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2019.08.19

1回目の訪問

ノーベル

[ 東京都 ]

本当に狂っているのは僕か、世界か、ノーベルか。

中に入るとまずは誰もおらず、ロビーでキョロキョロしていたところ、カウンターの奥からスッと出て来た店員さんに開口一番こう言われました。

店「今ちょっと暑いですけど、大丈夫ですか?」
僕「えー…っと、あー、休憩室がってことですか?」
店「というか、全部です。全体的に暑くて。だから今ドア開けてて」
僕「あー、なるほど、全部」
店「はい全部、暑い」

券売機でチケットを買って出すより先に、カウンターの上にはフェイスタオルとバスタオルとサウナパンツのような短パンと髭剃りと歯ブラシセットが置かれていました。

明らかに初見な僕に対しても特に説明のようなものはありません。これは所謂"自由系施設"であるということの無言による説明です。

暑い休憩所のカウンターにプラスチック容器に入った麦茶のようなものが置かれていて、フリーの飲料はこれしかないようです。

浴室を含めて時計はどれも違う時刻を指していて、一つに関してはもはや止まっていて、正確な時刻を知ることは難しく、お風呂の温度計は47℃(そんなわけない)、水風呂は23℃(もっとちゃんと冷たい)を指しているので、多分壊れているのでしょう。

サ室に入ってみると、敷いてあるマットがこれまでに経験のない異常な熱さになっていました。
室内の温度もイイ感じに熱いんですが、それよりもマットが熱すぎてお尻と足の裏が焼けるようで耐えられなくなり、1セット目はその勢いで水風呂に行きました。

どげんかせんといかんと思って、思いついたのが、サウナパンツのような短パンを本当にサウナパンツとして利用する、という自由系施設ならではの発想です。
足の下にはフェイスタオルを敷きました。これでバッチリ本来のサ室を味わえるようになりました。

そう、ここでは全てが狂っているのです。常識は一切通用しません。

だがしかし、よくよく考えてみると、そもそも3週間強もサ活を休止してからの復帰1発目にノーベルを選んでいる僕の方ががむしろ狂っているんじゃないのかと思い始めました。

でも、ちょっと待ってください。
人のこと狂ってる狂ってる言ってますけど、現在の世界情勢、どうなんでしょうか。
自然現象にしたってそうです。ここ数年の気象とか、狂ってると感じませんか?

もしかしたら、ノーベルは時代に取り残されただけであって、狂っていたのは世の中の方だったのかもしれません。
ノーベルは、ただ変わらなかっただけなのかもしれません。

今後、ノーベルが時代に迎合してリニューアルすることを強く望みます。

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2019.07.24

2回目の訪問

水曜サ活

境南浴場

[ 東京都 ]

泣きに来たわけではない

んです。
水曜日なんで、普通に水曜サ活しに来ただけです、KNYJにね。

こちらを初めて訪れたのは、去年の3月。
僕はまだ駆け出しのサウナーでした。

書籍「銭湯図解」が発行される約1年近くも前の話ですが、著者の塩谷(歩波)さんは当時から「あの銭湯サウナには泣きに行く」という趣旨の発言をイベント等でよくされていたと記憶しています。

それを聞いていた当時の僕としては、

「ちょっと何言ってるか分かんないっスね」

という感じでした。

泣きに行くとは、一体どういうことなのか。

泣きたい人が泣きやすい環境ということなのか。
はたまたメンタルが不安定な時に行くと、癒され過ぎて思わず涙が溢れるのか。

行ってみても結局よく分かりませんでした。
よく分からなかったからなのか、なんなのか、あの当時のKNYJの記憶すらあまりありません。

同年6月、小杉湯で開催されたイベント「夏至祭」で頒布された塩谷氏著の「サウナ本」というコピー本においても、サウナレポートコーナーというコンテンツの中で"泣きに行くサウナ"として紹介されているんです。

だからその"泣きに行く"というワードだけは強烈に残っていながらも、何が"泣ける"のか、もしくは、泣けるではなく"泣きやすい"ということなのかどうなのか、みたいな部分が分からな過ぎる、という。

そんなモヤモヤを抱えつつ1年ほどを過ごし、ついにその真相に迫るべく、今回やって来たわけです。
とりあえず、泣く要素は一つもない状態ですが、どうなんでしょ?ってなもんです。

サ室に入ってビックリしたことがあって、それは、サウナーとしての経験を積んだことが少なからず影響していると思うんですが、やたら顔に汗をかくサ室なんですよね。

いや、気持ちいいんですよ。
気持ちいいから全然いいんですけど、めずらしいな、と。

他のサ室でこんなに顔に汗かくかな?っていったら、そうでもないと思います。
経験を積んだからこそ分かるディテールですよね。

だから、顔に流れてるのが汗なのか涙なのかが曖昧になって、恥かし気もなく涙流せるかも!
みたいなことに気付いたんですよ。
なるほど、と。勝手にね笑

そんなことを思いながら、「銭湯図解」のKNYJのページを読み返してたら、
コラムの〆に塩谷さんが全てをまとめるような一文を既に載せてましたよ。

「問題はまだ何も解決していないかもしれないけれど、なんとかなるような気がした。」

まさにこれに尽きる。

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2019.07.21

10回目の訪問

松本湯

[ 東京都 ]

「大将タイム」って時間があるんです。

まぁ、簡単に言うと三代目大将の入浴時間ってだけなんですが。
この時間が実は重要なんですよ。

松本湯に定期的に行くようになってきた頃から、なぜか自然と行く時間が固定されてきちゃって、その時間が大将タイムと偶然被るようになっちゃったんですよね。偶然偶然!
だから毎回大将タイムに行ってるんですけど。

大将タイムのサ室がねー、やけにあつくて。
すごいあついんですよ、ストロングに。
いや、分かんないですよ? それ以外の時間もあついのかもしれません。
でも、毎回大将タイムなんで、信じるしかないじゃないですか。

まだ定期的には来てない頃の話ですが、ここだけの話、ちょっとセッティング甘かった時とかあったんですよ。
その頃ちょっと離れたことありましたもん。若者(ビギナー)の松本離れ、加速してました。

その後1回ハマって、そっからは来続けてるんですけど、でも大将タイムしか来てないから、他の時間が今どうなってるのかは分かんないんですよね。

水風呂はいつもキンキンです。これは確かです。
たまにはぬるい時も作ってみたら? って思うくらいに完全にいつでも冷たいですね。まぁそれでいいし正しいんですけど。
松本湯はあつ湯がないので、水風呂は基本サウナ専用になりますよね。それぐらい冷たいです。

大将タイムについては具体的な時間はここでは言えないんですが、(大将タイム)後半くらいの時間帯がちょっと空いてきて、またいいんですよ。
あっついサ室が空いてるっていう、貸切もあり得るくらい。

あついサ室。貸切。ジャズだかブルースだかみたいなBGM。待っているキンキンの水風呂。

ここが天国じゃなくて、この世のどこに天国があるのか。

さすがにそれは言い過ぎですけど、これは整いますよ~。
大将タイムがやっぱり至高なんだよな~。

あ、8月5日にレジェンドゆうさんが来るらしいです!激アツですね!
写真は公式Twitterより。
「なんと受けられる!」って、面白い表現笑

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2019.07.19

1回目の訪問

カピバラさんちのお風呂

みたいなイメージありました。
だってカピバラさんて、楽天地スパに毎日いますよね?

だからお客さんもカピバラさんみたいな人たちがいっぱいいるのかなぁ~って。
会ったことないですけど笑

前にサ活で「俺も昔は炭酸泉界隈でブイブイ言わせたもんよ」みたいな偉そうなこと書いたら、カピバラさんからコメントで「だったらウチにおいでなさいな。炭酸泉も沸いてるよ」みたいに言われたもんで、

え、錦糸町でNW以外の選択肢だと!?
しかも"濃度に自信あり"な感じの炭酸風呂も興味あるし、こいつぁアツアツ物件ですがな!

ってなって、「次回の錦糸町は楽天地一択です!」とか大見得切ったんですが、その月の月末が春キャン割チケの期限だったって理由で、NW行っちゃったんですよね笑

ということで次の錦糸町を虎視眈々と狙ってたんですが、ついに待望の初訪問です!

短いコースが60分コースしかなかったので、短すぎることは分かっていながらも、今回は60分コースをチョイス。
だって仕事終わりだし、錦糸町遠いし、帰ってOAでドラマ サ道見なきゃだし笑

でもですね、初めて60分でサウナやってみましたけど、全っ然ダメですね。
もう二度とやりません。

というか、こんな良い施設を60分で去ってしまってはもったいない。
ゆったり たっぷり の~んびり♪ じゃないと!

でもここ、11時から1時間に1回、1日15回ロウリュやってるんですよ。大体どのタイミングで入っても、60分コースでも1回はロウリュチャンスあるってことです。
ヤバくないですか?
いやもちろん知ってて行ったわけですけどね。なのでちゃんと21時のロウリュ、参加しましたよ。僕にとってはこの回しかないわけですから。

サ室、満席ですよ。数えたら33人いました。
とっとと1セット終わらせてすぐ入って良かったですよ。こんなにいっぱいになるんですもの。ほとんど休憩してないから水通しみたいな状態で入りました。

ikiにこれでもかってくらいのアロマ水をドッボドボかける演出(?)は見てて面白かったです。僕もやりたい。

あ、肝心の炭酸泉は、濃度、結構濃かったですよ~。
さすがですね、カピバラさん☆

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2019.07.14

2回目の訪問

高砂湯

[ 東京都 ]

清潔感

って、めちゃ重要!…なんですよ。

女性が男性を見る時にかなりの割合で重要な要素となると思われるのが、この"清潔感"。
これはですね、世の男性にはちょっと難しいのかもしれませんが、本当なんです。

世の中ね、顔かお金かなのよ(回文)

という世迷言を信じてる人も少なくないと思われますが、確かにそれもなくはない。
なくはないけど、それだけじゃないし、それよりも大事なことはある。

清潔感は、大事なんですよ。
大事過ぎて、実はそれって同性にも当てはまったりします。

恋愛には関係ないんですけど、例えばショップの店員一つとってもそうだし、例えば仕事とか、取引先の担当者とか。そういうのも含めて。

清潔感があるかないかで、印象って結構違ってくるんですよね。
全然気にしない人もいるのは分かってるんで、そういう人は僕の別のサ活を読んでください。関係ないけど。

清潔感からくる好感度。

それって結構大事で、清潔であることって、即ち気持ちいいんですよ。それだけで整うっていう。

清潔感って、優しさだと思うんですよね。優しさが清潔を生む。
清潔なものに包まれているイコール、優しさに包まれているようなもので、目に映る全ての事はメッセージなんじゃないかって、そんな気にもなっちゃいます。

ということで何が言いたいのかと言えば、
高砂湯が清潔だってことです。
だから気持ちいいんです。

昭和元(1926)年創業で、大幅リニューアルはなんと平成元(1989)年。今年は令和元年です。

直近のリニューアルが4年前(2015年7月)とはいえ、それでも4年は経っているということです。
今でもピカピカの状態を保っているのは、ひとえに清潔感に対する高砂湯の情熱のたまものでしょう。

あ、あと露天風呂がいいですよ!清潔感があってね。

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2019.07.13

4回目の訪問

ゆーザ・中井

[ 東京都 ]

ゆーザ中井は、男湯女湯が毎日入れ替わります。

普通に銭湯に来てるだけの人だったら、露天があるのはどっちかって見方になりますが、サウナー視点ではサ室がTV有りか無しかという違いか、もしくはサ室と水風呂が1Fか2Fかという違いで分けられると思います。

また、水風呂の広さも違うので、広い方(1F)か狭い方(2F)なんですが、普通に銭湯に来てるだけの人にとってはあんまり関係ないんで、入れ替え上等!ってなもんでウェルカムですが、サウナーにとっては上記の違いは体験的に色々と影響してきます。

今日は1F、TVあり!
前回と同じです。

ということで一般(?)的には露天なしですね。
露天は外気浴に使えるのでそれはそれでいいんですが。

広い水風呂に入りながら考えていたのは、水風呂のバイブラについて。
バイブラの有無も好みによりけりだと思いますが、2Fはそもそも不可避なんで、"無し派"はあまり好みではないかな、と。
1Fはバイブラ当たらない場所もあるので、その分選択の自由があります。

そして、水風呂イリュージョニストの僕としては、広さはもちろん大事だし、バイブラの力で全身をより浮かせやすくすることができるので、今回もばっちり通常版のイリュージョンスタイルをキメさせてもらいました。整いました。

ということで、同じような嗜好をお持ちの方は、ゆーザ中井は1F狙いで行くのがいいのではないでしょうか。

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2019.07.11

1回目の訪問

僕が初めてテルマー湯を訪れたのは、一昨年の2月のこと。

当時のテルマー湯はオープンから一年半経っていましたが、そんなに混んではいませんでした。

訪れたきっかけは、その頃ハマっていた炭酸泉です。
その中でも特に力を入れていたのは、「どこが最強の濃度を誇る炭酸泉なのか」というのを、数々の温浴施設を巡って探す旅というものでして、ほぼ関東圏内限定ですが、結構遠征などもしながら楽しんで回っていました。

そんな中で飛び込んできたのが、

「どうやら新宿のゴールデン街の片隅にあるスーパー銭湯に炭酸泉があるらしい」

という衝撃の情報でした。

まずはその立地です。
そんなところにスパ銭があるなんて、それだけで驚きですよ。耳を疑いますよね。
都心も都心の大都心。
それも、よりにもよってゴールデン街ですよ。

スーパー銭湯といえば、大抵ちょっと郊外にあって、親子連れが土日とかに行って一日を過ごす場所、みたいなイメージだったので、

「そんなところで大丈夫か?」

ってなるじゃないですか。

あと客層も気になりますよね。
歌舞伎町なわけですから、水商売の人とか、その酔いどれの客とか、そんなんばっかなんじゃないの?って思うじゃないですか。

なんか、やけにととのわなそうですよね?
まぁ当時はサウナーじゃないんでととのってないわけですけど、そうじゃなくてもなんか居心地悪いんじゃないかとか思いますよね。

でも興味本位で行ってみたんですよ。
そしたら大変!
最高濃度の炭酸泉が、最大(当時)の広さの浴槽で提供されてるわけですよ。
いまだに体感では関東最強だと思っています、テルマー湯の炭酸泉の濃度。


さ、そんなテルマー湯から、徒歩2分くらいの所にあるのが、新宿区役所前カプセルホテルです。
面白い名前ですよね。
ほとんど名前で選んだようなものです。

平日木曜の21時台なんて、泊まり客が風呂入ってるかサ室でTV見てるかだけで、セット繰り返してるサウナーなんか僕くらいしかいません。
しかもみんな一人で来てるんだろうと思うんですが、誰一人言葉を発しないのでめちゃくちゃ静かなんですよね。

お風呂も水風呂もサ室も、全部若干ちょいぬるなんですが、なんかじっくりまったり自由に動けて、結果的にととのいました。

終電なくしちゃったりとかしたら、テルマー湯よりこっち選んじゃうかもです笑

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2019.07.07

5回目の訪問

梅の湯

[ 東京都 ]

僕しかサ活を投稿してない銭湯。

それがここ、梅の湯(新宿区)です。
なんだったら、サウナイキタイに登録したのも僕です。

僕の来店時にサウナを利用していた人は今まで一人もいないので、毎回完全貸切サウナという超VIP待遇を受けております。

「イキタイ」もなぜかゼロです。

でも、サウナ利用者は少ないながらも、Facebookの公開グループ「銭湯サポーター(公式)」では、度々来店記録が投稿されており、銭湯フリークには割と馴染みのある銭湯だったりもしますし、僕も銭湯としては特段悪くないところだと思ってます。

しかし、登録者であり唯一のサ活投稿者として、そういえばちゃんと梅の湯(新宿区)のことを紹介していないなぁと思ったので、今回はちょっと紹介ベースで書いてみようと思います。

まず、梅の湯(新宿区)の良いところと言うと、給水器があるところです。
銭湯で給水器があるところはそんなに多くないですよね?

だから、例えばサウナ利用料金が800円とか900円とか言っても、それに別途水とかスポーツドリンクとか自家製オロポ代とかが加わるから、プラス100円以上だったりするわけです。

それだと結局トータル1000円越えじゃねーか!
ということで地方のスパ銭の入場料以上のコストを銭湯サウナで強いられるわけです。

たまに行くくらいならいいですけど、頻繁に通うサウナーとしては結構な出費ですよね。
梅の湯(略)なら800円のサウナ利用料で追加料金なしという、良コスパ。

サ室についてですが、温度は日によって変動すると認識しています。
今日はあつかった。
でも別の日はちょいぬるの日もあったので、これはもう運です。

水風呂がほぼ一人用で困る感じなんですが、でも大丈夫。
サ室の小窓から浴室も水風呂も見えるんで、限界迎えるちょい前に、立ち上がって小窓から水風呂をチェック。
誰かが入っていたら、ちょっと立ちサウナをしつつ、サ室で水風呂待ちをすれば、体が冷えることはありません。

電気風呂が変わってるんですけど、壁に囲まれた感じでちょいプライベート空間の、寝て入るお風呂なんですよ。で、バイブラなんです。
そこに電気の刺激があるっていう、都内でも他で見たことないような電気風呂。これは面白いですよ。

サウナ飯はお隣の「とんかつ高橋」で決まりです。
夜は居酒屋のような雰囲気で、常連の集まる地元民の憩いの場です。
水・木は定休日なんでご注意ですよ。てゆーか木曜は梅の湯(略)も定休なんで、木曜に来たら何一つ味わえません。

ちなみに僕は、夜の高橋は行ったことはなく、ランチ利用経験のみです!

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2019.07.06

1回目の訪問

香藤湯

[ 東京都 ]

気分はもう北欧。

先月、勝手にフィンランドシリーズやってたこともあって、"フィンランド"って言葉には、私、敏感な方です。
フィンランドといえば北欧の国の一つであるわけで、"北欧"って言葉にもわりかし反応してしまいます。

じゃあ、ということで「上野サウナ&カプセルホテル 北欧」行けよ、と。もうすぐドラマ「サ道」も放送開始するわけだしさ、となるわけじゃないですか。

でも、今いかないんです。まだ行かない。
まず、上野は遠いんですよ。行く用事もないし。
だから待つんです。ひたすら。上野に行く用事と、その用事の合間とか終わった後に「上野サウナ&カプセルホテル 北欧」に行く余裕のあるような日が来ることを待ち続けるんです。

その日はいつかきっと来ます。
先月熊本の湯らっくすに行ける日が突然訪れたように!

だからそっちの北欧はいいんです。
僕が真っ先に来るべきだったのはこっちの北欧ですよ。
JR中野駅から徒歩10分くらいのところにある銭湯 香藤湯さんです。

ハッキリと入口の前にデカデカと「北欧サウナ」って書いてありますからね。
そんな銭湯あんまりないですよ。ある意味サウナ施設より前のめりです。

入ってみると、一見普通の銭湯なんですが、よく見てもやっぱり普通の銭湯です。

だがしかし、湯はちょいあつめ。いいですね~。湯はあつめが良い。ぬるいのなんか炭酸泉だけでいいんです。

サ室行ってみましょう!
うん、明るいですね。おかしい。でも別にいいです。

無音でもないですね。なんか密かに流れてます。これが"ヒーリング系"ってやつかな?
めっちゃ聴き取りづらいくらいの音量でしか流れてないんで、気にしてなかったんですが、2セット目くらいに、ん?ってなって、よく聴いたら、

パ~~ パラララ~パララ~ パラララ~パララ~♪

って、微かな感じで「フライデー・ナイト・ファンタジー」かかってましたね。
僕らの時代の金曜ロードショーと言えばこれでした。夕日と海とヨットハーバーですね。
決して「金曜ロードSHOW!」なんてタイトルではないですよ!

水風呂は覚悟してたんですが、若干ぬるいです。
でも気持ちいい。
塩谷(歩波)さんが言ってた「杉並区辺りの水はイイ」とか言ってたのはこのことか!って思いましたね。
ちょーっと小さいんですが、貸切状態だったこともあって半イリュージョン(膝を少し曲げた状態のイリュージョンスタイル)もキメられました。ありがとうございます。

香藤湯、ここが私のアナザー北欧。
整った。

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2019.06.30

1回目の訪問

中村浴場

[ 東京都 ]

隠れ家的サウナ。

ブログやSNSで情報がシェアされることが当たり前になった今の世の中で、かつ、昨今のサウナブームなるものが今後もさらに拡大していくことになったら、そのような呼ばれ方をする施設も出てくるかもしれません。

それがこちら、西武池袋線 中村橋駅から徒歩5分くらいのところにある銭湯、中村浴場さんです。

こちらの銭湯は、1961年の創業で…と、それだけ聞くと古めかしい感じがしますが、1993年に現在のマンション内銭湯として生まれ変わったため、見た目も中身も割ときれいめな印象です。

サウナもあるんですが、サウナイキタイの施設情報は少なく、僕が投稿したこのサ活の前にはチェックインが1件あっただけでした(しかも今月笑)。

これは!
って、思いますよね~。ワックワクしちゃうね~!
得体の知れない銭湯サウナに乗り込む時のこの気持ち!たまりませんな~

ということで早速来たんですが、Google先生でも「通常はやや混んでいます」と書いてあっただけあって、普通に結構お客さんがいました。

じゃあサウナーがいないのかというと、いました。
若いサウナーも数人いました。

よく考えてみれば、地元の銭湯に昔から通ってるだけの人たちがわざわざ情報発信しないというのは特に不思議なことではなく、サウナー全員が必ずしもサウナイキタイを積極的に利用しているというわけでもない、という。もしかしたら、ただそれだけのことだったのかもしれません。

だがしかし!
そんなことより、ここ、セッティングめっちゃイイんです!!笑

割りと広めのサ室はアチアチのストロング系で、入った時に見た温度計が96℃だったんですが、sunset目くらいに、なんかやたらアチーなと思ってもっかい見たら100℃になってましたからね。

水風呂は嬉しい16℃。
しかも横に長くてちょっとだけ深さもあるので、貸切り状態の時は、バリバリ通常版のイリュージョンスタイル(後頭部を沈めて踵だけ底につけて全身を浮かせる)キメれますよー!ヤフーい!

イオンウォーターもあったし、水曜サ活もできますよ~!(情報更新しておきました)

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2019.06.26

7回目の訪問

三の輪湯

[ 東京都 ]

帰ってくる場所がある、という幸せ。

またしても2ヶ月以上ぶりのホームです。

そんな感じなんで、「ホームとは何か?」なんてこととか考えちゃいますよね、サ室で!
私も銭湯サウナーの端くれですから、銭湯基準で考えるわけですけど、

ホーム銭湯とは…
・家から一番近い銭湯?
・毎日でも通いたくなる銭湯?(むしろウチ風呂とか呼んじゃってる?)
・週一くらいで必ず行ってる銭湯?

三の輪湯はどれにも当てはまってないんです。
でも、ホームなんですよ。変える気は今んとこないです。

前回が4/18の訪問で、本日までの間、実に28のサ活(銭湯以外も含む)をしております。

せっかくなので、ちょっと振り返ってみましょう!

銭湯には14回行ってます。半分は銭湯が占めてるということですね。銭湯サウナーとしては正しいんじゃないでしょうか。
注目すべきは、その中で2回ずつ行っているゆーザ・中井と松本湯です。
どちらも三の輪湯との距離は近く、ゆーザ・中井に関しては、同じ新宿区であり、その距離は徒歩10分ほどです。

色んなサウナ施設やスパ銭にもイキました。
都内だと初めてのところで、マルシンスパやスパジャポ。気になっていたこり・こりとか、念願のアダイブにも行けたし、オリエンタルデビューも果たしました。

遠征も結構して、富山も行ったし、近いけどひろいサウナとか、ついに熊本 湯らっくすでライドオンしたと思いきや、思いがけずウェルビー福岡に再訪したりとか、実りの多い2ヶ月くらいだったと思ってます。

それでもやっぱり帰ってくるのは三の輪湯であって、他の三の輪湯の近所の銭湯はホームではないんです。

それは一体なぜなのか?
結局答えは分からずじまいでした。

やれセッティングがどうだとか、椅子があるとかないとか、
そういった物理的なことではなくて、精神的なことなんじゃないかと思うんです。

整って、同じように宇宙を感じてるのかもしれないけど、それは違う宇宙であって、
言うなればマルチバースみたいな。
別アースなんじゃないでしょうか。

別アースから帰ってくる場所。それが僕にとってのホーム。
ホームカミング。

ただいま、三の輪湯。またそのうち

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2019.06.23

2回目の訪問

豊島園 庭の湯

[ 東京都 ]

3日間にわたって勝手にやっている ザ・フィンランドシリーズ。
最終日の本日はこちら、庭の湯さんです。

庭の湯は本格的なフィンランドサウナなので、〆には相応しいですね。

まずは水着エリアです。
とりあえず室内のスチームサウナに向かいますよ!
3~4年前だったら、バーデプールでマッサージ風呂的なやつを一通り楽しんでたところですが、今ではサウナ直行です。

このスチームサウナは上から落ちてくる水滴が熱いんですよね、どうでもいいですが。
とか思ってたら、割とイイ感じに汗が出てきました。外に出て外気浴しましょう!
ととのいイスはそんなに数はないですが、今日は空いてますね。雨予報だったからですかね。

21時のアウフグース前ですけど、サウナ小屋、行ってみましょうか!
…イイですね。
3段目ならじっくりしっとり汗かけます。
「サウナは教会に入る気持ちで」並みに静かではありますが、密かにタオル振り回して、セルフアウフグースしてみてもいいと思います。

再びととのいイスで寝っ転がってると、あっという間に21時の2分前。
慌ててサウナに入ってみると、すでにほぼ満席状態。この人達今までどこにいたの?って感じですが、庭の湯のアウフグースは人気ありますから。

終わった後は、もらった氷を口に含みながらの庭散歩に興じます。
"庭"の湯ですからね。外せないプログラムです。
滝がイイ感じですね。しきじを連想しちゃいます。

ということで、いよいよ全裸エリアに移動しま~す。
お風呂ゾーンはガン無視して、サウナゾーンに向かいますよ!

こちらにももちろんあるフィンランドサウナ。
ちゃんと暗め、ちゃんと天井低め、ちゃんと無音、ちゃんとTV無しですよ。
いや~、求めてた部屋だなぁ、これを自宅に持ちたいんだよなぁ、ってしみじみ思ってるわけですが、、、
何か足りないんです。なんだろ?って、しばし考えるんですが、答えはすぐ出ました。

ロウリュです。

「ロウリュはサウナのエッセンス」

これだけなんですよ、足りないのは!

ロウリュしたい。ロウリュが足りない。
アウフグースタイムだけじゃあ物足りないんです!

ということで今回のザ・フィンランドシリーズですが、最後、ロウリュだけは未達ということでフィニッシュです。

これをどうやって補完していくかが今後の目標ですね(極めて個人的に)。

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2019.06.22

1回目の訪問

そしがや温泉21

[ 東京都 ]

整うとか整わないとかではない。 楽しい。

まさかの2日連続で無音サ室で汗かいてます。

しかも、そしがや温泉21のサ室内は、照明暗めのメディテーション系ときてるわけで、さらにフィンランド的な感じ増してますよ。

噂通り水風呂はちょーっとぬるかったですね。
で、ここの目玉は10mのプールなわけですよ!
二度水マイスターの僕としては、プール=二度水に直結するわけですが、ぶっちゃけ二度水って、
冷たい→やや冷たい
とか、
冷たい→ぬるい
でととのうってのが通常であって、
ぬるい→ぬるい
じゃ成立しないんじゃないのかなぁなんて思いながら、いざプールコーナーへ!

楽しい…。

天井は3階建の屋上部分くらいまであってめちゃくちゃ高いので、仰向けでプールに浮かんでると開放感ものすごいです。
そこに打たせ湯(水)が3本も走ってて、勢いも水量も強め。さながらMADMAX✖️3

おまけに馬力ジェットも設けられていて、うぉー!って、体持ってかれては戻って、を繰り返して〜…
とかやってたら、

プールでずっと遊んでんじゃん私!?

と、我に返る。
はい!ここまでがセットです。

整ったか整ってないかなんて気にする余裕もないくらいにプールを楽しむ。
これこそが、"そしがや流"なのではないでしょうか。

冷凍サウナもあるんで、サ室→冷凍サウナの動線で気持ち良さ感はそこでバッチリです。フィンランド式ですね。
フィンランド人は整いとか気にしてませんから。

いよいよ(個人的に)フィンランドが近づいてきたなぁ〜(精神的に)!

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2019.06.21

1回目の訪問

健康浴泉

[ 東京都 ]

家にサウナがあるって、こんな感じなのかな?

と。
そう、気分はもうフィンランドですよ。
フィンランドは水風呂ないけど。

でも、「サウナは教会に入る気持ちで」みたいな意味でもやはりフィンランド的なのではないかと思ってしまいます。
基本無音なんでね。

サ室は無駄に明るいけど、水風呂とかのある部屋は夜は薄暗いんですよ。で、シーンとしてる。
水風呂がFRPの浴槽なので、それがまた"家風呂感"を演出してるんですが、意外とそこそこの広さはあります。

で、公園にあるような背もたれのあるベンチがあって、そこに座って休憩するわけですよ。窓も少し開いてれば外気も浴びれる感じで。

このサウナルームといえる部屋は建物の2階にあって、脱衣所から階段で上がるんです。

こんなにお風呂から離れたサウナは見たことないですね。
代々木上原の大黒湯だってここまで離れてませんから。
サウナのある銭湯というよりは、「サウナと銭湯のある建物」という言い方が合ってるんじゃないかってくらい乖離してます。

まずは銭湯の方で体を洗って、でんき風呂とかを楽しんで、準備が整ったところで2階に上がってサウナで整う。みたいな楽しみ方がいいんじゃないでしょうか。

あと何気に脱衣所に箱ティッシュがあるってポイント高いですね!
銭湯はほとんどティッシュないですから。

それと、ここもイオンウォーターがあるんです(情報更新しておきました)が〜〜……、
またしても、

水・曜・定・休 でーーーす!!

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2019.06.19

9回目の訪問

水曜サ活

松本湯

[ 東京都 ]

ジムサウナとしてのご利用、いかがですか?

サウナーの中には、サウナ目的でスポーツジムに入会している方もいらっしゃると思うんです。
サウナ付きのジムってのも結構ありますし、ジムで運動した後のサウナってイイ感じに発汗しますしね。
そんで、月額払ってサウナ入り放題って超お得だぜー!イェーイ!みたいになってるんだと思うんです、きっと。

で、でもやっぱサウナーってホームはホームであるけど、色んな施設にイキタクなっちゃったりするのと同じ現象で、結局月額払ってんのに入り放題の方にはぶっちゃけあまり行けてない、っていうのが本音なんじゃないでしょうか。知らんけど、と。

そんなあなたに!! じゃないですが、
ジムサウナとしての松本湯のご利用をご提案したいと思います。

今、24時間営業のスポーツジムって流行ってるじゃないですか。
その先駆けとも言われるのが「エニタイムフィットネス」です。またしてもアメリカ産ですね。
今では首都圏はもちろん、地方都市にもガンガン進出しておりまして、その勢いはとどまる所を知りません。

特徴として、一度入会すれば、世界中どこのエニタイムフィットネスでも、いつでも利用できるという夢のシステムとなっております。

そんなエニタイムフィットネスですが、松本湯の近くにもあります。
こちらはエニタイムフィットネス 落合店というところでして、松本湯からは徒歩2分。
徒歩2分ですからね。ちょっとしたショッピングモールの端から端まで歩くよりも近いんじゃないかと。

つまり、もはやエニタイムフィットネス 落合店は松本湯の一部だと言っても過言ではないでしょう! ※個人の感想です

ということで、エニタイムフィットネス会員の方は、是非、落合店で運動した後に松本湯でサウナに入ってみてはいかがでしょうか。

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2019.06.17

2回目の訪問

ウェルビー福岡

[ 福岡県 ]

あれは、去年の10月のこと。

台風の影響で喜界島に閉じ込められ、飛べる飛行機が福岡までは行けたため、急遽降り立った福岡の地。
初めて訪れたこの地を彷徨っていたところ見つけたのが、ここウェルビー福岡でした。

その日以来の2度目の訪問となりますが、前回初見でビックリした、ロッカーの中にペロンと一枚置いてあるサウナパンツ姿になって浴室に向かうというこの謎システムも、今ではすっかり慣れっこです。

ウェルビー福岡には強冷水というトチ狂ったグルシンと、弱冷水というわりには15℃というどこか弱やねんという2つの水風呂が存在します。
どっちも冷たいんですが、二度水マイスターの僕がここで「二度水」しない訳にはいきません。
が、強冷水はさすがにロウリュの後くらいしか入れませんでしたね。

一つ大きなリベンジがありまして、それは前回得体が知れなさ過ぎて入れなかった「からふろ」です。
まだセルフロウリュがなんなのかも分からなかった当時の僕は、限られた時間の中で謎のからふろに挑戦することは無駄だと思い、通常のセットを繰り返すことに集中しました。

しかし、ウェルビー今池で初めて入ったからふろに衝撃を受け、「これこそが答えだ!」とか叫ぶほどに興奮したこともあり、福岡で入らなかったことを後悔していました。

ついに福岡のからふろだ!
と勢い勇んで入ると、なんか違うぞ!広い!で、ちょっと明るい!これはこれでまたイイかも!
と喜んでタオルをブンブン振り回していると、窓から何やら人影が。
え?と思ったと同時に扉が開けられました。
は?という顔をしてると、
「すいません」と言うので、あーなんだ間違って開けちゃったのかと思うやいなや、そのまま中に入ってくるじゃありませんか!

え?そうなの?だからこんなに広いの?福岡のからふろって一人用じゃないの?
ちょっと混乱しましたが、そこはとりあえず受け入れて、なんとなく気まずいながらもガンガンロウリュしつつ、出ました。

外に貼ってある説明を読むと、ちゃんと「一人用」と書いてあります。
それでも無視して複数人で使ってるのがここの常識なのかなぁとか思いながら、シャワーを浴びてると、その男性がからふろから出てきて、札を裏返さなかったので、それを見て確信し、

「これは一人用です。そして出たらこの札を蒸中から空室に変えるんですよ」と教えてあげました。

良いことをしたので気分も良く、無事リベンジを果たすことができました。
そういえば前回入らなかったアイスサウナも試してみたら、意外と良かった。なんでもやってみるものですね。

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2019.06.16

1回目の訪問

王者の貫禄、ありましたね。

サウナ施設 西の王者といえばここ、湯らっくすです。

湯らっくすを知ったのは、昨年10月10日に公開された、ヤマハが展開する異色のコラボプロモーションWEBサイト「ととのったMAGAZINE」に掲載されたタナカカツキ先生による「サ道 -原始の風の巻-」からです。

まさにその全てが衝撃的でした。

メディテーションサウナという名前……
あの憧れ(当時)のヴィヒタがある……
水風呂の深さが日本一の171cm……
MADMAXボタンで大量の水が降ってくる……(もうこの辺から訳わからん)

そして何より、カツキ先生が「サイト情報を見ただけでととのった」という事実……(真実なら)

でも、この漫画を読んだからこそ、すぐに行くことはしませんでした。カツキ先生がそうしなかったように。
そう、行くのは簡単です。
だが、先生は待った。熊本へ行く用事が入るのを、ただ静かに。

じゃあ僕もそうしよう!ただただ待とう!今一番イキタイ施設は湯らっくすだと言い続けてひたすら待とう!
そう思って、サウナイキタイの「イキタイ」に最初に登録したのが湯らっくすでした。
あれからわずか8ヶ月。まさかまさかの熊本出張ですよ。

とかなんとか経緯を語っていたら早速文字数がオーバーフローぎみになってきたので、肝心の部分はガンガン割愛します!

湯らっくすの雄・Dさんに「イキまーす」みたいな宣言したら、教えてもらった泥パック。何これ気持ちいい。教えてもらわなかったら間違いなくスルーしてた!Dさんありがとうございます。

18時のアウフグースに参加しました。
僕は熱波についてはそんなに詳しくないんですが、18時担当の熱波師ジワン氏によるアウフグースは、今まで体験したことのない荒々しくも力強い、まさに演舞と呼ぶに相応しい催しでした。
あついです。二つの意味で。
で、普通の意味でもあついんで、どんどん脱落者が出ていくんですね。
ジワン氏という人は、まるでそれを楽しんでいるかのようにサ室で踊るように舞っていました。逆にお客側は、絶対に脱落せんとしてそれに耐えるんです。
これは僕から見たら「勝負」そのものでした。耐えきれなくなって外に出たらその人の負け。だから全員追い出せばジワン氏の勝ちなわけです。

こんなアウフグース見たことねー!ヤベーこいつら、本気過ぎるぜ!ゼッテー負けねえぞ!!
とか思ったんですが、僕は我慢し過ぎないようにする人なんで、限界なら出ようと思ってました。
が、まぁなんとか大丈夫でした。勝ちましたね笑

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2019.06.11

3回目の訪問

ゆーザ・中井

[ 東京都 ]

この辺りは、昭和のギャグまんが王・赤塚不二夫先生ゆかりの地です。

今でも周辺のお店である洋食の店「ぺいざん」や炉ばた焼「権八」では、赤塚先生のサインやポスターが並び、先生が好んで食べたメニューがお店の名物にもなっています。

そんなお店の一つでもあった「白雪鮨」が、去年の今頃、老朽化による建て替えのために一時閉店になり、建物は取り壊されました。

毎年2月下旬に中井駅周辺で行われる「染の小道」というイベントがあり、いつも参加するのですが、去年の染の小道の時に、「せっかくだし白雪鮨に行こう!」とお店に入ると、ちょうどお昼の営業が終了のタイミングで入れなかったんです。

建て替えの計画なんて知らなかった僕は、その後、結局白雪鮨に行けてないまま、いつの間にか建物自体がなくなっており、その有り様を見てとてもショックを受けたことを今でも覚えています。

「天才バカボン」という漫画を描いていた赤塚先生。
そんな彼自身が、まさに天才でした。

先生がいた頃の中井駅周辺はどんな風景だったんでしょう。
今とは全然違ったんだろうけど、きっと、もっと楽しそうな景色だったに違いない。

赤塚先生もゆーザに入りに来たのかな。多分来たんだろうな。
てゆーか、ゆーザってその頃からあるのか知らんけど。

そんなことを、ぼーっとサ室で考えていたのは、他に考えることがなかったからでしょう。

ゆーザに来る時には大体何かしら理由があります。
例えば今日の場合は、雨が降ってるし、行ける時間が23時を過ぎていた。
避難所みたいな扱いになってしまってはいます。

が、いつも1時まで営業してくれてありがとう!
水風呂はちょっとぬるい!うん、知ってる!
いつも助かってるよ、頼れる相棒です。

これでいいのだ。

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2019.06.09

2回目の訪問

秀の湯

[ 東京都 ]

秀っていうか杉。杉っていうか…秀。ていうか味よし。

先月、惜しくも最終回を迎えてしまった大町テラス先生のサウナ漫画「お熱いのがお好き?」の舞台にもなっているここ、杉…じゃなくて秀の湯。

先生自身もよく通ってらっしゃるようで、サ活も書かれています。

テラス先生のホームサウナは言わずと知れた草加健康センターですが、ホーム銭湯という意味ではこちらの秀の湯なんじゃないかな、と個人的には思ってます。

「お熱いの~」の主人公・まみさんはテラス先生とは別人のキャラクターではありますが、作品に登場する銭湯やサウナ施設は先生自身の好み等が色濃く反映されています。

中でも杉…じゃなくて秀の湯に関しての扱いは別格と言っても過言ではないほどで、輝かしい第一話(第1回)に登場するのがこちらの銭湯です。

「お熱いの~」は、全15回で完結したのですが、最終話となる第15回で登場したのもやはり秀の湯でした。
つまり、この物語は秀の湯で始まって秀の湯で終わったのです。

まるで、先日公開されたアベンジャーズシリーズの集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』のようだと思いつつも、ネタバレになってしまうので言及は避けますが、とにかくそれくらい重要な役割を担った銭湯だと言えましょう。

秀の湯と一緒に登場するのが餃子のおいしい中華屋さん「味よし」こと「中華 味かね」さんです。
第1回の副題が「私とサウナと餃子とビール」という時点で、こちらが完全にセットであることが分かります。

ということで、行ってきました~!
秀の湯には去年1度来ているのですが、全く覚えてないのと、味かねさんには行かなかったので、完全に新規の気持ちで参りました。

サ室、広い!こんなに広かったっけ?笑
水風呂、バイブラの効果もあってちゃんと冷たい!
露天、イスあって外気浴できる!という感じですね。

味かねさんはヤバかったです。餃子マジうま。
パクチー餃子についてアツく語りたかったんですが、文字数がもうないので今回は割愛です。

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2019.06.08

1回目の訪問

シロガネーゼ、意識の高さハンパネーゼ。

なにやら白金界隈にサウナ利用で1,200円の銭湯があるらしいってな情報を知り、しかもどうやらそのポテンシャルは1,200円を凌駕するらしいとの噂も耳にし、興味持ちました。

そもそも名前に「三越」を冠しているくらいですからね。財閥の風格ですよ。

白金なんてめったに行かないので、ちょっと相場感でも調査しようかな。
とか言いつつ、ただお腹すいてただけなんですが、三越湯近くの中華料理屋 野沢屋でちょっと食事してみたんですが、軽く日高屋の2倍くらいのお会計でした。さすがは白金という感じです。

ビビッていても始まらないので、入ってみることしたんですが、入口に書いてある「閉店時間:22時」の表記を見て、早速意識の高さを見せつけられます。

それと、番台の人によりけりなのかもしれませんが、サービスでもらえるはずの使い切りタイプのリンスインシャンプーとボディーソープは言わないとくれませんでした。
その代わり、本来なら無いはずの洗顔フォームは言ったら貸してくれるという、まさに飴とムチの対応。ここにもまた意識の高さを感じました。

浴室に入ってすぐにあるのが、かけ湯コーナー。
銭湯でかけ湯って、スパ銭かここは?意識高っけぇな~と思いつつ、かけ湯します。
うん、いいね!

めずらしいのが、浴室の真ん中ら辺に、足湯があるんですよ。
銭湯内に足湯!
っていう。誰用?何用?って思うじゃないですか。
でも、ふと見ると座ってる人が結構いるんですよ。
なるほど、意外と需要あるもんなんだな、って思ったんですが、よく見たらみんな足を湯に浸けてないんです。

サウナーが休憩で座ってるだけっていう。
まぁそうなりますわな。

ここまできたらサウナ自体も意識高くいってくれるんでしょ?
と思うわけですが、なんの問題ありませんでした。オートロウリュ、とっても良かったです。

水風呂も冷たくて良かったんですが、ここで初見さんにアドバイス。
サ室から出たら、もちろん汗流しはするわけですけども、一刻も早く水風呂に飛び込みたいわけじゃないですか。
でも、ここでちょっと落ち着いてほしい。
男性トイレの小便器の前で一呼吸おいて一歩前に出るような気持ちで一呼吸おいてほしいです。

いいか、水風呂は、予想より深いぞ!!

水風呂に一刻も早く飛び込みたい欲、略して「水欲」に翻弄されずに一度冷静になってください。
じゃないと事故る可能性もあるくらいの深さを擁しています。

でもその深さがまた気持ちいいんですよ。
ね、意識高いでしょう?

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