ログホテル ザ メープルロッジ
ホテル・旅館 - 北海道 岩見沢市
ホテル・旅館 - 北海道 岩見沢市
「サ」巡りシリーズ in 北海道は岩見沢
1年ぶりに訪れたのは
人里離れた山奥にポツンとそびえ立つ
ここ、メープルロッジ
札幌は雪もほぼ溶け切ってしまったが
岩見沢はまだ
根雪が背丈以上ある
到着時、車の数が割と多く
混雑を覚悟
土曜の来訪に少し後悔
サ室も案の定満席
浴槽へとぼとぼ歩き戻っていると
後ろから
「空いたよ」
の声が
振り向くとロウリュの追加水の
ボトルを持った常連さんが
粋な親切にお礼の一言
サ室前には
風除室があり
その中には掲示板が
「空席」「利用中」の札が7枚掛けられ
入サ中はひっくり返し
人数を把握できるようにしておく
というコロナ対策、関心
※やってない人もいるので結果意味をあまり成してないが
私はストーブ眼前の角に陣取り瞑想開始
すると先程の常連さんが
座ってまもなく
雑な無言ロウリュ
これでもかという量の水を
ジャンジャン掛けていく
その後も定期的に
しかも
「そろそろ掛けようかな」
と思う絶妙なタイミングで
心のなかで拍手と感謝を贈りつつ
私も無言で灼熱の熱波を
全身に浴び続ける
ストーブの温度がとても高いのか
はたまた石の蓄熱性が高いのか
どれだけ水を掛けようが
瞬間的に蒸発し
石も常に大音量で叫ぶ状態
ガーデンズキャビンや
北海道ホテルとは
比にならない火力、パワー
そして常連さんのお陰で
常に火傷するかどうかの
高熱水蒸気に蒸され続ける
灼熱地獄の様相を呈した
サ室の完成
個人的にはサ室はこう有るべし
と思っているが
いつもならどうしても
他の客の顔色を気にして
ここまでできない
ただ、面白い事に
サ室にいる全員が
顔色変えずに
その熱さと向き合っている
そう、全員サウナが
大好きで大好きで
たまらない
サウナ愛好家しか居ないのだ
それもそのはず
岩見沢の辺境地に
車でわざわざここまでくるのは
サウナ好きしかいないのは納得
サ室を出たあとも
外の整い椅子には
ボケーッとした
恍惚の表情を浮かべた
サウナーの顔ぶれ
一言も話すことはないが
謎の一体感を感じつつ
私も整い椅子へ鎮座
気温も丁度良く無風
大自然の静寂の中
完全な整いを5セット
是非とも次は
コテージに泊まり
プライベートサウナを満喫したい所
山奥でひっそりこっそり
まるっと大自然大満喫フィニッシュ
男
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