追伸1:
正直サウナと同じくらい感動した足湯
気づいたら1時間以上いた

追伸2:
夜を5倍位上回った朝ウナ
ここは朝がダントツでいい

「サ」巡りシリーズ in 東京は上野


上野駅の目と鼻の先
スタイリッシュなデザインの表構
本日からの住処はここ、SHIZUKU

建物全体が小ぢんまりとしているが
広々と清潔
カプセルも通常より広々で快適

ということで浴場へ
全体的に小ぢんまりとしており
広々とした浴槽が一据え
ぎりぎり二人が入れる水風呂が一据え

そしてサ室も小ぢんまり
快適な人数は4人か
時計近くに常に置いてある匂い袋
ここから仄かに香る
爽やかなミント系の香り
こういうちょっとした気遣いは嬉しい

そしてオートロウリュがあるのか？
ストーブ上にシャワーの様なものが
しかし味わう事は叶わなかった

そんなこんなで数セット
満足しながら最後に再洗体
ふと目を落とすと
「Cool」と書かれたシャンプー達

そう、メンソール入りの
スースーするシャンプー
そしてボディソープだ

久々に使うとヒリヒリするほど
冷たく気持ち良い
更に拍車をかける為
水シャワーで追い打ちを掛ける



あ、冷たい冷たい
キツイきつい

あれ、この状態でサウナ入ったら
どうなるんだろう…



ということで再度in



あ、やばい



皮膚でメンソールが熱波と戦う
そして徐々に溶け合い調和する
寒さと暑さのマリアージュ

これは、気持ちいいぞ？
と言う事でこれは今後も続けていきたい



命名「クールブースト」



何だか某煙草の様な名前だが
サウニング前にぜひお試しあれ



クールブーストでエクスタシーブーストフィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 静岡は熱海


私事ながら
人生初の熱海

暖かい日差しと
気持ち良い潮風に当たりながら
坂道を下る事約10分

海の目の前にそびえる
オーシャンビュー絶景温泉
ここ、シーサイドスパ

地元民曰く
やはり温泉の街だけであって
サウナには特別力は入れてないとの事
しかし、サウナーたる者
サウナ無しの施設を選ぶわけにはいかない
悲しいサウナーの性である




しかし、今回で
熱海は温泉だけではない
そう確信したサウニングであった




なんと素晴らしいことに
90℃以上の温度で
30分間隔のオートロウリュ
これは素晴らしい

水風呂はサ室を出て一歩
樽風呂となっており
一人が悠々と入れる大きさ
しかも掛流しで常に冷たい
が、心臓に刺さる温度ではなく
初心者にも優しい

時期だからかも知れないが
人も少なく、水風呂の待ち時間はゼロ

そして露天の整い処は
防風壁があり
身体の粗熱を拭い取る
程良い潮風が心を落ち着かせる




はぁ、さいこう。





さて、露天風呂でもはいるか。


ん？


何故だろう、目の前にカップルがいる
ん？カップルがこちらをみてる…？







そう、ここ、
「露天風呂が丸見え」
数十メートル先は
車道、歩道、展望台があり
展望台とちょうど同じ程度の高さに
露天風呂があるのだ

さらに
上を覗くと客室のベランダが

ラグジュアリーなホテルで
スパ内もオシャレでキレイなのに
まさかの露天風呂でのガバ

愉しませてもらったが
流石に外の方のご迷惑になりそうなので
極力肩まで浸かる

勿論露天風呂はこれだけ開放的なのもあり
目の前は絶景のオーシャンビュー

愉しく面白い、熱海の一時を過ごした


キャー丸見えーゴメンナサイーフィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 静岡


JR静岡駅から2駅
用宗駅から徒歩10分でオーシャンビュー
そしてサウナが
ここ用宗みなと温泉

アクセス良好
海で遊んだ後の帰り
ひとウナやりたいときに最高だ

といっても
ついでのサウナ、という訳ではなく
設備は新しく清潔感溢れ
サウナだけの目的できても
十二分に愉しめるサウナであった

GWも終わりの頃の入店の為
人も疎らであろうか
何時もの風景を知らないが
人は多くなく、サ室も常に2,3人

その割にサ室・水風呂共に
10人以上は悠々と快適に過ごせる広さ
かと言って、繰り返しとなるが
「ついでのサウナ」ではない

温度も90℃を超える文句なしの高温
そして水風呂も心臓がきりりと締まる
15℃前後の体感

そしてなんと言っても
仄かに潮風が舞い込む
高天井の広々とした露天風呂

そこにあるベンチにふらりと寝転べば
極楽浄土を疑似体験
死せずとも味わえる
極楽浄土オーシャンビューのサウナ

しきじに存在感を奪われてしまい
他県来訪者からは認識が薄いが
是非訪れて頂きたいオススメサウナ

隣にはブルワリーも併設されており
日によって変わるとも言われている
気まぐれIPAも風呂上がりの一杯として
格別至高


アイラブ用宗ラブゴー用宗フィニッシュ

「サ」巡りシリーズ in 静岡


薬草サウナと駿河の天然湧水
といえば
サウナーなら10人中10人が
同じ答えを返すだろう



そう、とうとう訪れてしまった
サウナーなら一度は訪れたい
「サウナしきじ」
が、聖地というのに私は
いまいちしっくりこなかった

というのも私は生まれも育ちも北海道
北海道の大自然に比べれば
素敵な水も薬草も
どれも霞んで見えてしまい
そこまでの素晴らしさは
無いだろうと高を括っていた

そう、高を括っていた、のだ



甘かった。
そこには確かな感動があった。


センスの良い
陽気な80年代洋ロックに出迎えられin

まず驚いたのはサウナではなく薬湯
はいってすぐ脇にあるのだが
カレー4割、紅茶4割、麻婆豆腐2割
を濃縮したような
強烈な香りの暴力

だが、浸かって暫くすると
不思議と心は安らぎ
身体の緊張はみるみる溶けていく

で、先ずは先人に見習い
オーソドックスなしきじ入浴法と言われる
ストロングスタイルでスタート


フィンランドサウナは適温
しかし、心を落ち着かせる
だが、初めて香るような独特な香りが
辺りを包み込んでいる
これはなんだ？
しかし、薬草の匂いではない

で、ふと温度計を見ると「120℃」
え、本当？
しかし温度計に脳は動転し
汗はみるみる吹き出て5分持たずout

そしていよいよ水風呂へ
温度は16℃か
で滝行
赤子の首なら容易に折れそうな中々の水圧
掛流しの湯口から溢れ出る水を
手で掬い取り、ごくごくと
うん、最高だ
※味の違いは正直わからない

そして呼吸が寒くなったら
いよいよ薬草サウナへ



え、ぬるっ
あら、予想外残念
まぁ20分いれば暖まるか
そして薬湯を更に抽出したような
強烈だが身体を内から解す香りに
段々と居心地も良くなってきた
と思えば


ぷしゅーっ


という不穏な音
と共に現れた白い蒸気
そしてみるみる上がる体感温度
熱い、熱い
指を動かすだけで途轍もない熱さ

体感は

「沸騰したやかんの口」

一旦外へ出て
水風呂に飛び込み
身体の雫を拭き取り
目の前のベンチで瞑想開始


あ、すごい
ありがとう。


感謝の心と
尋常じゃないあまみが
身体の内から外へ
止め処なく溢れ出す


来てよかった
これが、しきじ。


お薬ガンギマリパーリナイ(合法)フィニッシュ


追伸1:
ヨーキング来てて笑った

「サ」巡りシリーズ in 山梨は甲府


熱々サウナに無限冷泉、岩造り露天風呂と
銭湯のクオリティを大幅に超えてきた
ここ国母温泉

小雨が降る中
お散歩がてら宿より30分弱
気づけば雨も上がり
看板が見えてきた事に興奮


外観見た感じ風情はあるが
兎に角でかい
札幌の月見湯より
一回り小さめくらいの大きさはある

よくある銭湯番台ではないが
入口すぐ左手の受付で支払いin

うん、脱衣所も広い

そして、人がほぼ居ない
上がる前に人が入ってきたが
ここも喜久乃湯と同じく
客のマナーが極上
甲府サウナーは素晴らしい。



温度の違う風呂が3種類に、露天岩風呂
そして中には3人は悠々と入れる水風呂
銭湯とは思えないクオリティに
思わずニヤつく


水風呂は
20℃は超えているが
ここも冷泉

コップが置かれているので
飲泉も可能なのか

飲んでみると遥か彼方に
微かに温泉の香りが

と言う事で普通の飲泉より飲みやすく
ガバガバ飲んでしまった
大丈夫だろうか

サ室は喜久乃湯同様ボナサウナ
個別マットがあるためお借りし
上段に座ると、なんだか尻が熱い
そして手をつくともうそれは鉄板

椅子の直下にストーブが通ってる様子
ボナにしても
ちょっと遠慮がない強さに思わず笑う

そんな雰囲気でわかると思うが
思ったより温度が高い
そしてボナはやはり湿度が高く
苦しさが全くない
これはボナの特性なのか

そしてサ室の中には
またしても既視感のある注意書きの多さ



ここでやっと気づいた
ボナサウナは注意書きが多い
と言う事に



というのも
普通のストーブと違って
ボナは格納式と言うこともあり
メンテナンス性が悪く
しかも椅子や床から漏れ出た
水により故障率が高い

その為止む無く店側が注意を
客に念入りにしなければいけない
と言う事だ

しかしボナを
こんな格安で提供してくれる
店の努力も地元民も
理解しているのだろう
だから客のマナーも自ずと良くなる



いいボナには
いい客が集まり
いいサウナとなる



銭湯の見抜きポイントの一つは、ボナだ。


ボナボナボーナーフィニッシュ



追伸1:
ここも全然サ活ない
サウナ好きから注目されてない気が


サウナー各位
もし甲府に訪れることがあれば
是非、喜久乃湯か国母温泉へ
甲府は、ドミだけじゃない。