[ 愛知県 ]
ウェルビー名駅にも滝はある
ちょうど一年前のウェルビー福岡から始まったウェルビー全店舗制覇の旅。
最終目的地というか、意図せず最終地点になった名駅店についに来ることができました。
これにより、全店舗制覇達成です!おめでとうございます!
ありがとうございます。
なぜ名駅店がラストになったのか?
その答えは明白です。
やろうと思えばやれるのになぜかやらないこと。
そのキーワードの定番といえばこれ、「いつでもできる」です。
今や日本でも一家に一台といった勢いで普及してるサブスクリプション系の動画見放題サービス(ネトフリやアマゾン)とかに例えると、
「マイリストにしてる動画ほど見ない」と言えば分かりやすいでしょうか。
そうなんです。
いつでもできることは優先度が下がっちゃうんですよ。で、いつの間にか動画消えちゃってたりすんですよね。
だから、名駅はラストになったんです。
まぁでもそれもしょうがないですよね。
ウェルビーの知名度はサ界でハンパなく高いわけであって、その中でも名古屋エリアでは栄がダントツの知名度を誇り、今池がからふろで存在感を打ち出してそれに追随しているという中での熾烈な争いです。
名駅の影が薄くなるのは必然なのかもしれません。
しかし、だがしかし!皆さん名駅ナメすぎですよ。
いや、僕ですね笑
名駅、マジヤバ良かったですから。
良かったとこいっぱいあって書き切れないので、水風呂に限定しましょうかね。
昨今水風呂で話題になるのって、「滝」じゃないですか?
やっぱり滝ですよね。
静岡の某有名施設の水風呂も滝がどうたらとかよく言われるじゃないですか。
そんで女性サウナーが都内からわざわざ新幹線で静岡まで行ってみたら、
「なんだ滝なんかねーじゃねーか」なんつってね。そんな話もあったりしますけど。
水風呂と滝って、多分親和性高いんですよ。
滝行って、"やると無になる"とか言うじゃないですか。やったことないから知らないけど。
やったことないから知らないんですけど、滝行の後に休憩したらととのいそうですよね。
だから多分水風呂に"滝"のエッセンスを入れようという動きが生まれたと思うんですよ。スゴイ正しいと思います。
で、ウェルビー名駅にも滝はあるんですよ。あんまり言及されてないけど本当にあるんです。
もう今日行ってルーチン決まりました。
(あまり美味しくない)サウナ水飲む→森のサウナ3段目でセルフロウリュ→滝→バスタオルで体拭く→バスローブでリクライニングととのいイス
これで一撃昇天です。
[ 愛知県 ]
例えるなら全裸でちっちゃいハワイアンズ
「名古屋に来たら、どこのサウナにするか悩んじゃう」
これ、新「名古屋あるある」に加えてほしいと思っているのは僕だけじゃないはずです。
ホント、悩ましいですよね。
ウェルビーの三強を筆頭に、このフジや今池のアペゼ、そして銭湯サウナだって負けてませんよ。
もうこうなると気分次第なんですよね。最後は結局フィーリングです。
でも僕の場合だと、フジにアドバンテージがあるんですよ。
そう、プールです。
プールのあるサウナ施設や銭湯って、言ってみればありますよ。
あるけど、男性施設でここまでプールに特化したところが他にあるでしょうか。
あるなら教えてください、行くんで。
広大なだけじゃない。もうね、アトラクションなんですよ。
ここが夏限定のプール施設とか、年中やってる屋内のプール施設とかだったら分かるんですけど、
ここ、サウナ施設ですからね、男性限定の。
まぁ要するに全裸で入れるプールなわけですよ。
よく"サ室で局部を隠すか隠さないか問題"みたいなのが取り沙汰されることがあって、隠さない派が解放感がどうたらとか言ってますが、そんなの目じゃない。
サ室は所詮密室の閉鎖空間です。大した解放感じゃないですよ。
だが、プールは違う。ましてやフジの広大なプール。もはやあれは完全開放サークルです。
全てが解き放たれているのと同義。
アトラクション要素もちゃんとあって、その証拠に滝があります。
ちょっとした滝じゃないですよ。サウナ施設という括りなら最大級じゃないですかね。
僕は個人的に「ナイアガラ」って呼んでますけど。
あとちっちゃいけど洞窟みたいなのもあるんですよ、ケイブ。
もう、めちゃくちゃ楽しいですよね。プールだけで2時間イケる。
カラカラストロングのサウナでガッツリ身体あっためたら、2種類の水風呂でカッチリ冷やして、
プールにドボンですよ。
「ビッグウェーブバス」なんてこじゃれた名前付いてますけど、あれはプールです。
僕に言わせればちっちゃいハワイアンズみたいなもんです。本物のハワイアンズに全裸で入ってたら連行されますからね。
「プールそんなに興味ない」みたいなサウナーさんにも、フジは味わってほしいですね。
目覚める人いると思います。
純粋にプールの良さにも目覚める人もいるだろうし、その他に"滝"の良さを再確認する人もいると思います。
それでは最後に、フジにいる間ずっと僕の頭に流れていた曲を紹介しようと思います。
フジさーん フジさーん まだまだイケるぞ フジさーん♪
(タキ繋がり)
[ 長野県 ]
やっとフィンランド人に少しだけ近づけた気がする
昨今は空前のサウナブームだとかなんとか言われてますが、たまたま近い時期にサウナにハマり、その流れで自然と「サウナのことをもっとよく知りたい」と思うようになりました。
そうなるとやっぱり気になるのは、サウナ発祥の地とされるフィンランドです。
サウナ関係のコミュニティに触れると、やれフィンランドに行ったとか行ってないとか、今度行くとか毎年行ってるとか、オーロラがどうたらとか、いっぱい聞くわけですよ。
でもそんな簡単にフィンランドなんか行けないわけで、
そうなると、フィンランドのことをよく知ってる人の話を聞くとか、本を読むとか映画を見るとか、そういうのでフィンランド欲を日々補っているわけです。
でもやっぱり分かんないんですよね、なんで水風呂に入んないのかってことが。
だってととのわないじゃないですか。
「ととのわないサウナ浴とはなんなのか」これが最大の疑問だったんです。
フィンランドに行ったことある人がよく言うのが、
「フィンランドには天然の水風呂がある。そう、湖だよ。冬の湖はグルシンなんか目じゃねーぜ?そいつにドボンと飛び込んでみなよ。あっという間にぶっ飛んで宇宙の果てさ」
みたいな発言です。
ただ、フィンランド人をよく知っている人から聞く話や、本に書いてあることを読むと、あんまり湖に飛び込んでないらしいんですよね。むしろ稀な例だと。なんだったら現地を訪れた日本人ばっかり飛び込んでるっていう。
映画とかで見てもフィンランド人はあんまり湖に飛び込んでるイメージはないですし。
だから知りたかったんです。フィンランド人がサウナに入る理由が。ととのってないのに。
それを日本で知るには、”日本で最もフィンランドに近い場所”フィンランド・ヴィレッジに行くしかなかったんですよ。
そんな時に舞い込んできたのが、「【女性優先】サウナ芸人マグ万平と行く!サウナツアー! 1セット目」という夢のようなバスツアーです。
僕は男性ですけど、開始と同時に申し込みましたよね。なんだったら入金も最速です。
そして、文字数の関係でだいぶ端折りますけど、ついに分かったんです。
フィンランド人が求めているのはととのいではない、ということが。
ととのいを求めるのは日本流のサウナの楽しみ方の一つだったんだってことが。
フィンランド人のことが気になっている人なんていないかもしれませんが、
もしいたら、是非フィンランド・ヴィレッジに行って、体験してみてください。
行けば分かるさ。
[ 東京都 ]
"ボディが浮上する"とはなんなのか
今日はちょっと、是が非でもサウナに行こうと思ってまして。
近いんで、新宿の歌舞伎町近辺の男性施設にでも行こうかなぁとか思ったんですよ。
でも「こり・こり」はちょっと違うかなーと思ってて。いや、面白かったし、嫌いじゃないんですけど、気分的になんとなく。
で、「新宿区役所前カプセルホテル」とか前に行って良かったから行こうかなーとか、「510グループAKスパ」とか行ったことないし行こうかなーみたいに考えてたんですが、イオンウォーターが置いてないんです。
ちなみに、「テルマー湯」にすらないんですよ、まぁテルマー湯は今日の選択肢には入ってないんですけどね。
イオンウォーターがない。
別にその事実は無視してもよかったし、実際水曜にイオンウォーターないところに行ったり、水曜じゃない平日にもサ活してるわけなんですが、
今日は"ジムかサウナか"の二択を迫られて、"水曜だし"ということでサウナを選んだわけなので、「せっかくだったらイオンウォーターのある施設を選びたい」なんて思って、もうちょっと探してみることにしたんです。
そしたら見つけたんですよ、「アスカ」を。
"アスカ"といえば、
つい先日、剣道大会で優勝した宮崎重明氏こと元CHAGE and ASKAのASKAや、
エヴァンゲリオンシリーズの主要キャラクターの1人であり、新劇場版でなぜか苗字が惣流から式波に変わった弐号機パイロットのアスカ・ラングレー(CV:宮村優子)が有名です。
チャゲアスファンでありエヴァファンである僕にとっては、"アスカ"という名前の響きには超敏感です。
世代じゃないけど元女子プロレスラーのライオネス飛鳥も好きで、テレ東の「ゲーム王国」とか見てましたし、
やっぱり元祖アスカといえば、漫画「デビルマン」の飛鳥了です。漢字は違うけどあのASKAも旧称は飛鳥涼で読みは同じですしね。
ま、そんなことはどーでもいいんですけど、とにかく名前に惹かれたアスカにイっちゃいました~!
イイ。
完全にイイ。
空いててイイ。セッティングがイイ。1set目からガンギマリ。
あまり"ガンギマリ"という表現使ったことないですが、一番ハマる言葉なのであえて使います。
結局全setで水風呂が貸切状態だったので、通常版のイリュージョンスタイルをキメまくるんですが、なんか、貸切のせいか浮力高くて、時折完全版(かかとが浮いた状態)イリュージョンになるんですよね。
「あ~なんか浮いてんなぁ」っていう。
なるほど、"ボディが浮上する"ってホントだったんだ。
ととのった。
[ 東京都 ]
椎名町のMADMAX
先日一回行ってからすっかりお気に入りになった湯~ゆランドあずま。
イイんですよ。
大体そこそこな感じがイイんですよね。
サ室がそこそこ広い。そこそこあつい。水風呂がそこそこ広い。バイブラもそこそこ。
お客の数がそこそこなところも良くて、混んでたら嫌だしガラガラだと心配になるじゃないですか。
でも湯~ゆランドあずまはそこそこいてイイ感じなんですよ。
そこそこじゃないのは岩盤泉くらいですかね。普通に広い。ちょっと広過ぎるくらい。岩盤泉にめちゃくちゃ力入れてる感じもまたイイなぁと思ってます。
本日も池11に乗ってやって来たわけですが、前回もそうだったんですけど、湯~ゆランドあずまのお風呂に入っていると、どうしても元おニャン子の元タレント”ゆうゆ”こと岩井由紀子さんを連想してしまうんですよね。
岩井さんがゆうゆ時代に出演されていたフジテレビの「クイズ!年の差なんて」っていう山田邦子さん司会の人気のクイズ番組がありましてね。そんなんを見て育ってるもんですから。
クイズ繋がりで言うと、ちょうどその頃タイトーから出た「ゆうゆのクイズでGO!GO!」っていうアーケードゲームがありまして、なんと後にスーファミに移植されるんです。
今でこそ珍しくもないですが、スーファミでゆうゆが実写で登場して肉声まで再現されているというクオリティは当時驚きでした。
で、買ってみたんですよ。
関係ないけど「年の差なんて」でゆうゆのクイズ正解率はあんまり高くないしってことでナメてたんですが、なんとこれが結構ムズいんです。
しかもゲームシステムのせいもあって、しょっちゅうゲームオーバーになってしまうっていう屈辱を味わいましたね。
ちなみに続編は「森口博子のクイズでヒューヒュー」ですので興味のある方はブックオフとかに行ってみるといいのではないでしょうか。
そんな湯~ゆランドあずまなんですが、すごいの発見しちゃったんですよ。
立ちシャワーが2つあるんですが、シャワーの引っ掛けるところってあるじゃないですか。
シャワーフックっていうんですかね、あれの高い方がめっちゃ高いところにあるんですよ。
ちょっと背の低い人なら届かないんじゃないかってくらいの高さです。
シャワーの勢いもそこそこイイので、サ室から出たら、立ちシャワーに行って、高い方のシャワーフックに引っ掛けてバーっと水を出せば、
そこはもうMADMAXーーーー!!
これは是非試してほしいですね。
「あずMAX」と名付けました。
[ 東京都 ]
べらぼうにエモい。
紳士なサウナー以外のサウナ浴を楽しむ方々の中には、サ室で我慢大会的なノリの人達も一定数いると思うんですよね。想像ですけど。
サ室で熱さを我慢するなんてハッキリ言って無意味だと思ってるし、危ないので絶対にやめるべきです。
そもそもサ室というところは、水風呂を楽しむために体を温める場所であって、十分温まったら出ればいいんですから。
極限まで熱くなる理由は一つもなく、我慢の度合いが人よりも秀でていたところで、なんの自慢にもなりません。
だから僕はサ室からはできるだけ早く出たいんですよ。早く水風呂に入りたいし、その後の休憩を楽しみたい。
そうやってセットをガンガン回してイキタイんです。
だがしかし、それを許してくれないのが我がホームである三の輪湯なんです。
三の輪でBGMを楽しめる場所は二ヶ所しかありません。
サ室と「森林浴」です。
うまいこと音をシャットアウトすることに成功しているため、三の輪湯の上記二ヶ所以外でBGMを聴けることはまずないでしょう。
ただ、森林浴はスピーカーの音量と性能(?)と、その構造上の雑音のせいもあって、それほど明瞭な音が楽しめるわけではなく、あくまで聞こえる程度です。
となると、まともにBGMを本来のポテンシャルで聴けるのはサ室しかないわけですよ。
僕はサウナーなのでもちろんサ室利用するわけですが、ゆえにBGMのせいで、否、おかげで、サ室から出られなくなってしまうことが多々あります。
要するにエモ過ぎるんですよね。本当にズルい。反則です。
本日も散々でした。以下、主なセトリです。
・GLAY「口唇」(1997)
のっけからアガるナンバー。初登場のGLAYです。本当にズルい。
・杏里「CAT'S EYE」(1983)
もはや定番といってもいいでしょう。三の輪湯のテーマソングのような存在です。
・工藤静香「Blue Velvet」(1997)
工藤静香もよくかかりますが、Blue Velvetはめずらしいかも。タンバリン持ちたくなりますね。
・ポルノグラフィティ「アゲハ蝶」(2001)
まさかのゼロ年代組の参戦です。こういうの挟んでくるから侮れないんだよな〜
・中山美穂&WANDS「世界中の誰よりきっと」(1992)
もうね、イントロから鳥肌ですよ、サ室で。歌うしかないでしょう!
と、まぁこんな感じなんで、サ室から出してくれないんです。
のぼせる〜
[ 東京都 ]
ボーっと釈迦の絵を眺めていたら、この釈迦がアルカイックスマイルだったことに気付いたんです。
アルカイックスマイルとは、「顔の感情表現を極力抑えながら、口元だけは微笑みの形を伴っているのが特徴」(Wikipedia)という表情です。
知っている人には常識だと思いますが、
アルカイックスマイルといえば、ウルトラマンです。
僕はウルトラマンシリーズはほとんど見てなくて、初代ウルトラマンとセブンくらいしかまともに見たことないくらいなんですが、ウルトラマンのトリビアとかファンしか知らないどうでもいい知識だけは知ってたりするんですよ。
中でも呼び方の話は、ファンなら普通の話なんですが知らない人にとっては面白いらしく、すごいウケるんですよね。
ちなみに、よく知らない人はセブンのフルネームが「ウルトラマンセブン」だと思ってたりする人も少なくないんですが、もちろんこれは間違いで、正しくは「ウルトラセブン」です。
これはタロウのフルネームが「ウルトラマンタロウ」で、それ以降の兄弟も「マン」が付いていることが多いことが影響しているのかもしれません。
呼び方の話に戻ると、初代ウルトラマンのことは「マン」と呼びます。
これもファンなら全然普通のこと過ぎて気にもしないんですが、知らない人にとってはウケるみたいです。
この話の流れで絶対に外せないのが「帰ってきたウルトラマン」です。
「帰ってきたウルトラマン」の劇中のウルトラマンは「ウルトラマン」と呼ばれているにも関わらず、初代ウルトラマンとは別人なんです。
もちろん設定上別人であることは当時から分かっていたため、ファンの間では「新マン」とか「帰りマン」などと区別されて呼ばれていました。
「帰りマン」って呼称、いいですよね。
後に、初代ウルトラマンと明確に区別するために公式に「ウルトラマンジャック」という正式名称が設定されたんですが、"どうもしっくりこない"的な理由から定着せず、その後もファンの間では「帰りマン」で通っているというのも微笑ましいエピソードです。
とか、そんなことを思い出しながらまたもやサ室でボーっと釈迦の絵を眺めていたら、この釈迦の絵、右目と左目の色が違うことに気付いたんです。
!!
「そうか、ジュリアがいつも話してた。(中略)"瞳の色が一つずつ違う"って」
「"目を合わせると不思議な気持ちになる"って」
「(ジュリアはいつも)笑ってたよ。悲しそうに、笑ってた」
これは……、
これは…………スパイクだ!!
祝「カウボーイビバップ」実写化(Netflix)!
楽しみですね~
[ 東京都 ]
僕らの世代、大事なものは大体B'zが教えてくれた。
皆さんちょっと目をつぶって、B'z名曲「LOVE PHANTOM」の歌詞を思い出してみてください。
「♪~~なれちゃうことを、気持ちいいと思う内に、少しのズレも許せないせこい人間になってたよ」
「欲しい気持ちが成長し過ぎて、愛することを忘れて、万能の君の幻を僕の中に作ってた」
これ全部、
"エゴイストなサウナーとサウナ施設への一方的な想い"と一致していませんか!?
今回はそんな話(になる予定)です。
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ぶらりサ旅 in 蒲田(後編)
【本当のアバン】
「銭湯サポーターフォーラム2019」(会場:蒲田)に一サポーターとして参加した僕。
しかし、その後に行った施設はまさかの「ガーデンサウナ蒲田」(男性専用)。
なんかよく分かんないけど、それはそれでととのって………それからどうした?
【本当の前置き】
銭湯サポーターフォーラムの説明部分が字数的に前編に入らなかったんで、それだけ先にやっておきますね笑
どなたでも参加可能な「銭湯サポーター(公式)」というFacebookグループが存在しまして、現在メンバーは5600人弱くらいになってます。
銭湯サポーターフォーラムは、そこに登録している、もしくは興味のある方(?)が申込資格があるという、まぁ要するにどなたでも参加する資格はあるイベントということなんですが、僕がこの存在を知ったのは、去年の銭湯サポーターフォーラムの申込終了後でした。
そのため前回は参加することができず、その後ソッコーで銭湯サポーターに登録して、残念ながらまだ一度もグループ内で何かしらの投稿をすることはできてはいませんが、とりあえず今回のフォーラムへの参加資格を得た、という経緯があります。
【本当の本編】
正直、迷ってました。
蒲田でよく分かんないサウナ施設にイキ、とりあえずととのいはしたけれども、それでいいのか?
そもそも銭湯じゃないし…。
葛藤の末に選んだのがこちら、「ヌーランド さがみ湯」でした。
名前はずっと前から知っていたし、"良さそう感"出てました。イクしかない。
一言で感想言っちゃうと、最高でした。
原点に戻って考えてみたら、必要な要素なんて、少ししかないんですよね。
ヌーランドは、広かった。
ヌーランドのサ室は、あつかった。
ヌーランドの水風呂は、冷たかった。
本当にこれだけで良くて、求めてたのってこれだけなんですよ。
だから、ヌーランドには全てがあったんです。また来ます。
[ 東京都 ]
ぶらりサ旅 in 蒲田(前編)
「銭湯サポーターフォーラム2019」というのに本日参加させていただきまして。
もちろんタダの一サポーターとしてですけども。
こちらは、東京都浴場組合が主催している年に一度のイベントでして、簡単に言うと銭湯ファンの交流会のようなものですね。
会場は、京急蒲田駅東口より徒歩3分くらいのところにある「大田区産業プラザ PiO(4Fコンベンションホール)」でした。
場所からしてちゃんとしたフォーラム感、すごいですよね。流石の僕もアロハに短パンとサンダルでは行けませんでした。ましてや"一般"の初参加ですし。
…とまぁ、
このままフォーラムのことを書き続けてたら、それだけで1024字が埋まってしまいましたので、続きは後半に回したいと思います。
要するに後半がある、ということですね。
つまり何が言いたかったのかというと、そのようなフォーラムに参加して、しかも場所は蒲田です。
あのエリアには素敵な銭湯が多数あり、もちろんサウナ付きのところも結構あるわけですよ。
しかし、なぜ、その直後に訪れたのが、よりにもよって「ガーデンサウナ蒲田」(男性専用)なのか。
問題はそこです。
分かりにくい心理かと思うので、ちょっと例え話にしてみます。
「ココイチ」ってあるじゃないですか、カレーの。
あれって、物凄い数のメニューがあるわけですが、基本的にベースは同じで、ほとんどはただのトッピングの違いか組合せだけだったりするんですよ。
最近教えてもらった最強の組合せが、「豚しゃぶカレー+ほうれん草+チーズ」というのがあって、それは"ココイチのイメージを根底から覆す"とまで言われてるんです。
でも、
それでも尚、
僕がココイチに行った時に注文してしまうのは、「ハッシュドビーフ」なんですよね。
もうカレーですらないっていう。
そんな僕が今回訪れたのがこちら、ガーデンサウナ蒲田です。
一つ言及するなら、サウナマットが使用済みのものしかなくて、ずっと交換されずに使えなかったんですが、そろそろ出ようかと思ってた時に、ついに交換が来たんです。
その人が全裸だったっていうのが衝撃でしたね。施設側のスタッフが全裸で浴室に来るの初めて見ました。
あと水風呂ね。2種類ありまして、
「おっしゃー!二度水じゃー!!」ってなるじゃないですか。
もう死ぬほどぬるいんですよ。
夏場のアクアのプールに引き続いて、またもや"休憩"です。
サウナ→水風呂→休憩(水風呂)
でもね、なんか分かんないけどととのいました笑
つづく(?)
[ 東京都 ]
プールと言えば夏場のものですが、アクアに関してのみ言うとオフシーズンなんです。
温浴施設という括りだと色々あるんですけど、"マイフェイバリット銭湯"だったら間違いなく推したいのがアクア東中野です。
(僕の)サ活の投稿数こそ松本湯に負けてはいますが、そのもっと前から行ってるわけで、歴では勝ってます。
そんなマイフェイバリット銭湯。
あれ、前回行ったのいつだっけ?と思って、前回のサ活を見たら、
前回も「前々回はいつだっけ?」みたいなこと書いてあって、しかも「サ活には書いてないけど初めて行った日はずっと前で歴で見たら長い」みたいなこと書いてます。
まるで成長していない……
しかもそれに加えて、「前々回から1ヶ月以上行ってないじゃんヤバイ」みたいなこと書いてますけど、それがもう4ヶ月以上前のことです。もっと行ってねーじゃねーかっていうね。
ごめんなさい。言い訳はしません(主に文字数の関係で)。
そんな素敵なアクアなんですけど、いくつかの好きな理由の中で最も大きな部分はプールです。
で、冒頭の話に戻るんですが、夏場はプールがぬるいんですよ。
まぁもう秋なんですけどね。夏周辺ってことで。
4ヶ月以上前の前回のサ活でも「ぬるい」とかなんとか書いてますよ。まだ春ですけど。
だからサウナー的には真冬の、なんだったら雪降ってるくらいの日にキンキンのプールにサ室から直行するっていうのが醍醐味だったりするんです。
ですが、そうじゃない楽しみ方もちゃんと残されているんですよ。
そう、「二度水」です。(しつこい)
夏場のアクアは二度水前提なんで、サ室から直行したりしません。
まずは水風呂。
アクアの水風呂は一年中キンキンです。
僕はあんまりグルシンとか好きじゃなくて、ちゃんと15~6度をキープしてたりするのが嬉しい人なんで、アクアは信じてるんですよね。ちゃんとキープしてるんで。
バイブラゴリゴリなんで、体感もっと冷たいんですよ。だから長水する人もあんまりいなくて広々楽しめるのもいいですね。
そして!水風呂の後のお楽しみが、プールです。
と思ったんですが、激ぬるでした。
これもはや二度水じゃないですね。
休憩です。
サウナ→水風呂→休憩(プール)でした。
……とかなんとか言ってたらsunset目の休憩(プール)中に整ったーーー!!!!
アクア最高
[ 東京都 ]
都内三大"アクア"の一つとして、アクアプレイス旭にはいつか来なくてはいけないと思ってました。
アクアー(「アクア」を冠する施設をこよなく愛するサウナーの呼称。発音的にはアムラー、ハマダーと同系統)なら絶対外せないところですよね。
じゃあ他の2つのアクアどこやねん、というアクア初心者の方のために、念のために言っておきますと、
キング・オブ・アクアとしての絶対王者「アクア東中野」が、まずあります。
まぁあそこまで行くと天才の中でもジョブズレベルなので、"アクア=東中野"にまでなっちゃうわけですが、「アクアガーデン三越湯」も負けじと強く、こちらは、あの白金にそびえ立つ最高級レベルの公衆浴場で、日々シロガネーゼがガンガン水風呂に沈められてるとかられてないとかでもっぱらの噂です。
詳しくは僕のサ活をご参照ください。
アクアーって、大抵東中野にイキがちなんですよね。
かく言う僕もそうでした。
とりあえず東中野イっときゃいいだろ的なね。他のアクアなんか眼中にないっていうか。完全な傲慢ですよ。
でも実際のところ、アクアを冠する施設って意外とあって、都内でも6軒とか、関東の括りで言えば12軒以上あったりするわけです。
そのほとんどがアクア界的にはマイナーであって、メジャー級アクアとなるとやはり限られてきます。
東中野は言ってみれば横綱級アクアなので、ちょっと列外に置いておいたとしても、アクアーにとってアクアガーデン三越湯よりも優先されるべき重要施設なのがこちら、TX浅草駅から徒歩12分くらいのところにあるアクアプレイス旭です。
「浴室内にMステ風の階段がある」と風の噂で聞いていたんですが、残念ながらただ長いだけの手摺り付きの狭い階段しかありませんでした。
もしかしたらMステ風は女湯だけなのかもしれません。ロッキーサウナも女湯の方だけみたいですし。
休憩スペースらしい休憩スペースがないためか、休憩カットしてらっしゃる方が多いように感じられる当施設。
僕は見つけましたよ、いい場所を。そういうの見つけるのちょっと得意なんです(照)
サ室の隣に狭い従業員通路みたいなのがあるんですけど、その奥のドアの前がちょっとした高さの段になっているんですね。そこです。
おそらく営業中は従業員の方もそんなに出入りすることはないだろうそのスポット。
水風呂から上がったら体を拭いて、そこに座りましょう。
ちょ~~~どいい高さなんです。
見つけた瞬間「奥の細道」と名付けてました。
うん、詠める……!!
夏の夜に 強者どもが 水の中
[ 東京都 ]
栄湯(西落合)は、白い。
行ったことある人なら分かると思うんですけど、ここ栄湯は天井から壁から床から、もう何から何まで白いんです。
なんだったら椅子も、桶だって白いし、サッシとか以外は全て真っ白。
こんな白い空間、銭湯じゃなくてもめったに見ることできないですよね。
さながら"メンタルとタイムのルーム"ですよ。英語で言うところの。
つまりは修行の場ってことです。
この無機質な白の空間から解き放たれるのは、ここでは釈迦サウナしかないわけです。
"慈悲"と言っても過言ではありません。
通常であれば、サ室の方が熱い空間で汗を流す場所としてちょっと苦行に近いイメージで、浴室はシャワーもあるし癒しの空間的な側面がありますが、栄湯においてはそれが完全に逆転します。
そんな、修行→慈悲の交互浴を繰り返して、なんだかよく分かんないけど気持ちよくなってきた辺りで、水風呂で身体を清めている時でした。
普通に関東の銭湯とかだったら、壁の富士山の絵とかを見て、
「いや~、絵師騒動とか色んなことあったけど、やっぱり銭湯壁画はいいねぇ」
なんつって和むところなんですが、
何度見てもそこは栄湯、完璧な白壁です。
栄湯内の絵らしい絵は釈迦サウナの釈迦の絵くらいしかなくて、あれもあれで絵っていうか多分釈迦が勝手に浮き出てきたような設定でしょうから、絵と言ってしまうのも憚れる状況です。
「それにしても白いなぁ。驚きの白さだなー」
なんて水風呂に浸かりながら思ってたんですが、男湯と女湯を隔てるジェリコの壁の上を照らす青白い間接照明を眺めていたら、
「なんかに似てるな」っていう既視感があったんです。
修行と慈悲の交互浴もsunsetを迎えた頃、それはよりハッキリとしたヴィジョンとなって浮かび上がってきました。
それはまさに、チャクラが開いた瞬間でした。
これは…、
これは……!!
高級リゾート内にある屋内プール感‼︎‼︎
ストイックな修行僧からまさかのセレブ転身。
整いました。
[ 東京都 ]
池袋と中野をつなぐ関東バス「池11」。
わけあって今日は池11に何度か乗ったので、最後も池11でどこかの銭湯サウナにでも行こうかと思っていたところ、思い出したのがこちら、
椎名町駅北口のバス停から徒歩4分くらいのところにある、湯~ゆランドあずまです。
「ネーミングがイイ感じだな」と前に思ったのを思い出しました。
こちらを初めてGoogleMAPで見た時は、"湯~ランド"と見間違えて、ゆーランドだと思ってたので、まぁ普通の名前だなと思ってたんですが、ある時ちゃんと見てそれが"湯~ゆランド"だと分かりました。
でも実際に行ってみると、イイ感じなのはネーミングだけじゃなかったんです。
もっと近所だったらホームとして通いたくなるような、そんな銭湯でした。
まずサウナなんで、下駄箱の鍵を渡しながら「サウナで」とか言ってると、タオルセットのバッグに
「はい、じゃあこっちに入れときますね~」
って、鍵返すんかーい!笑
と心の中でツッコミを入れつつも、なんだか久々に愛想のいい番台にほっこりです。
ロビーも含めて全体的に広い感じです。
で、なんか種類の違うお風呂がいっぱいあるんですよ。
薬湯をはじめ、電気風呂、バイブラ寝風呂、座風呂。あとボディ風呂…とか。
ボディ風呂っていうネーミングもいいですよね。
ボディーブローから来てるんだとしたら中々のもんです。
でも中でも一番のお気に入りはやっぱり岩風呂の岩盤泉ですね。
これはもう見た目もいいし、広いし、「岩盤泉7つの秘密」を読んでる限り、これに入ってるだけで不死身の体になれるんじゃないかってくらいのすごい効能だし。オススメです。
サ室も意外と広いんですよ。
意外とってのは、ナメてかかってたからなんですが、ホントに広いです。ギュウギュウに座ったら14人くらいイケる感じ。
そして水風呂も岩風呂造りな感じで、岩から水が流れてくるような演出が施されてるんですが、しかもちょっと囲われてる感じなのがさらにイイ感じなんですよね。
水風呂の温度が体感17度くらいでいいね!と思って、温度計見たら、針がありませんでした。
針ないってすごい。
今まで、壊れてて針が全然違うところを指してるとか、曇ってて針がどこ指してるのかよく分からないとか、そういうのはありましたけど、
まさかの針なし。
もうあれなんでしょうね、針なんかいらない、と。見るなと。
温度なんかにこだわるなと。
「ある状態に囚われるな!」(名言)
確かに。大事なのは気持ちいいかどうかだけ。
はい、気持ちよかったです。
[ 大阪府 ]
「ニュージャパン」
その名前を聞くと思い出されるのが、今年3月に閉館となったニュージャパンなんばビルです。
偶然にも僕はその3月に大阪に行く機会があり、閉館前のニュージャパンなんばビルを体験することができました。
ビル自体初見ですしということでカバーナに入ることにしたんですが、あの時のことは本当によく憶えていて、今その施設がないという事実が受け入れがたいくらいです。
実に楽しかったなぁ、と。プールが。
当時のサ活を読み返してみたんですが、ほとんどプールのことしか書いてないですね。
これはもうサ活というか、プ活です。
そう言っちゃうと、僕のサ活は結構プ活だったりするんですけど、それだけプールが好きだってことなんですね。
で今回、半年ぶりにまた大阪に来ることになりまして、カバーナはもうないけれども、ニュージャパンは梅田にもあるじゃないかと。
プールがあるじゃないかと。
ということでやってきたわけですが、ガーン!
「がーんだな…出鼻をくじかれた」じゃないですが、なんと入り口で目に飛び込んできたのは、
1 階 サ ウ ナ 改 装 工 事 の お 知 ら せ
2019年 9月 3日 〜 10月 上旬(予定)
ですよ。
もうこの時ほど「予定が繰り上がりまくってもう工事終了してないかな」とめちゃくちゃ都合の良いことを考えたことはありません。
僕は一体ここに何をしに来たのか。
ちょっと考え込んじゃったんですが、意外とすぐに答えがでました。
「サウナが無ければプールに入ればいいじゃない」
よし、ということで、クイック(1時間)一発キメてくかー!
という勢いで入ったんですが、改装工事中だからか人も少なく、2Fの湯上りサウナもちゃんとあたたまってますし、3F露天の小屋サウナも何気によい。樽型水風呂は楽しいだけでなくしっかり冷えていて、上がって白いイスのやつに座って休憩したらととのったーー!!
最後はプールで〆。
プールは水着着用という謎の斬新レギュレーション。
最初は違和感だったけど、慣れるとこれはこれでアリでした笑
なんだ全然楽しんじゃったな〜とか思ってたら、軽く2時間弱経ってましたとさ。
[ 愛知県 ]
ああ、なんだ。ただのフィンランドか。
ゆっくりまったり続けているウェルビー全店舗制覇の旅。
福岡、今池に続いて訪れたのはこちら、ウェルビー四天王の中でもっともポピュラーと評される店舗・ウェルビー栄です。
タナカカツキ先生の「マンガ サ道」で初めて"ウェルビー"の存在を知ったのも、こちらのウェルビー栄からでした。
ではなぜ福岡には2回行き、名古屋に行ったのに1発目は今池を選んだのかと言うとですね、まず簡単なのは福岡です。
それは、「たまたま福岡に行ったから」。
去年から今年にかけて、飛行機が2度欠航になりました。
「東京には戻れないけど、とりあえず福岡までは行けるから行こう」という、完全なノリによって訪れた福岡。
福岡に来たらウェルビー福岡に行かない手はありません。
細かすぎて伝わらないモノマネの博多華丸さんでもお馴染みですね。関係ないけど。
ただ、今年何度も名古屋に行っているにも関わらず、なぜ今池に最初に行ったのかについては、複雑な事情があります。
まず第一に、名古屋はサウナ施設や銭湯が充実し過ぎているという嬉しい悲鳴がありますよね。
銭湯はサウナ利用料が無料というところも多く、本来銭湯サウナーな僕はついつい銭湯に行きがちになります。
また、今池近辺には「アペゼ」というお気に入りの施設もあって捨てがたいし、栄近辺には、プール好きサウナーの僕としては外せない「サウナフジ」という最強施設が君臨します。
これらを軽快にかわしながらウェルビーに辿り着くにはまだまだ修行が足りず、一度だけうまくいったのが今池だったというわけです。
さて、そんな経緯を経てついに訪れることになったウェルビー栄。
「ドラマ サ道」の影響なのか心なしかお客さんの数も多いように感じますが、初めて来たので普段の様子は分かるわけもありません。
気になっていたのは「ドラマ サ道」でも出てきたサ室にある足湯です。
予想通り入ってる人はいませんでしたが、その斬新さたるや、もはや意味不明です。
足湯に入ってて気づいたんですが、これって浴室のお風呂がサ室まで浸食してる形の足湯なんですね。
ということは、サ室で汗をかいた後にそのまま足湯に入ってしまったら、汗流しカットになるわけですよ。まぁ足だけですけど。
なるほど、と。だからみんな入ってないんですね。
汗流しカットはマナー違反になりますから。
足湯に入るなら、汗をかく前、サ室に入ってすぐに足湯に入らなければならないわけです。
さすがはウェルビー栄のお客さん。よく訓練されたサウナーたちだったということですね。
多分違うけど。
[ 東京都 ]
世界にたったひとつの釈迦サウナ
前回も前々回の来店もだいぶ前になりますが、栄湯(西落合)は3度目の訪問になります。
週替わりの男女入れ替え制で、サウナは一つしかないため、サウナ利用は今回が初めてなんですね。
半露天風呂(孔子の湯)側の方しか入ったことなかったんです。
とは言え、栄湯のサウナが"釈迦サウナ"だってことは知ってたんですよ。
公式Twitterとかにもそう書いてるし。
でも釈迦サウナって、通称だと思ってました。
釈迦の絵が天井に描かれているってことも知ってましたよ。入ったことある人にも聞いたし。
だからまぁ通称というか、「天井に釈迦の絵が描かれているサウナ」だから"釈迦サウナ"っていう愛称で呼ばれてるってことなのかと思ってました。
サ室の天井に釈迦が描かれてたら、そりゃ誰がどう見たって"釈迦サウナ"ですよ。
僕だってそう呼ぶと思います。
しかし、実際に行ってみたらそうじゃなかったんです。
サ室ドアにしっかり書いてありました。
「釈迦サウナ」って。
つまりこれはですね、通称じゃないんです。
このサウナはサウナではなく、釈迦サウナなんです。
途端に「え!"釈迦サウナ"ってなに?」ってなりましたよね。
そういうのが実は日本でも他のところとか、もしくは世界的なものとしてあったりして、僕が知らないだけなんじゃないかって。
「ただの"ヨガ"ではなくて"ホットヨガ"」みたいなもんなんじゃないかって。
僕はサ室の中ではいつも瞑想してます。
と言ってもチンムドラー(封印のポーズ)とかやってるわけじゃないですよ。普通に瞑想です。
なので今日も今日とてやってるわけですが、なんかいつもと気分は違う感じになってきましたよね。
文字通り釈迦の目下で瞑想してるわけですから。坐禅どころの騒ぎじゃないですよ。
なんか変な汗出てきたなーと思って。
いや、サ室だから普通に汗かいてるだけなのかもしれないんですけど。
なんで釈迦なんだろうってぼんやり思ったんですが、書籍「サ道」の紹介文にあった文言を思い出しました。
【著者曰く、「釈迦は35歳のとき、菩提樹の木の下で外気浴により"ととのった"とされるが、その少し前、リラジャン川の冷たい水で沐浴していたことに私は注目したい」】
なるほどね。
ちょっと何言ってるのか分かんないですけど、カツキ先生もそう言ってるわけですし、やっぱり釈迦なんですよ。
[ 東京都 ]
ライドオン!!
…じゃなかった! 間違った、すいません。
"ゆらっくす"という言葉を聞くと、サウナーなら熊本の湯らっくす(旧湯らっくすゲンキスクエア)を連想することでしょう。僕もその一人です。
先々月に無事に僕も本場の湯らっくすを経験することができまして、大変満足したのは記憶に新しいところです。
サ活にも書いてるので、良かったら読んでみてください。
そのサ活にも書いてるんですが、熊本の湯らっくすを知ったのは去年の10月。
その日からずっとイキタイと思い続けた施設でした。
だから常に頭の中には湯らっくすのイメージとか、湯らっくすに行ったら自分はこうする!とか、一体サウナ施設(健康ランド)にどこまで求めるんだよ、とツッコミたくなるほどに妄想は膨らみ続け、とにかくそんなことばかりを考え続ける毎日を過ごしていた気がします。
そんな中で入って来た一つの情報が、
「池袋にゆらっくすがあるらしい」
でした。
衝撃的でした。名前が。
正確には「ゆラックス」であり、「湯らっくす」ではないんですが、
それでも「ゆらっくす」ではありました。
別に名前だけだし、その実態は銭湯なわけであって、普通の人にとっては取るに足らないことなのかもしれませんが、当時の僕にとって大事だったのは、"ゆらっくす"という言葉(名前)だったんです。
どうしてもイキたくても、中々イケない施設がある。
そんな施設と同じ名前の銭湯が東京にある。そこなら行こうと思えばイケる。
イキタイ。
絶対どう考えても普通の銭湯なのに、どう贔屓目に見ても湯らっくすのポテンシャルはないことが明らかなのに、なぜかイキタイ。
ほとんど病気だったんだと思います。
結局その後、実際に本家(?)の湯らっくすに行く機会があり、ゆラックス熱は一瞬冷めかけたんですが、やはり一度でも惚れた相手には未練があるというかなんというか、全然違う感覚だと思いますが、ずっと気になってはいました。
そして本日ついに、ライドオ…! じゃなくて、入ることができました。
JR池袋駅より徒歩10分くらいのところにあるとはいえ、体感的にはそこそこ歩きます。
閑静な住宅街の中にひっそりと佇むゆラックス。当たり前ですがそこに湯らっくすの面影はありません。
入口部分がコンビニになっているという以外はいたって普通の銭湯です。
サ室はしっかり熱いですが、水風呂はちょっとぬるいです。
「名前って、重要なんだなぁ」
なんてことを貸切のサ室でまったりゆったり考えてたら、TVでは24時間テレビが流れてて、夏の終わりを感じましたとさ。
[ 東京都 ]
異文化だ!
NWの夏キャン割チケを握りしめて降り立った、花金の錦糸町駅。
しかしそこは南口ではなく、なぜか北口だったんです。
直前になって気になっちゃったんですよね、サウキンが。
カプセルイン錦糸町、略してサウキンですよ。
なんでやねん、って感じですが、カプセルホテル内の男性サウナの名前が「サウナ錦糸町」なのでサウキンです。
サウキンの何が気になったかって、なんてったって120℃のサウナですね。
120℃って普通にヤバイですよね。温度として。
僕は水風呂は"冷たければ冷たいほどいいとは思わない派"なんですが、サ室は熱い方がいいと思ってます。
で、120℃ですよ。
「常識を疑うわね」って思ってたら、自然と足がそっちに向かってました。
120℃って、最上段の3段目とかに座ってると、熱いっていうかもう痛いんです。
指の先、爪の部分が痛くなるんですよ。分かります?
あと乳首も痛いです。これは僕だけかもしれませんが。
ロッカーキーが、ゴムで鍵を隠してくれるタイプの腕に巻くやつで、普通のサウナなら熱くなった鍵を肌に直接触れなくしてくれて嬉しいんですが、120℃にもなると、そのゴム自体が熱くなるっていうね。
そんな世界です。
ここ、サウナイキタイの施設情報によると、"汗流しカット公認店舗"ってなってるんですよ。
嫌な予感しかしないじゃないですか。
どーなんだろうと思いながら入ったんですが、見事に想像を超えてきました。
タイミングにもよると思いますが、僕の見た限りでは10人中7人は汗流しカッターでした。異文化過ぎる。
残念なことにととのいイスが一つしかないんですが、カッターズのメンバーは汗流しだけじゃなくて休憩もカットする傾向にあるみたいで、一つしかないととのいイスに僕は毎回座れてましたね。
ととのいイスに座りながら眺めていると、カッターズの行動が大体みんな同じであることが分かりました。
サ室から直で水風呂にダイブして、縦に長い水風呂の反対側まで潜水でスィーって行くんです。
その後はひっくり返ってイリュージョンスタイルですよ。
つまり、カッターでありダイバーであり、イリュージョ二ストでもあったんですね。まぁどうでもいいんですけど笑
そんな異文化に触れられる貴重な機会、未体験の方には是非味わっていただきたいと思います。
もちろん、120℃という異世界もね。