やまだ

2020.09.02

1回目の訪問

水曜サ活

終電を逃してしまった。

しかし、終電を逃したからといって気を落とす事はなかった。何故なら、自分はサウナを楽しむ事ができる人間だからだ。むしろワクワクしている自分さえいる。

思っているよりも早い時間だった終電を諦め、神戸元町駅から北東に向けて歩き出した。終電を逃してしまった事はこのサウナに向かう運命だったのかもしれない。

かれこれ20分近く歩いただろうか。
24という大きなネオンが輝いているのが見える。ようやく神戸クアハウスへと辿り着いた。

入り口手前では、深夜にも関わらず大きなボトルに水を注いでいる人がいた。サウナーの先輩から水風呂がヤバイとは聴いていたが、飲み水としても好まれているのだろう。

神戸の湧き水の水風呂とは一体どんなものなのか。浮ついた気持ちを落ち着かせ、浴場へと向かった。

クリームソーダ色の内装の階段を上り扉をあけた。見た瞬間、どこか安心感すら覚えるような大浴場。田舎のおばあちゃんの家のお風呂の様な、どこか懐かしいレトロチックな雰囲気だ。

入ってすぐに飲み水の蛇口があったので身体を清める前に一口。最近、コーヒーを入れる水を色々と飲んだりしているが、ここまで口当たりと喉越しが優しい水は初めてだった。もしこの水で出来た水風呂に浸かったら...と入る前から、ワクワクが止まらない。

その前にしっかりと身を清め、温める。
温泉に一通り入ったがどのお湯も心地いい温度だった。温泉にいって一通りお湯に入っても、暑すぎたりぬるすぎたりする湯船が一つはある。しかし、ここはどの湯船に浸かっても心地が良い。ヌルすぎず熱すぎず。ちゃんと温まる。

しっかりと身体を温めた後はお待ちかねのサウナへ。ここのサウナは珍しく、L字型。
寝転べるスペースもあるサウナだ。とりあえず入り、テレビの前に座る。結構しっかりと熱さを感じる。アムザで言うIKIサウナっぽい熱さ。かなり温まる。時計が少し見にくい場所にあるので、しっかりと汗を出してから水風呂へ。

しかしここの水風呂は貫禄がある。推定樹齢500年の木を使った大きな湯船に、まさに今湧いた水を流している様な質朴なパイプ。雰囲気は最高に良い。まずは身体の汗を流し、いざ入水。







ここまでに違うものなのか、、、。
正直初めてサウナに入って整った時ぐらいの衝撃があった。こんな感覚になる水風呂、生まれて初めてだ。あの喉越し柔らかい水はこんなにも優しく身体を包み込んでくれるのか。

そこからは夢中になってさうなと水風呂を楽しんだ。もはや何セットこなしたかなどは覚えていない。毎回休憩では新しい気持ちよく、ここにしか無い水風呂がある

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