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2020.01.11

1回目の訪問

サ室ですべらない話はギルティ

用事で郡山経由で会津若松に行ったんです。
で、郡山駅で降りてから、UFJのATMないかなーって探して歩いてた時に、見つけたのがこのドーミーインだったんです。

ドーミーインを信じてるがゆえに、ドーミーインがあったらすぐ反応してしまうんですよ。

「あ、ドーミーインだ! そうか、この街にはドーミーインがあるんだ、いい街だな」みたいな。
ドーミーインを信じ過ぎているんですね。危険域に踏み込んでると思います。

そんなこんなで会津の用事が長引いちゃって。
その後も郡山に戻るんで、せっかくなんでどこか温浴施設でも寄ってから東京に戻ろうとか思ってたんですが、
そんな余裕もなくなった、と。

泊まっちゃおうかな。

大人なんで、そんな期待もよぎっちゃうわけですよ。実行も可能だったりするんでね。
そんな時に見える景色は、あの郡山のドーミーインだったりするわけです。

とりあえず何時になったとしても電車で郡山駅に行ければ、駅の近くにドーミーインがあることは分かっている。
ドーミーインだったら快適な一泊が約束される。
そう、部屋さえ空いていれば。

気がついたら検索してましたね。
いや、ホントは気がついた時にはもう予約して決済も済んでいたんです。

郡山の駅近のドーミーインの場所は把握している。
検索したら部屋も開いている。
予約・決済の理由はそれだけで十分だったので、無意識下で自動的に進めていたんだと思います。

唐突な無計画での郡山一泊。
それでも、絶対に裏切らないのがドーミーインなんです。もう感謝しかないですね。

郡山に戻ったらソッコーでチェックインして、まずは風呂ですよ。
いいですね。炭酸泉まであるじゃないですか。

サ室は安定のテレビ有りなんですけど、今日はなんと「すべらない話」のOAだったんですよ。
サ室もそれにチャネリングしてました。
福島のCX系なんで、福島テレビ(通称:福テレ)ですね。

サ室ですべらない話は、ダメ絶対。マジで反則です。
静まりかえったサ室で笑いたくなって、まぁ笑っちゃうんですけど、恥ずかしいじゃないですか。
しかも堪えながら笑ってるんで、やけに後引いちゃって次の人が話してるところの途中でも思い出し笑いとかしちゃって、別に落ちとかじゃないところでもなぜか笑ってるという恥ずかしさ。もう完全に変な人ですよ。

しかも、誰か話し始めると落ちが気になってサ室から出れなくなってペースはガタガタ。のぼせる〜

初登場のGacktが連続でサイコロの目出た時に、ここだ!ってタイミングでやっと水風呂に行けました。

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2020.01.04

1回目の訪問

京都 玉の湯

[ 京都府 ]

膝突き合うも多生の縁

とは、
「知らない人とたまたまサ室で膝が触れあうほど近くに向き合って座ることも、前世からの深い因縁である」
という意味の、玉の湯のサ室にいる時に僕が勝手に作った言葉です。

ぶっちゃけそれくらいサ室は狭めです。
一段で6人座れるんですが、それでギュウギュウな感じ。
前後でイスが重なってる位置に座ると、普通に前の人と膝が触れ合う距離感です。

地元の常連の方が多いのも、会話の内容から分かります。
それだけ会話も多く、サ室内の6人の内一人は僕で、3人で会話してる常連の方々と2人組で来てる客、みたいな組合せでそれぞれしゃべってたりするんですが、いずれのチームも結構大きい音量で会話されてたりするんですね。

男湯のサ室って通常大体静かなので、なんかそういう意味では謎のフィンランド感ありましたね。
これはこれでその土地ならではの趣があります。

浴室の壁には、最近の女将さんの悩みである
「子供の習いごとの選択肢が色々あるんだけど、何がいいのかしら?」
みたいな、手書きの壁新聞が貼ってあり、脱衣所でアンケート投票みたいな感じになっていて、
こちらも地元密着型な感じでちょっとほっこりしますよね。

投票リストにあったかどうかはちゃんと見てないんですけど、習いごとだったら僕は断然
「少林寺拳法」をオススメします。
僕自身も小学校の頃にやっていて、黒帯までいってやめました。

「少林寺拳法」という名前ではありますが、リー・リンチェイ主演の映画『少林寺』でやっているような中国武術の「少林拳」とは全く別物であり、なんだったら関係もありません。

武道とかスポーツの一種なんですが格闘技ではないので、実際にパンチとかキックとかを当てるわけではなく、「演武」という、基本的には形(かた)を披露するものなんですね。
昨今は護身術としても使えるとして注目を集めているとかなんとか。

大会の審査員側になったことがないので演武をどういう基準で審査しているのかは知らないんですけど、演武というだけあって、演技みたいなものだと思うんですよ。
もちろん形の正確さは必要だと思うんですけど、あとは気合いとか迫力だと思うんです。
そうなってくると演技力が問われると思うので、そこは鍛えられるんじゃないかと思います。

経験者の有名人の中には、安岡力也さんをはじめとした役者の方々も結構いらっしゃるみたいなので、やはりその方面の訓練には一役買っているのかもしれません。

未来の売れっ子俳優を育てるという意味でも、少林寺拳法、是非検討していただきたいと思います。

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2020.01.03

1回目の訪問

白山湯 高辻店

[ 京都府 ]

銭湯サウナ史上最高

1セット目が終わる頃、露天で外気浴しながら、そう思いましたね。
とんでもない所に来ちゃいました。

ここは果たして"銭湯"のカテゴリーに入れてしまっていいのでしょうか。
しかし料金もシステムも全て銭湯なので、銭湯とする以外にはないでしょう。
だとすると、サウニングにおいてここ白山湯高辻店を超えられる銭湯は他にないのではないでしょうか。

必要なものが全て揃ってるんです。

銭湯は完全なサウナ施設ではありません。お風呂屋さんですから。
ゆえに我々も銭湯に全てを求めるということは普通しないんですよ。

だからこそ、「もうちょっとこうだったら」とか「これもあったら」とか、
思うところは色々あってもそれは心の中に留めておいて、実際に口には出しません。

銭湯はお風呂屋さん。サウナーだけのものではない。
その常識を白山湯高辻店は完膚なきまでに打ち砕いてくれました。

それだけじゃないんです。
必要なものどころか、想像もしてなったありがたいものまであるという、
完全にサウナ施設を作るような発想で作られている銭湯。それが白山湯高辻店です。

天然地下水の水風呂の水がいいのは当然として、スゴイのは吐水口のライオンが2頭いるんです。
両方から滝のように水がドボドボ吐き出されてるわけですが、位置に高低差があるんですね。これがまたイイ。

高い方は、まさに滝そのものですよ。
ただ、壁にぴったり背中をつけると、ちょうど滝の裏側に入って直接水を浴びないポジションになるんですね。で、ちょっと前に出ると滝行みたいになる。これを繰り返すことができるんです。

隣の低い方は、ネックシャワー的に首・肩に当てることもできるし、ヘッドマッサージ的に頭に当ててもよし。

水風呂自体広いので滝の当たらない場所で休憩することだってできるし、
あとこの水飲めるらしいんで、給水の機構も兼ねてますね。至れり尽くせり。

広くてキレイな露天スペースにはととのいイスだって完備されています。
背もたれのあるイスが埋まっていたとしてもベンチもありますし、広い露天風呂の縁に座ることも可能。

忘れてましたけど、サ室もかなりあつくてね。すぐに滝のような汗が流れてきますよ。
水風呂の2頭のライオンに次ぐ"3つ目の滝"ですね。

もうお腹いっぱいになったと思いますが、極めつけが最後に残ってて、浴室入り口の足元に、ちっちゃいシャワーがあってそこから絶えずお湯がピャーっと出続けてるんですよ。
もう桶でお湯をバシャーっと床に撒く時代は終わりです。

時代を先取る足元シャワー。
恐れ入った。

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2020.01.03

1回目の訪問

船岡温泉

[ 京都府 ]

今一番、塩谷(歩波)さんに図解してもらいたい銭湯。

行ってきましたよ、船岡温泉。
なんて言ったって、有形文化財にも登録されている銭湯ですからね。

船岡温泉って、多分海外の旅行客向けのガイドブックとかに載ってるんだと思うんですけど、そういう影響もあって外人さんをはじめ多くの観光客が訪れます。

それでも中は結構広いんで、そこまで混んでる印象はないですね。
ただ敷地面積が広いだけじゃなく、お風呂の種類も豊富なんですよ。

まず入ってすぐのところに、壁に囲まれた一人用の打たせ湯があります。
これ、入ってすぐのところにあるから最初に書きましたけど、気付いたの最後ですからね。
立ちシャワーかなんか、なんだったら何もない空間なんじゃないかと思って最初スルーしてますから。

薬風呂を経て大きい白湯の浴槽があり、そこはバイブラゾーンと電気風呂ゾーンがあるんですが、電気風呂の電極板って、普通左右1枚ずつあるじゃないですか。あれで一人分ってことだと思うんですけど、こちらは2枚ずつ並んでるんですよ。つまり二人同時に電気風呂に入れるってことですよ。面白いですよね。やってる人いませんでしたけど。

そしてもう一つ、エスティジェットバスゾーンっていうのがありました。
「エスティ」って初めて聞いたんですけど、「エステ的な」みたいな意味ですかね?ハイカラです。

さらにその奥には檜風呂があって、岩の露天風呂側だけど内風呂として檜もしっかり楽しめるんです。そしてその周りは檜風呂ゾーンというか、なぜかちょっと壁とかも違う造りになってたりして、どういうことかそっちにもカランがあります。

あとは中途半端な場所に高温深風呂っていうのもあって、誰も入ってなかったので入ってみたんですが、それほど高温とは感じませんでしたね。深かったけど。

そんな盛りだくさんな浴室なんですが、サウナーとしては極端なこというとこれ全部いらないんです。
なぜなら必要な物は全部露天にあるからです。知らないで行ったのでビックリしました。

サ室も露天ゾーンに別小屋としてあって、その前室みたいのがあって、めずらしく立ちシャワーがあります。
岩風呂は水風呂とあったかい風呂が並んであって、狭いけど頑張れば外気浴もこの辺でできちゃいます。

と、ここまで書いてみましたが、この文字情報読んだだけじゃよく分かんないですよね。
図解で見たくないですか?

書籍「銭湯図解」発売前に、強く図解化を希望していた「クアパレス」以来の図解化希望の銭湯に出会ってしまいました。
今度本人に会った時にでも直接言ってみようと思います。

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2020.01.03

1回目の訪問

サウナの梅湯

[ 京都府 ]

最初に言っておきますと、梅湯の魅力は1024字では語り尽せません。

なので、今回も(いつものように)ピンポイントのニッチな話だけを全力でお届けしようと思います笑

なんと言ってもまず、"名前"がいいですよね。
「サウナの梅湯」ってネーミング、すごくないですか?
銭湯の名前としてあんまり聞かない感じだと思うんですけど。

まず「梅の湯」ではなく「梅湯」だし、なんだったらその「の」は「サウナ」と「梅湯」の間にあります。
イメージ的には『逆襲のシャア』の「の」的なイメージありますよね。もしくはジブリ作品の「の」とか。

その昔は「電気風呂の梅湯」みたいな感じの名前だった時代もあったらしくて、今はサウナがイチ押しだから「サウナの」って付いてる、っていうようなエピソードをどっかで聞いた気がします。

初めて梅湯に興味を持ったのは、もうだいぶ前の話だったと記憶してますが、「銭湯図解」の塩谷(歩波)さんが梅湯に泊まり込んでた頃だったと思います。

やっぱりその時も気になったのは、梅湯の"名前"でしたね。

当時はともあれ、今こうして間借りなりにもサウナーとして生きてるわけじゃないですか。
しかも、"銭湯サウナー"を公言してるとキてるわけですから、「サウナの」を冠する銭湯に行かないわけにはいかないわけですよ。道義的にみても。

それ、よく考えたらすごくうまい戦略ですよね。
まぁ主なターゲットは僕なんですけど。

でも例えば、サウナイキタイで「サウナの」を検索してみても、まともに「サウナの」を冠する施設は梅湯以外は見つかりません。

「サウナの」って、言い換えれば「サウナと言えば」くらいのパワーワードになると思うんですよ。

だから要するに、「銭湯好き、しかも銭湯サウナ好きを名乗ってる人間で、梅湯に入ったことない奴なんてモグリだぜ」って言ってるようなものなんですよね。
あくまで個人的な見解ですけど。

ということで、実際に本日梅湯に入った僕からの、率直な意見ですが、以下になります。

「銭湯サウナーと名乗ってる人間で梅湯未経験は、モグリ!」

現場からは以上です。

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2020.01.02

1回目の訪問

都湯-ZEZE-

[ 滋賀県 ]

ブンッ!! か(文化)だ!

どうも、hiro-mixtureです。
この度のご拝読、ありがとうございます。

ゆとなみテレビ(現:ゆとなみTV)という、滋賀県は膳所にある銭湯「都湯」のハラノーマル氏が運営する、(銭湯)業界初の"お風呂屋さんのYouTubeチャンネル"、ご存知ですか?

先日ついに、都湯のオープンと共に1周年を迎えまして、チャンネル名も「ゆとなみTV」と改称して、装いも新たに2年目がスタートしたばかりの、今最も(銭湯)業界的にアツいメディアであり、唯一無二の存在です。

僕もその独特の持ち味と、ハラノーマル氏のキャラクターや、言葉遣いを含む言い回しの面白さに魅力され、チャンネル開設当初から見始めて、この一年強の間、週2の楽しみとしてヘビーな視聴を続けてきました。

「高画質、高音質で優しくお送りしていく」というコンセプトもYouTubeチャンネルとしては極めて斬新で、かつ、それは、定期的に動画を公開し続けることにおいて非常に困難であることから、TOPユーチューバーにおいても中々に公言することも継続することも難しく、言ってみればあまり触れられたくない部分であり、

「私たちは別のところで勝負してるんです」

という言葉で逃げたいところなんではないかと、個人的には勝手に思っているところであります。

ゆえに、ゆとなみTVというチャンネルは唯一にして絶対の、他のユーチューバーにはマネしたくてもできないようなことをやってのけているわけでありまして、尚、それを1年以上も続けているわけです。

しかも日々の大変な都湯の仕事と並行して、ですよ。
これを応援しなくて、何を応援しろと言うのでしょうか。個人的にはオリンピックより重要です。

そんな都湯に、ついに行くことができまして、番台に立つハラノーマル氏にも会え、お話しすることもできました。ありがとうございます。
で、都湯の話なんですが、

めちゃくちゃイイ!

ゆとなみTV関係なくめちゃくちゃイイ。
サ室、温度高いのは元より、湿度の高さめちゃくちゃイイ。

水風呂、イイ。
あのー、久しぶりに、"美味しそうな水感"味わえました。
美味しそうな水に沈んでる時がやっぱり一番幸せなんですよ。

と・と・の・っ・た!

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2020.01.01

1回目の訪問

水曜サ活

喜楽湯

[ 埼玉県 ]

あけましておめでとうございます。

今年は元旦から縁起の良さそうな名前の喜楽湯にやって参りました。

銭湯サウナーを名乗っておきながら、喜楽湯に今まで来なかったのは、単純にタイミングが合わなかったこともありますが、それ以外の理由として、

混んでそう

だったからです。
銭湯好きを公言しておりますが、一つだけ勘弁してほしいことがあって、
それが「水風呂待ち」なんですね。

人気のある銭湯でしばしば起きてしまう現象が、水風呂待ちです。
これは完全に性格というだけなんですが、僕は水風呂待ちだけは絶対にしたくない、という信念の元、日々行動しています。

銭湯はサウナ施設とは違って、水風呂が小さめだったりして、また、温度も冷た過ぎず、長く入っていられる場合も多いので、お客さんの多い銭湯は比較的水風呂待ちが起きやすい傾向にあるんです。

それでもそういう銭湯に僕も入る時はあるわけで、そうなったらもう大変ですよ。
浴室内の全てのサウナーの動きを把握しつつ、脳内でシミュレーションを重ね、水風呂があくタイミングから逆算してサ室に入り、あいたと同時にドアを開けて水風呂直行。その後は休憩の時間を調整してサ室に入る、ということを3〜4セット繰り返します。

これによって、水風呂待ちは意外と回避することができたりするんですが、大きな問題が一つあります。

常に気ぃ張ってて整わないっていう笑

もはや何がしたいのか自分でもよく分からないわけですが、とにかくそういう理由で混んでそうな感じの銭湯に対しては相当慎重になります。

まぁそれだけ人気の銭湯ということになるわけでそれは喜ばしいことなんですけど、せめて行くタイミングはできる限り調整したいなということでの本日の初訪問となりました。

読みはバッチリでしたね。
大晦日営業を経て〜の元旦朝湯8:00〜20:00までのぶっ通し営業。
これは18:00頃入店で閉店までじっくり楽しめるんじゃないかと。

おかげさまで新年一発目、ガッツリ整いました。ありがとうございました。

無事、湊研雄氏にも会えたので梅湯に行って湊兄弟ステッカーをいただこうと思います。

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2019.12.31

3回目の訪問

妙法湯

[ 東京都 ]

サ室がいいにおい。

について言及するのはもうええねん。と笑

妙法湯がリニューアルオープンしたのは、今年の1月29日。
待ちに待っていた僕としてはオープン初日にかけつけて、当時あまり書いていなかったサ活にもしっかりと「いいにおいだった」という感想を記しておりました。

そして次なる2回目訪問時のサ活では、もうほとんど「いいにおい」のことしか書いていません。

他の方のサ活にもサ室がいいにおいであることは書かれてるし、これ以上言及する必要はないと思いますし、なんだったら施設情報に入れちゃえばそれで済むんじゃないかとすら思います。
ということで早速サ室情報の備考欄を更新しておきました。
これでいいんです。

いやしかし、それにしてもいいにおいなんですよね。
これ、行ったことない方にはちょっと想像できないと思うんですが、妙法湯のサ室のいいにおいって、いわゆるサウナとか温浴施設のいいにおいとちょっと違うんですよ。

例えばサウナーだったらヴィヒタ的なにおいを嗅ぐ機会が多いと思うし、あれをいいにおいだと思いますよね?
あとは真新しい木のにおいとか、薬湯とか薬草サウナのにおいとか。
僕もいいにおいだと思います。

だからサ室がいいにおいだなんて言うと、知らない人はそっち系のにおいを想像すると思いますが、これが違うんですよ。
じゃあ何のにおいなんだと聞かれても「いいにおい」と答えるしかなくて難しいんですが、一つ言えることは

「万人受けするいいにおい」

なんです。

皆さん大人なんで、子供の頃のことはもうあまり憶えてないかもしれませんが、大人になって慣れたにおいってありませんか?
例えば僕は、幼少の頃は緑茶のにおいが苦手でした。
スーパーマーケットの中のお茶屋さんコーナーの近くを通る度に、漂ってくる緑茶の香りで気分が悪くなったりとかしていましたが、今となってはそれもいいにおいの一つに加わっています。

多かれ少なかれ、強いにおいというものは好みが分かれるものだと思うんですよね。
サウナーが想像するようなサ室のいいにおいって、意外と結構人を選ぶところがあると思ってて、それと比べると妙法湯のサ室のいいにおいは全然違います。

でもなんて言ったらいいか分かんなくて。なんかぴったりな言葉はないかなぁなんて2時間ほど考えてたんですが、結局出てきた言葉は以下でした。

「家の玄関からこのにおいのするような家に帰りたい」

イマイチですね。
来年もよろしくお願いします。

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2019.12.29

1回目の訪問

日本に「ゆらっくす」は、2軒しかないと思ってた。つい最近まで。

既に今年どちらの施設も訪問済みですが、言わずと知れた熊本の王者「湯らっくす」と、池袋の銭湯「ゆラックス」です。

よくよく考えてみれば浅はかな話で、日本に2軒ってことはすなわち世界でも2軒ってことですよね。

そして「ゆ(湯)+リラックス」的な造語だとすると、そこまで"その発想はなかった"的な言葉ではない気もするし、おそらく、ひらがな・カタカナ&漢字MIX等のあらゆる表記のパターンで商標取ってる会社も個人もないと思うので、他のゆらっくすがあってもなんら不思議なことではないのです。

ちょっと調べてみるだけでも、福島県は郡山市に「郡山ユラックス熱海」っていう、これまた謎ネームの施設が見つかりましたし、おそらくまだまだあるのでしょう。

そうなった時に、僕に湧き上がる感情といったら、旅人のバイブル「何でも見てやろう」(小田実 著)よろしく、

全部行ってやろう。

と、なるわけです。
完全にどうかしてますね。

かくして、岩手県は山田町に一昨年誕生した「うみねこ温泉 湯らっくす」に来ることになったわけですが、
こちらは「うみねこ温泉」という可愛らしい冠が付いてはいますが、その後は「湯らっくす」という王者と完全に一致する名前を有しています。

そんなわけで辿り着いた陸中山田の大地。
震災の傷痕残るこの地に、"第3のゆらっくす"は確かに存在していました。

前置きが長くなったんで、全部すっ飛ばして、サ室の話からにしましょう!

TVがあるんですけど、普通にTVが問題なく見られる音量がサ室内で出てるわけですよ。
だから、最初は奥にあるTVから離れて、手前に陣取ったわけですね。

そしたらなんと、オルゴールの音色が聴こえてきたんです。
気付いてなかっただけで、ずっと結構大きな音で鳴っていたみたいでした。

待ってください。
普通"どっちか"じゃないですか?
今どっちも鳴ってます。どっちも全然アピールかましてます。

TVもTVで、今日は救命病棟の密着ドキュメンタリーみたいなのがやってたりして、あんまり主張されると手に汗握る展開になってくるわけですよ。そもそも全身汗だくなんですけどね。

そんな風にTVに意識が傾きだすと、急にオルゴールが今まで以上のクレッシェンドをかましてきて、僕の袖を引っ張るわけですよ。

なんか双方から引っ張られて、サ室の瞑想はやがて迷走となり、
耐えられなくなって水風呂にゴロンと転げ落ちました。

外に出ればマイナス気温の外気浴。
冬の岩手は寒いけど、あついゼ

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2019.12.28

1回目の訪問

地方に来た時こそ、ゆっくりしたい。

そう思うのが人情というものです。

そもそも人が温浴施設に求めるもの、そこに何をしに来ているかって言ったら、

"ゆっくりしに来ている"に決まってます。

しかし、人によっては、又は場所によっては、ゆっくりできないってこともあると思うんですよ。

田舎出身の僕から言わせてもらいますと、昨今のサウナブーム的な流れなんかが生まれる遥か昔から、地方のスーパー銭湯は週末のファミリーの別荘みたいな存在となっておりまして。
古くは健康ランド(センター)からの系譜でもあります。

週末になったら、朝から家族全員で車でスーパー銭湯に行って、とりあえずひとっ風呂浴びたら、休憩所で昼飯食って、後はおのおの自由行動。

お父さんと息子はゲームコーナーに直行して、お父さんが換金できないパチンコ・パチスロに興じたりしてる隣で息子は全然世代じゃないアーケードゲームの「アウトラン」とかに精を出したりしてみて、すぐ飽きてテトリスとかに手を出したら思いのほかハマっちゃったりして長居しちゃったりして、お父さんが声かけても聞く耳持たなかったりして…みたいな、そんな感じですよ。

そんなファミーリアが何組とたむろしている温浴施設において、孤高のサウナーが安らぐ場所は限られてきます。

だから、コスパ的に最強なことは分かり切っていても「竜泉寺の湯」とかに安易に行くわけにはいかないんですよ。分かりますか?この気持ち。

コスパだけじゃなくてその他の良い部分もよく知ってます。実際何回も行ってるわけですから。でも、

やっぱりゆっくりしたい!たとえ数百円多く払ってでも!!
ってなるんです。

ということで本日のサンピアの湯なわけですが、期待を上回る良さでしたね。主に空いているという理由で。

とは言ってもそこそこ人は入ってますよ。その上で広さがあるし、サウナよりもお風呂メインの客が多いっていう理由もありますね。

サ室、ちょっとぬるかったですが、オートロウリュ時には凄いことになるらしいですし、水風呂はキンキン。
広大な露天で外気浴は最高です。

他の施設では味わえないであろう、休憩スペースのボールプールに埋もれて永遠の眠りにつきましょう〜〜〜〜

良いお年を!

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2019.12.14

1回目の訪問

北欧の風

感じましたね、ついに。

あの風ですよ、7F 露天風呂の。
行ったことある人なら分かると思うんですけど。

それでも季節によって気温とか、その日によって風の勢いとかの違いはあると思うんですけど、本日は12月も中旬のやや低めの温度の、体感ちょっと強めの風が、露天には吹き荒れていました。

実は外気浴も、サウナ欲や水浴と同様に温度が意外と重要で、でもそれは人間がコントロールできるものではないので、自然任せの基本運任せみたいなところがあるものですから、そこは日頃の行いが問われるところです。

良いところがたくさんあった北欧ですが、あえてベストを選べと言われたらそれは紛れもなく「風」でした。

まず第一に高層ビル街の地上7Fならではの風。
そして、これは予想ですが、北欧の露天は風が通りやすい構造を意図して設計して作っているのでしょう。
なんかそんな感じがします。

その他の、例えばサ室や水風呂、もっと言うとそれ以外のトゴールの湯とかカランみたいな細かいところに至るまでの全部が充実していて、ほとんどが及第点どころか一般的にサウナ施設として重要とされる箇所はその全てが非常に優秀な状態を保っています。
風はそれら全ての要素の上にプラスアルファで乗っかってくるものなので、基本的なポイントを全て網羅しつつ、あとは天候などによってより上がるか、そうでもないか、くらいをキープしているのです。

激戦区の上野周辺で絶対王者を守り続けてる理由はここにはあると思います。
まさに北欧ならぬ「北王」ですね。
ドラマの舞台にだってなっちゃうわけですよ。

でも、僕はぶっちゃけ、ドラマ「サ道」あんまり好きじゃなかったんですよね。
まぁほぼ全部見たんですけど。何本かはOAでも見たくらいなんですけど。それでも、どうしても受け入れがたい部分があって。

それはキャラ設定とストーリーなんです。
それは僕が"「マンガ サ道」の1巻"という、所謂サウナーのバイブル的扱いを受けているあの本が好きで、あの内容が好きだったんですよね。あの世界観が良かったんです。

ドラマの「偶然さん」なんか全然別人じゃないですか。蒸しZを探し回るとかって話もなんか意味分かんないですし。

とか思ってたんですけど、ドラマ「サ道」放送の情報公開と同時期に「モーニング」による「マンガ サ道」の連載が再開して、コミックス派の僕は2巻とか3巻が発売してから初めて読むわけです。

そしたら、めっちゃドラマ「サ道」寄りの内容に変わってましたね笑

なんだ、じゃあ原作通りってことじゃん。
じゃあ、やっぱり北欧が聖地なのかっていうね。

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2019.12.10

1回目の訪問

迷ったらドーミーイン。迷わなくてもドーミーイン

「きみは、ドーミーインを知っているか?」

ということで。

"知っている"というのは、名前を聞いたことがあるとか、看板を見たことがあるとかそのレベルではなく、

「ドーミーインとは一体どういうビジホなのかを知っているのか?」

ってことなんですけど、実際その知名度といったらどの程度なのでしょうか。
ちなみに僕は知りませんでした。

モットーは、「住むホテル」と「我が家に近いビジネスホテル」とするドーミーイン。
このために(多くは最上階に)(サウナ付き)(天然温泉の)大浴場を備え、また朝食にご当地の素材を使った豊富なメニューやご当地料理を含めた豪華ながらにしてリーズナブルなビュッフェ(有料)を完備。

そして最大の特徴として、毎日大体21:30~23:00(店舗により異なる)くらいの時間帯に「夜鳴きそば」の名称で半玉サイズのあっさり醤油ラーメンを無料で提供してたりします。

そんなドーミーインチェーンは、国内外合わせて80棟を優に超えており、2019年度日本版顧客満足度指数調査においては、ビジネスホテル部門で4年連続で1位だったリッチモンドホテルを抑えて、ついに首位となりました。

まぁ要するに何が言いたいのかっていうと、ドーミーインがいいってことですよ。

いや違う!
サウナーがビジホ選ぶ時には迷わずドーミーインにすればいいって話なんです。

こちらのドーミーイン盛岡は、今年の4月くらいにオープンしたっていうピッカピカの一年生ドーミーイン。
そんなドーミーイン盛岡のサウナは絶対充実してるはずじゃないですか。

行ったことないのに信じてました。
で、ほぼほぼ期待通りでしたね。

サ室はカラカラなんですけど、広さもまぁまぁでちゃんと熱いし、水風呂は冷たい。
ただ、水風呂は珍しい壺湯型で、壺湯好きの僕としては楽しいんですが、一人しか入れないのはタイミング的には好ましくない時もあります。
運を信じましょう。

露天にととのいイスもあるんでほぼ完璧なんですが、僕が最も優秀だと思ったのは浴室のBGMです。
ありそうでなかったヒーリング系。なんだったら一番音量が高いのが露天ってのがまたにくい演出です。
ほとんどの人がととのう場所って外気浴中なので、露天でヒーリングミュージックは、完全に「分かっている」人がやってる証拠でしょう。スゴイ。

旅行先のホテル選びって、結構迷うじゃないですか。
もう迷う必要はありません!
そこにドーミーインがあったら、決めりゃあいいだけです。

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2019.12.09

1回目の訪問

歌舞伎町の男性専用施設最後の砦

「510グループAKスパ」

歌舞伎町のど真ん中みたいなところにあって、まず立地としてかなりディープです。
単なるイメージとはいえ、言っちゃーなんですが怪しさ満載です。
一昔前の僕なら絶対に来ない所でしょう。

しかも、「終電逃してカプセル泊まるか」な勢いじゃなくて、仕事終わりにサクッとサウナ入りに来るだけの利用ができちゃうなんて、我ながら立派なサウナーに成長したものです。

でも、
「いつもは岩盤浴目当てだけど、ちょっとサウナと水風呂入ってみたら思いのほか気持ちよかった!」
みたいな、スーパー銭湯ユーザーや、
「サウナのドラマ見て、最近ちょっと気になってるんだよね。僕も”ととのって”みたい!」
みたいなこと言ってるライトユーザーにはめちゃくちゃハードル高い施設だと思うんですよ。

なので、今回はそんな初心者のハードルを少しでも低くできるような内容を目指して書いてイキタイと思います。

まず名前からして怪しいですよね、510グループAKスパ。
510グループって何?っていう。
歌舞伎町でグループとか言われると、色々と想像が広がります。

実際のところは、山王観光株式会社という会社が展開する新宿のカプセルホテル「カプセルホテル新宿510」、「レディース510」、そして我らが「510グループAKスパ」の3つが、510(ゴー・イチ・マル)グループと呼ばれています。
ちなみに、山王観光株式会社の資本金は、1億円です!

外観とは打って変わって、中は明るく、受付の方も丁寧な感じで怪しさ半減。普通に入れるでしょう。

ロッカーは縦長型なんですが、上下でL字と逆L字が重なっているような非常に特徴的な形になっています。
こんなロッカー見たことないです。ネットで検索すれば写真とかも見れるので良かったら。
一見合理的な形なんですけど、ここまで合理化するほど混むことはあるのか?という疑問を持ったのは僕だけではないでしょう。

サ室は前室があるスタイル。
前室っていいですよね。二重扉構造だから人の出入りでサ室の温度が下がらないし。全てのサ室に採用してほしいシステムです。
てゆーかこの前室、椅子もちゃんとあるし、なぜかテレビまであるんで、低温サウナを兼ねているのかもしれません。

色々書いてきましたが、重要なことがまだでした。それは…

意外と清潔感あって、キレイ。

“意外と”というと失礼ですけど、行ったあなたになら分かるはず。

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2019.12.07

2回目の訪問

ゆパウザひばり

[ 東京都 ]

ひばりーヒルズ青春白書

て、言いたかっただけなんで、特に意味はないです笑

やっこさん、浴室が遠赤サウナとロッキーサウナで2種類あって、男女週替わりなんですが、土日祝に関しては男湯は遠赤側固定という、極めて異例な制度を取り入れているんですが、入ってみればその理由は分かると思うんでやんす。

キャパですね。
広大な遠赤に対してロッキーは少し狭いので、休日に押し寄せる男勢に対してロッキーでは許容できない、ということです。

てゆーか、ちょい待ち、今の僕のワークライフバランス的に、平日にひばりヶ丘駅に来れることはほぼなさそうなので、一生ゆパウザのロッキーを味わうことはないでしょう。

ワーオですけど、でもいいんです。
せっかく行ってギュウギュウのロッキーで辟易するくらいだったら、広大な遠赤でしっかり整う方が性に合ってるといったもんでやんす。

ゆパウザって、サウナーのサウニングに物凄い適している非常に優れた銭湯なんですよ。
残念ながら休日しか行けないので遠赤側しか知らないんでそっちだけの話になりますが、遠赤側がこれだけいいんならロッキーはもっとイイと想像できます。

まずサ室が広いし、しっかり熱い。銭湯サウナは広さがとても重要です。ましてや客が多いところは特にそこが求められる。
同様の理由で水風呂も結構な広さなのが嬉しい。更にはある程度の深さ。そして冷たさ。水風呂の三大要素も見事にクリアしてます。
最後に露天。ちゃんと空を拝めます。ベンチタイプだけどイス(もしくは座れるスペース)も十分ある。

サウナ→水風呂→外気浴のセット
の導線が何かに遮られることなく進行して、それを回し続けることができる。
それこそがサウニングにとって最も重要な事だと思っていて、それが可能な銭湯がゆパウザなんです。

でも僕は、ゆパウザのこと、何一つ憶えてなかったんですよ。ワーオですよね。
前回行ったのは去年の10月。
その頃はサ活は書いていませんでした。

僕のサ活はそんなに施設のこととか詳しく書いてないことは読んでいる方なら分かると思うんですが笑、
それでも書く時って経験として場所のこととか何度も何度も思い出しながら書いてたりするんですよね。

その証拠に、サ活を書くようになった頃からの銭湯とかサウナ施設のことは、全部ハッキリと憶えてるんですよ。
記憶があいまいなのとか失われているのは、全てサ活を書いてない場所だけなんです。

だからなんだって話かと言うと、
サ活書け!トントゥもらえ!トントゥあげろ!トントゥ抽選会応募しろ!当たれ!当たったらその施設に行け!サ活書け!
→以降ループ

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2019.12.01

1回目の訪問

湯パーク松島

[ 東京都 ]

近くにあったら通いたい。

新小岩という場所を意識したのは、今から3年前くらいだったかと思います。

きっかけはもちろん、ラーメン業界ではあまりにも有名な新小岩を本店とする「麺屋 一燈」です。
当時のラーメンデータベースでは常にTOP3以内をキープしていた記憶があります。
一時期は食べログのラーメンランキングの頂点に君臨していたこともあるという、ラーメン好きなら一度は食べたい究極の一品ですね。

だがしかし、新小岩は遠いんですよ。
家からも職場からも遠い。
そして、当時の僕にとっては、ラーメン以外の用事が新小岩にはなかったんですよね。

そんな中でずっとスルーし続けた地なんですが、今ではもう事情が違います。
サウナーですから。

サウナ&ラーメン
これだけあれば行く理由としては十分過ぎますね。

本日は千葉市美術館に現代アートチーム「目[mé]」による「非常にはっきりとわからない」展というのを見に行きまして、まぁ感想はいうと非常にはっきりと分からなかったわけですが、帰りの電車で途中下車サウナにありつこうと思った時に、新小岩が候補に上がったわけですよ。

新小岩には、「レインボー」がある!
スーパー銭湯の「まねきの湯」や「古代の湯」の無料送迎バスだって新小岩駅から発着しています。

ですが、ここで湯パーク松島という銭湯を選ぶのは、僕が銭湯サウナーだからなのでしょう。

というわけで早速入っていくんですが、浴室は結構渋めの、銭湯らしい銭湯ですね。
所々、汚れというか経年劣化的なものが目立ち、あちこち錆びてたりします。
本日は葛飾区内の銭湯は「りんご湯」ということで、プカプカりんごが浮いていました。

水風呂の広さを見て、「よし」とガッツポーズをしつつサ室に入ると、なんということでしょう。
いい匂いなんです。木のいい匂い。これは楽しいやつですよ〜。
見回してみると、綺麗で新しい感じもするんです。サ室内だけ。
で、あついんです。
で、広いんです。しかもなぜか貸切なんです。

サ室って、ぬるいのは論外なんですが、あつい場合も人の出入りで温度下がる系と人の出入りに関係なくあつい系とかあるじゃないですか。
この場合はもう分かんないです。出入りないんでね。

サ活読む限り水風呂があまり冷たくない時期もあるみたいなんですが、今日は全然冷たくてソッコーでしたね。
他の日がどうなのか分かりませんが、これは本当に穴場ですよ。

結果的に一番いい選択をしたなって思いましたね。

え、一燈?
待ち時間長かったので諦めました笑

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2019.11.26

9回目の訪問

三の輪湯

[ 東京都 ]

いい風呂の日の今日は、「森林浴」について少し考えてみましょう。

僕が森林浴を初めて体験したのは、もちろんこちらの三の輪湯なわけですが、
思えば「”森林浴”ってなんやねん」と思いながら入っていき、
「あ、なんか分かんないけどイイ!」となって、今に至ります。

初めて行ったのが去年の4月ですから、
それから1年7ヶ月以上「よく分からないけどイイ」と思い続けていました。

森林浴の言葉の意味としては、
「森林を散策して樹木の香気を浴び、安らぎや爽快(そうかい)感を得ること」とのことなので、そういう意味での初体験はもっとずっと前ですね。
ワーキングホリデーでオーストラリアに行っていたことがあったので。

もう10年以上前の話ですが、オーストラリアのワーホリメーカー達は、基本暇です。
特に「近所にスーパーはIGAが1軒のみで、しかもそこまで車で5分」みたいなド田舎なんかに住んでたら、農作業以外の時間は暇しかないわけです。

そんな中で彼らはどうやって暇つぶしをするかというと、その定番が「ナショナルパークに行く」です。
日本語で言えば国立公園ですね。
オーストラリアには、カカドゥとかカタ・ジュタとかブルー・マウンテンズのような有名なナショナルパークの他にも、地元の人でも知らないんじゃないかっていうくらい無名なナショナルパークが多数存在します。
もうなんだったらナショナルパークだらけなんですね。
「とりあえず山に向かったらそこがナショナルパークだった」状態ですよ。

そんなわけで、オーストラリア時代には存分に森林浴を味わってました。
もしかしたら整ってたのかもしれません。

さて、銭湯の森林浴に話を戻しますと、森林浴自体は三の輪湯以外にもいくつか導入しているところが実はあるんですよね。

三鷹のアサヒトレンド21では、サウナ専用室内が森林浴効果があるとうたっていますし、先日行った神楽坂の竹の湯にも森林浴があって、そちらはスチームサウナでした。脱衣所に「森林浴発生器」なるものもあったりしてね。
「え、森林浴って機械で発生できるもんなの?!」なんて衝撃を受けたわけですけど、おばさんに勝手に写真撮るなとか言われた後だったんでね。写真は撮ってないです。

同じ銭湯の森林浴でも、三者三様。それぞれが全く違う”森林浴”なのです。
こうなってくると、いよいよ森林浴がなんなのか分からなくなってくるところですが、いよいよ文字数が危うくなってくるところでもありますので、この辺で〆ようかと思います。

銭湯の森林浴は、

「言ったもん勝ち」

ということで、一つよろしくお願いします。

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2019.11.24

2回目の訪問

究極の水風呂体験

と、
サウキンのスタッフTシャツの背中には書かれていました。

しかし、"究極の水風呂体験"とは一体何なのでしょう。
今回はその謎に迫ってみたいと思います。

と、その前に、
本日はすみだトリフォニーで、ちょっとした用事があったんですよ。
すみだトリフォニー自体には何度か来たことがあるんですが、せっかく来たのにサウキンに行かずして錦糸町を後にした経験が2回ほどあり、無念でしかありませんでした。

そんな経験を経て、
今日こそは、今日だけはという感じでやってきたわけですよ。
ぶっちゃけ、他のことなんかどうだっていいんです。
サウキンに行くこと以外に重要なことなんて、錦糸町北口側にはないと思ってますから。

そんな気持ちで朝から望んでましたら、周囲もさすがに引いたみたいでね、色んな意味で。
それはもう、「おイキなさい」と送り出してくれましたよ。

そうなったらこっちのもんなわけで、早速イってみるわけですけど、とりあえずリベンジ的な意味で「滝シャワー」を体験しないことには始まりません。

これはカピバラさんが教えてくれたんですけど、そんなシャワーがあるっていうんですよ。
前回訪れた時には全く気が付きませんでした。

「あのサウキンに"滝"?」

当然そう思いますよね。
だって気が付かないレベルのシャワーが滝だなんて、大袈裟にもほどがあるって普通思うじゃないですか。
でもカピバラさんがあるって言うってことは、多分あったんですよ。僕が気付かなかっただけで。

曰く「水風呂を対岸に渡り、左手を見よ。そこに件の滝ありけり」
とか言うわけですよ。

"水風呂の対岸"
って表現すごいですよね。
広大なサウキンの水風呂の見事なメタファーとなっています。

「まさか」とか思いながら、水風呂の先に歩いていってみたら、本当にありました。
水の出口が平たい感じのシャワーです。
ひねるところの形が、もうバルブみたいになってるんですけど、なんでなんでしょうか笑

元栓か?

とか余計なことを思いながら、そのバルブをひねってみるわけですよ。
気持ち的にはラピュタの冒頭でパズーが"空から落ちてきた女の子"のことを気にしながら親方の言う通りにしている時のような、あんな気持ちです。

そして出てきた水!
言葉で例えるなら、"平たい、きし麵のような水"です。そしてしっかり冷えている。
実に気持ちいい。
これで汗流しも兼ねつつ、水風呂プールに華麗にダイブ。

なるほど、これが"究極の水風呂体験"か。
伊達に大袈裟ではなかった。

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2019.11.20

8回目の訪問

水曜サ活

アクア東中野

[ 東京都 ]

日本の冬、アクアの冬。

今季一番の寒気が流れ込んだ本日、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
僕はというと、寒いです。

そんな感じなんで、寒いし、水曜だし、どこぞのサウナにイキタイわけじゃないですか。
なんだったらイオンウォーターのある施設とかに突撃したいわけですよ。
そんな想いもあいまって、降り立ったのは言わずもがなのJR東中野駅です。

まぁアクアに行くわけなんですけど、アクアの魅力についてはさんざっぱら語っているので、
ここはあえてサ飯について語りましょう。

東中野駅付近なので、ここは外せません。
メディアでも話題のそうめん専門店「阿波や壱兆」さんです!
そうめんは日本各地で作られていますが、こちらは250年以上の歴史があると言われる徳島の半田そうめんを使用。
一般的なそうめんより太いのが特徴でしょう。日替わりそうめんが人気ですよ。

まぁぶっちゃけ行ったことないんですけどね。

じゃあどこがオススメなのかって言えば、ケバブ屋「トルコアズ」です。
オススメメニューはやっぱりスタンダードなケバブサンドで、肉はケバブといったらやっぱりビーフですよね。
宗教上の理由で四つ足が食べられないというような人はチキンを選べばいいと思います。

ソースは5つから選べると言いつつ、第五の選択肢はまさかの「ソースなし」。
それはソースを選べると言っていいのかとか思いつつも、ハードルが高いのでまだやったことはありません。
この店の特徴として、ソースをMIXすることもできるんですよ。
まぁ逆に言えば、何かのソース1つだけを選んだつもりでも、"そのソースと「ソースなし」とのMIX"とも言えなくもないわけですが、それはどうでもいいでしょう。

僕のオススメは、まずは「ミックスソース」。
ソースをMIXできるのに、すでにミックスされているという矛盾。もしくは、"さらにMIXできる"というダイナミック感を味わえますね(注文時に)。

そんなミックスソースと「ガーリックヨーグルト」のMIXです。
そもそもガーリックヨーグルト自体、ガーリックとヨーグルトのMIXだというのに、さらにMIXします。
つまり、すでに何かしらがMIXされているミックスソースとガーリックとヨーグルトがMIXされているソースとのMIX。
もう、ぐっちゃぐちゃなんですね。
見た目もぐっちゃぐちゃ。それが、うまいんですよ。

ケバブは、言ってもジャンクフードだと思ってるんで、ジャンクフードは潔くとことんジャンクなのがいいと思ってるんですよね。

現場からは以上です。
冬のプール直行で整った~!

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2019.11.17

1回目の訪問

竹の湯

[ 東京都 ]

銭湯とか温浴施設に着いたら反射的に正面の写真を撮っちゃうような人は、注意です。

ちょっとしたトラブルがありました。

僕にしてはとても珍しい事件です。
基本的に温浴施設でのトラブルは極力避けるように行動しているため、トラブルに合うことはめったにありません。
おそらくこのレベルのものは初めてと言ってもいいでしょう。

本日は、先日公開された銭湯が舞台になっている映画『わたしは光をにぎっている』を新宿武蔵野館に見に行きました。

新宿なんで、ぶっちゃけサウナ施設の方がその後行くのは楽だし選択肢も多いわけですけど、せっかく銭湯モノを見た後なんで、そこは銭湯にイキタイところなわけですよ。
しかも現代風にリニューアルされた銭湯というよりは、激渋系の、劇中に登場したような銭湯に行く方がよりエモみが深まりますよね。

というわけで選んだのが本日のここ、竹の湯(新宿区)だったわけです。
存在は大分前から知っていました。
ただ、微妙に用がない場所にあるというのが主な理由で、行ったことなかったんです。

神楽坂駅から長い坂を下っていくわけですよ。
さすがは神楽坂というだけありますよね。帰りが辛そう、とか思いながら。

なんやかんやで着きまして、いつものように正面の写真を撮るわけです。
1枚くらいパッと撮って、中に入ります。
そこで見つけたのが、「電気風呂は当分の間中止します」の手書きの貼り紙ですよ。
うん、知ってる知ってる。Twitterで何人かの人がアップしてるの見たし、みたいな感じで、それもパチリですよ。

その直後でした。
後ろから声をかけられたんです。

?「なんで写真撮ってるんですか!」
僕「(?)……、(なんだこのおばさんは)」
おばさん「なんで写真撮ってんの?なんで撮ってるんですか?」
僕「……記録用、です(半分嘘)」
おばさん「これ全部ウチの物だから!勝手に撮らないで!」

(竹の湯の関係者らしき)おばさんは、そう言い捨ててどこかに消えていきました。

ポッカーン、ですよ。

正面とか玄関先の写真撮っただけで怒られるなんて想像もしてなかったわけで、現実感なかったですよね。
こんなんで整えるかい!とか思って、なんだったら入らないで帰ってやろうかとも思ったんですが、まぁそこは僕も大人なんでね。せっかく来たし、入るだけ入ろうと。
もう全然期待してなかったんですが、

結果は~…、整ったーーーーー!!!!

理由を説明する字数もないです、トラブルのせいでね。
もっかい来ることがあったら、その機会にでも書きますね。

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2019.11.16

4回目の訪問

栄湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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