地図からサウナが探せる！

金町湯

銭湯 - 東京都葛飾区

galacticoman

2024.02.28

1回目の訪問

取引先からの直帰。前日からここへ行くと決めていたので迷わず直行。
銭湯サウナ新規開拓の回。
レトロで立派な外観。いつも下町の銭湯はワクワクする。
さっそく入店。
昔ながらの番台風の受付も雰囲気よし。支払いを済ませて男湯へ。
赤富士の壁絵がどんと鎮座する浴室はこれぞ’ザ銭湯’の佇まい。
サウナ、水風呂、内風呂2種類、内気浴椅子2脚に外気浴ベンチで、狭いながらも良い仕様。
いつものルーティン通り洗髪洗体バイブラの湯に5分、さっそくサ室へ。
ビート板と言えば聞こえがいいが、ジャバラのへたったスポンジを手に取り入室。
こじんまりとした4名定員のサ室は、ほんのりアロマが香る。素敵なタイルと木の椅子。明かり取りの窓には動物たちが整っているフィギュアが並ぶ。かわいい。少しだけ湿度を帯びたサ室は開閉のたびに88-94度を行き来しており、冷風と温風が交差していて忙しい。約10分で退出。
水風呂へ。なんてことない普通の水風呂だがこの銭湯の雰囲気に妙にマッチする浴室のタイルを眺めながらサ室と色違いなのねなんて思いながら束の間の2分弱。
外気浴へ移動。6畳程と思しき空間を取り囲む7-8名掛けの木製ベンチに腰掛けると、程よく外気が流れ込む。板の壁一枚で隔てられた側道からの物音もまたなぜか安心する。
こんな感じの3セットで今日は終了。
おそらく家族経営であろうと思われるこの銭湯は、自分たちでできる限界までキレイに整えられていると感じた。同時に状態を保とうとする強い意思が至る所で喚起される注意書きに現れているように見える。地域の民度が良い悪いなんて関係なくオーナーの心意気を受け入れたい。
高規格かどうかとか、動線がどうだとか、サウナ水風呂外気浴スペックがどうとかは二の次。人間模様と生活感を銭湯サウナでは楽しみたい。と言う訳で今日もとても満足でした。
さて千代田線の長旅、寝て帰ろう。
ありがとうございました。