2023.05.24 登録
[ 福井県 ]
お久しぶりですね、とお店の方に言われてはたと気がつきました。
あれから何年たったのかしら、ではなく湯っぷるに訪れたのは2週間ぶりなんだなぁと。
その間いろいろなところに行きました。
京都、岸和田、堺、滋賀、
格子戸をくぐり抜け、城下町なんかへも、それは違いますが。
なんだかんだいっても、ホームの湯っぷるは落ち着きます。
どこへ行っても結局戻る場所なのですね。
愛があるから大丈夫なのです。
[ 福井県 ]
仕事が終わって一息ついて ビールがないとダメよ
いろんなお酒数々あるでも ビールじゃないとダメよ
冷えたビールがないなんて
誰か5分で買ってこいよ
なけりゃとても恋しくて
昼に飲めばめでたくて
(ムーンライダーズ「冷えたビールがないなんて」)
最高の一杯を飲むために逆算しました。
夜の濱の湯のマーメイドラウンジでは、
ビールジョッキが黄金色に輝くんですね。
その一杯を最大限に味わうためにはどうするか。
一応、安全を確保するために、サウナ前後での水分補給はします。
でも、上がるまでの最後の1時間は水分を断ちます。
サウナの中ではビールのことしか考えません。
男は黙ってです。
頭のなかで、満島ひかりやら石田ゆり子が応援してくれてるはず。
そして、満を持して風呂から上がったら、
券売機にダッシュ、ビール大とフライドポテト。
その速きこと風のごとし。
この動きがなぜ仕事に活きないのでしょう。
ジョッキの外側は雫がしたたり、
その芳醇な液体は黄金色に輝いています。
今だ、渇きを潤せ。
うまいんだな、これが。
生ビール大でもすぐに身体にしみこんでしまうのですね。
麦を感じる秋、麦秋だな。
金麦ー、なんつって。
[ 大阪府 ]
大阪のサウナーのみんな!
オラに元気をわけてくれ!
みんなの助けが必要なんだ!
…、と心の声で叫ぶくらいに、大阪出張最終日にどこに行くか迷ったんですね。
いいねをしてくれる大阪のサウナーさんのサ活をみると、
グランドサウナ心斎橋か白玉温泉で迷いました。
で、結局、ホテルに近いグランドサウナ心斎橋へ。
そうさ今こそアドベンチャー。
手に入れろ!二世帯住宅!
良かったっすねー。
雲のマシンというか、ミストサウナでボタン押すと熱風が今日も翔ぶのですね。
ハーブの香りも心地よくて気持ちがよかったです。
また、奇跡的に時間もあって、高温サウナで熱波も受けられてラッキーでした。
ロマンティックあげられましたし、
トキメク胸にキラキラ光った夢もあげられた感じです。
阪神対オリックスの緊迫の場面での赤ワインとオレンジのアロマの熱波はまた違った味わいでした。
2曲分堪能した後の外気浴は限界×突破でととのいました。
もう俺をどこへでも、めんたいパークにでも連れてってくれ、みたいな。
滞在時間は短かったですが、
疲れも取れましたし、
CHA-LA HEAD-CHA-LA
何が起きても気分はへのへのカッパです。
笑顔ウルトラZでございました。
[ 大阪府 ]
時節柄なのでしょう、心斎橋やなんばの駅を歩いていると、
ハロウィンの仮装をした若い方々が目立ちます。
いや、あなたがたは気づいてないかもしれないが、
私だって仮装をしているのだよ。
ヘルシー温泉タテバの後にコスプレが完全体になるので教えてやんよ。
ヘルシー温泉タテバの110度の凄まじい破壊力のサウナ室。
藤井八冠、伝説の△7五飛並の破壊力です。
熱くてサウナ室で長考できません。
そしてキンキンに冷えた水風呂。
将棋用語で言うところの、この一手でしびれます。
これはととのいます。
ぐったりと恍惚としたまま風呂を上がり、
ワイシャツに袖を通すとどうでしょう。
コスプレの完成です。
私のハロウィンの仮装は、
「藤井八冠にあっけなく負けた直後の若手棋士」
です。
どうだまいったか。
というか、投了して参っているのはこっちか。
あと今日は扇子を忘れてしまったので、
若干クオリティが下がっています。
まー、サウナうちわで代用ということで。
[ 大阪府 ]
小林秀雄の著作のタイトルを借りるとすると、
「様々なる意匠」が凝らされている、とでもいうのでしょう。
大阪サウナDESSEさんは、さながらポップアートの美術館のようでもあるし、
そんな空間なのに、サウナやら水風呂、半外気浴など、計算されつくした造りになっているのですね。
壁に描かれた新世界の絵は、近江八幡市のボーダレスアートのNOMAの雰囲気もあるし、
森のサウナの小ぢんまりとしているのに落ち着いた空間は京都の細見美術館に近いものがあります。
そんな空間のサウナに浸ると、
自身の「考へるヒント」「私の人生観」「無常といふ事」が研ぎ澄まされていくような気もします。
いや、気がするだけで、なにも考えていませんが。
趣向を凝らしたサウナからのシングルの水風呂。
そして、恐らく人間工学的に考えられているであろう半外気浴。
それはととのわないわけがない。
再訪したいと思うと同時に、
秋だしどこか美術館にでも行きたいと思ったわけで。
[ 滋賀県 ]
秋は夕暮。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
鳥の寝所へ行くとて、
三つ四つなど飛び急ぐさへあはれなり。
(清少納言「枕草子」)
「あはれなり」というのは、心からの「あぁ」とため息がでるくらいの感動で、感慨深いという意味なのですが、
今日は「あはれなり」という言葉が自然とでてくるような光景がありました。
北近江の湯さんで、充分に高温サウナを堪能してから、秋の空気をたっぷりと受けた樽水風呂に浸かります。
そして身体を休めるために外に出たのですが、
遠い山の稜線に目をやると、
まさに秋は夕暮れという景色が広がっていました。
赤や朱、橙色が入り交じった哀愁のある色が山の端を染めていたのです。
そんな情景を見つつ、
火照った身体に、寒風も一瞬で染み入ります。
それはととのいますよね。
毎度、抜群の安定感で心地よく過ごさせて頂いております。
北近江の湯さんのスタッフさん、施設、さらに北近江の自然に感謝でございます。
[ 滋賀県 ]
琵琶湖より愛をこめて…
ダンダンダンダダンダンダン
ダンダダもりやま
ということで、ピエリ守山3coinsでサウナグッズをゲットした後に守山湯元水春へ。
というか琵琶湖愛がすごい。
露天風呂から一面琵琶湖が一望できるわ、琵琶湖大橋も見えるわ圧巻でした。
サウナも広くてオートロウリュも気持ちが良いし、
水風呂も大きく深いんですね。
そして、なにより外気浴です。
琵琶湖を満喫です。
空も風も琵琶湖も心地よいのですね。
なんて贅沢なのだろうと。
なんか悔しいので帰り際に琵琶湖の水をせきとめようかと思ってしまいました。
[ 滋賀県 ]
滋賀に翔んでまいりました。
幼少期は、かけっことびっこげんきっこだった私ですが、
はずむこころを胸に秘め、
オッサンになった身体を癒すべく、
本日はおふろcafeびわこ座さんへ。
ラドン温泉で身体をあたためた後はロウリュサウナへ。
ikiサウナのオートロウリュはたまらない熱さで、
カラダぐぅ夏にナルし、カゲキで最高でした。
水風呂、秋の夜長の外気浴も心地よく、
ほんもののサウナはやれ爽快っ、と思った次第でした。
くるっくー。
[ 福井県 ]
波の背の背に ゆられてゆれて
月の潮路の かえり船
(田端義夫「かえり船」)
仕事がなかなか片付かず、今日は閉店1時間前に入店でした。
とは言え、露天から眺める秋の月と、闇夜にきらめく海草風呂で癒されました。
森田芳光監督の映画で「(ハル)」とか「僕達急行」などがそうなのですが、
趣味が仕事や会話に活きるという場面があります。
「(ハル)」では映画、「僕達急行」では鉄道なんですね。
そんなうまくはいかねーだろ、とは思っていたのですが、
今日はお客さんとの会話のなかで、
サウナと昭和歌謡で意気投合してしまいました。
芸は身を助けるというか趣味は身を助けるのだなと。
サウナは人をつなぐんですねぇ。
[ 大阪府 ]
鉄塔が怪獣のような大きさでそびえ立っていました。
露天風呂への扉を開けると、
闇夜に光る異様な迫力の鉄塔が。
今日の営業は不運続きだったものの、なんとか目標にまではまとめたような結果でした。
上司からも今日もありがとうとは言われたので、
「礼には及びません。仕事ですから」とは気持ちとしてあるものの、自分なりに忸怩たる思いもあるわけで。
ということでサウナです。
まず、さらさのゆさんの浴場の広さと、風呂の種類の多さに驚きました。
どの順番で入ったらいいんだと気持ちが高ぶり挙動不審に。
まず俺が落ち着けと、戻ってペットボトルの水を一口。
サウナの熱波の破壊力も凄いものがありました。
熱波師さんの話では、熱さではこちらのサウナストーブは関西随一のものであるとのこと。
通常の状態を第一形態、オートロウリュも十分熱く第三形態くらい、それで熱波をされた日には最終形態で放射能ばりの熱量です。
上段にいた私は怪獣の前では無力な地球防衛軍よろしく早々に退散しました。
ごめんなさい。
熱量のあるサウナと、熱を一気に冷却する水風呂、
そして怪獣ばりの鉄塔をながめつつの解放感あふれる外気浴を繰り返すこと数度。
私の身も心もスクラップ&ビルドされ、
今度も立ち直りました。
シン・サウナだな。
[ 大阪府 ]
I'll wait in this place
where the sun never shines
Wait in this place
where the shadows run from themselves
陽のあたらない場所で俺は待つだろう
影も自ら逃れる場所で待つだろう
(Cream「white Room」)
岸和田市に出張ということで、街のイメージをつかむべく、映画「岸和田少年愚連隊」を観ました。
結果、ゴッサムシティのような街なのでは、と勝手な想像を膨らませてしまうことに。
南海電車に乗ってても、中高生が喧嘩を始めるのではないか、よくわからないオッサンが電車を止めるのではと春木駅まではらはらしていました。
緊張の面持ちでだんぢり湯さんに。
ジョーカーよろしくスーツでやってきた私に、縦長のロッカーのキーを渡してくれたり、
丁寧にロイヤルゾーンの説明をしてくれたおとうさんがやさしかったです。
ここはゴッサムシティじゃねえな。
いやー、ハマーム(ミストサウナ)が凄かったです。
ミストの量がほぼロウリュです。
ここまで迫力あるのは京都の福知山温泉以来でした。
前が見えないほどの浄化された霧。
浄化されたゴッサムシティか。
ゴッサムシティだからペンギンサウナもあるのか。
高温サウナ、水風呂、ペンギンサウナ、ハマームの組み合わせをすること数度、
なんだか幸せな気分になって、
ジョーカーのように笑顔がとまりませんでした。
風呂上がりはバットマンつながりで農協牛乳…、
といきたかったところですが、メグミルクで。
[ 京都府 ]
青春の 後ろ姿を
人はみな 忘れてしまう
あの頃の 私に戻って
あなたに 会いたい
(松任谷由実「あの日にかえりたい」)
山城温泉には初めての来訪でした。
9度の水風呂がすごいとサウナ友達にすすめられたのですね。
実際、110度強にして快適なサウナの後のシングルの水風呂はすごかったです。
単純に冷たいのではなく、なんとも言えず清々しい冷たさで、何度でも入りたくなるのですね。
それ以上に、ああ京都の銭湯ってこうだったなと、
地域の人に溶け込んでいる町の銭湯かくありという様子を見て、
懐かしさがこみあげてきました。
夕食は昔住んでいたところの近くの食堂へ。
当時腹を充たしていたチーズチキンカツ定食をいろいろな意味でかみしめた後は、
界隈を散歩しました。
当時と変わらぬ姿の東寺がライトアップされて待ち構えていました。
あの日の自分がそこにいたような気がしました。
[ 京都府 ]
土曜が急に休みになったので、
朝の清澄な空気と水を肌で感じるべく、
ロイヤルヒル福知山の朝サウナへ。
たっぷりとサウナで汗を流し、水風呂へ。
早朝の冷気を湛えた水はきよらかで、
身体の奥底からしみわたります。
小高い丘にやさしくしみじみと流れる秋風。
山の木々の点々と色づいた朱色の葉を揺らし、
さらに私の全身も軽やかに包み込みます。
もちろんこの上なくととのいました。
マイケル・ナイマンのANOHITO NO WALTZを想起させるような、
心にも身体にも軽快な心地でした。
秋も深まりました。
楽しみを希う心も秋風を受けた水と空気に充たされました。
[ 福井県 ]
現在水風呂が故障とのことで、26日から復旧とのことでしたが、
22度の水風呂もまた一興です。
冷たくはない水風呂につかった瞬間、
はじめてサウナでととのった日のことを思い出したのです。
あのときの水風呂もこんな感じだったよなと。
そういえば、マドレーヌを紅茶にひたして口に入れたら、少年の日の多幸感溢れる思い出が瞬時に浮かんだ、
というくだりのある小説がありました。
まさにそんな感じです。
今でこそ、水風呂はキンキンに冷えていたり、地下水がどうこうとか、そんなことを気にしつつ入ってはいますが、
ドラマ「サ道」をはじめて観て、その通りにサウナに入ったときの衝撃と恍惚とした感じ。
初心を忘れていたのだなと改めて思いました。
そんな失われたときを求めた本日のサウナでした。
[ 福井県 ]
星に願いを 月に祈りを
捧げるために生きてきた
(今井美樹「PRIDE」)
空気が澄んで、南の一つ星を見上げるとまた綺麗で。
サクサクっとしたスピードで、5セット。
あっという間のヒクソンの締めのようにととのいました。
明日もまたガンバレイと思いつつ。
それが私のPRIDEなんつって。
っかビール大を飲んでから書いてますので、
文が荒れてますね。
でも、文句がある奴出てこいや、とかは言いませんので。
[ 京都府 ]
見上げてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを うたってる
(坂本九「見上げてごらん夜の星を」)
るり渓温泉の露天風呂から顔を上に向けると、
さえぎるものもなく、まごうことのない夜の大空が見えます。
夜空が曇っていたのか、最初は星が1点みえるだけでしたが、
サウナの後の外気浴を重ねるたびに、星の数が増えていき、ついでに流れ星のような飛行機の軌跡も現れました。
サウナ前に、今日は趣向を変えて酵素風呂から。
酵素で熱された米ぬかに埋まること15分。
サウナとは似て非なる温浴。
内からじんわりと温まる心地も悪くありません。
そして、サウナも4種類。
高温の遠赤外線サウナからの水風呂、
そして、秋風そよぐ星空の下の外気浴。
小さな光がささやかな幸せをうたっていました。
明日から上を向いて歩けそうな気がします。
[ 福井県 ]
「オロポはじめました」
濱の湯のメニュー、そして券売機も確認しました。
瞳そらさないで確認した結果、やっぱりオロポはじめましたでした。
今日は風呂上がりのオロポを楽しみにサウナに入るぜ。
渇きを力に変えていくのだと。
いつも通り、海草風呂、漢方薬草風呂にじっくりと入った後にサウナへ。
そして、冷たく心地よい水風呂へ。
私にイチバン近い水ですし、乾いたカラダがもう笑った。
また、水風呂の後の外気浴が今日は良かったのです。
突然の風に吹かれて、その冷気で一発でととのいました。
もう、心は上天気です。
なんだかんだで6セットを堪能。
もう、カラダはアレを求めています。
欲しがるカラダには、勝てません。
そして念願のオロポを注文。
生ビール中とどちらかにするか揺れる想いもありましたが、
今日はこのままずっとそばにいたいと思ったのはオロポでしたので。
喉ごしサイコー、元気ハツラツ!
小さな巨人いい仕事をするぜ。
ということで、オロポには今後もいつまでも変わらぬ愛を注いでいこうと思います。
[ 奈良県 ]
奈良を車を運転しながらの営業だったのですが、
なかなかにしんどいのですね。
渋滞が多かったり、ナビの指示通りに行くと幅の狭い道や間違ってもUターンのできないところに連れて行かれたりします。
生駒市を運転したときは、目的地を過ぎたら山のほうに連れて行かれました。
もう、営業も終わったし、運転も疲れたな。
よし、サウナだ。
ということで、現在地から検索していちばん近かったのが、ほてい湯さんでした。
しかし、なんです。
ほてい湯さんの近くも車で通るのがなかなかしんどい細い道。
泣きながら恐る恐る行きましたよ。
奈良が俺を試してると。
でもね、やっぱり行った甲斐がありましたよ。
過去最強クラスの熱さのサウナ室に、冷たく心地よい軟水の水風呂。
この緩急がたまりません。
もう、帰りたくないんですね。
気持ちが良くて。
あと運転もしたくないし。
一度入ったら帰るのが難しい、それがほてい湯さんなのかもしれません。
最後にソフトクリームを頂きながらお店の方に確認しました。
「左の道と右の道、どっちが帰りやすいですかね」。
お店の方いわく、
すいません、両方とも狭いです、と。
今度は歩いて来ます。
[ 奈良県 ]
君待つと我が恋ひ居れば我が宿の
簾動かし秋の風吹く
(額田王)
奈良新大宮に秋の風が吹いていました。
軽めの朝サウナのあとに、街を歩くと、
普段はそんなことは思わないのに、
颯爽、なんてな言葉が浮かびます。
さて、良い風が吹いているうちに外回り、外回り。
[ 奈良県 ]
もしも私が家を建てたなら
小さな家を建てたでしょう
(小坂明子「あなた」)
熱波ロウリュの曲は支配人チョイスの小坂明子「あなた」でした。
熱波とともにサウナ室のおっちゃんらに歌詞が染みているようでした。
文旦のアロマにのせて、真っ赤なバラと白いパンジーを思い浮かべてしまいます。
でも、私の横にはあなたではなくて、おっちゃんらです。
いや、いいんです。これも味わい深い。
小坂明子の歌声にしみじみとした後は、
ゆずの「栄光の架橋」。
文旦のあとに、ゆずかい。
柑橘の香りと響きを堪能した夜でした。