2020.03.10 登録
[ 兵庫県 ]
サ:10分 × 4、水:1分 × 4、休:10分
深夜バスに乗って、東京から神戸へ、約10年ぶりの友達に会いに行く。
朝7時三宮駅付近に到着。待ち合わせは17時。汗を流したい思いで検索した神戸サウナに向かう。
この数週間、今日のこの日の事を考えてしまいソワソワしていた。サウナはじっくり思考するには持ってこいの場所だ。
まず初めに身体を清め、湯船に浸かり、初見のため周辺を見回す。どうやら4種類のサウナがあるようだ。しかも熱波サービスも30分おきにしてもらえる…。
熱波の初体験に期待を抑えられない。しかし、好物は最後に取っておく性格のため、1回目はテレビの無いフィンランド式サウナでゆっくりすることにした。
静かなサウナは好きだ。しかも外の景色がしっかりと眺められるように窓が付いている。
約10年前、親の仕事の関係で神戸から福岡へ引越しすることになり、中2の夏に転校した。それから仲良かった友達ともほとんどの連絡も取っていなかった。なんだか寂しい奴だと思われたくなかったと変に意地になっていたような気がする。
社会人になった今、そんな意地もやっと消えてきた時、個人で小学校からの友人が連絡をくれた。むしろこのチャンスを逃すともう無いような気がして即答で東京から向かうと返事をした。
いざ会うとなると10年前の自分を思い出せない。
思ったより長いことサウナに入ってしまい、急いで水風呂へ。11度は結構ギリギリで入ってられるラインかもしれない。早朝の太陽が水面に反射する。めちゃくちゃ気持ちいい。ずっと入っていられる。
木製のベンチに横たわる。今までで1番の外気浴だった。空高く抜けた吹き抜けは心地良く、1回目で整うことができた。
2回目からは熱波を積極的に浴びにサウナに入った。熱波師にはどうやってなるのだろう。嫌な顔一切せずに追加の熱波を仰いでくれる。全身に熱風が触れて、汗が噴き出す。微かなアロマの香りが満足感を増幅させる。テレビには東京でのコロナのニュースがずっと流れていた。もし、転校がなければこんなふうに東京での話も遠い事のように感じられたのだろうか。
1回目の同じように水風呂には入り、外気浴を行う。3回とも整うのは初めてかもしれない。
最後の外気浴の時には悩みも不安も解消されていた。今のありのままの自分で皆と会おう。もしかしたら、実は何も変わっていなかったりするのかもしれない。
久しぶりに会った友達はしっかり歳をとって大人になっていたけれど、不思議と何も意識せずに話すことが出来た。結局のところ、10年ぶりに会った友達の方が自分の事をわかっているような気がした。
これから何度もこのサウナに訪れる予定です。
[ 東京都 ]
サ:12分 × 3、水:1分 × 3、休:5分
深夜に友人と九十九里浜へドライブ🚘
ムサコの家に戻ってから、酒飲みながら夜通しスマブラして朝に寝て、昼風呂で「武蔵小山温泉 清水湯」へ。
3回行ったことがあったんだけど、サウナは初めて。いつもサウナの中は混んでいたので躊躇していた。しかし今日は疲れを取るために12時開店待ちしてから即入店。
券売機で券を買って、受付でサウナの扉を開ける鍵とバスタオルをもらい脱衣所へ。
いつも露天風呂の周りにあるベンチが気持
ち良さそうで最後は外気浴とずっと決めていた。
ウキウキして友人とサウナへ。早速一人サウナに入っていた。いつもはぎゅうぎゅうなので流石に開店間際は空いてて安心した。でも1セット終わる頃には5人ほどいて、やはりここのサウナは人気…。
温度は気持ち低めで長めに居座れそう。テレビもあってすぐに時間が過ぎる。地味にテレビがあるサウナ初…。12分ほどで出て水風呂へ。
水風呂がナノバブルでこういうタイプも初…。いつもはべールを張ってゆったり入るけど、これも気持ちいい!すぐにコンディション高まる。
2セット目へ
そういえば息がしやすい。いつも息が辛くなるからタオルを巻いたりしていたけれど必要ないから、全身で熱気を浴びてられる。ここのサウナは入りやすい。
2セット目には7人ほどいたので結構ぎゅうぎゅう。入れないことないけどこれ以上増えると…やっぱりほんの少し部屋が狭い。でも入りやすいから今度からぎゅうぎゅうでもサウナ入っちゃいそうだ。
2セット目も12分。水風呂で軽く整って、3セット目も同じように済ませて外気浴へ、
この日は小雨が降ってて空気もひんやりとしていて気持ちが良い。超絶整う…。
友人と2人で外気浴。誰かと一緒にサウナも初。ドラマのサ道をみて思ってたけど、こういう交流も結構楽しい。
初めてづくしのサウナだったけれど、近くに引っ越したので新たなホームサウナ候補に…この辺はたくさん温泉があって散策が楽しみ。でもここが一番近くて、これから何回も通うことになりそうな予感。
男
[ 大分県 ]
サ:12分 × 2、水:1分 × 2、休:5分
別府旅行、温泉巡りの最後は泥風呂も有名な「別府温泉保養ランド」へ
山間部に立つ宿泊もできる温泉宿で、学生の団体客がたくさんいました。
店構えは宿泊施設。受付で入浴券などを買い、帰ってこない百円ロッカーに貴重品などを入れ、長い外廊下を歩き。その先の休憩所で券を提出して、温泉の男女の脱衣所に分かれていきます。
渡り廊下で見た蒸気や煙突が期待を煽ってきます。
脱衣所からは2つのルートに従って湯船を渡っていきます。コロラド湯→地下泥風呂→露天泥風呂コースとコロラド湯→滝湯→蒸し湯の2つ。
楽しみは後にとっておくタイプなので泥風呂コースを最初に堪能。
コロラド湯は乳白色で湯船も結構広く、建物も趣深くて好きでした。ただ階段や床は石造りで当然、濁っていて足元は全く見えません。帰り際に階段で親指を擦って軽く怪我してしまったので注意が必要。
続いて地下の泥風呂。硫黄の香りが一層と増して、滑って転ばないように手摺りが湯船の上に張り巡らせてありました。
少し抵抗感はありましたが何事にも経験!
入ってみると、思ってたのと違う…。トロトロというよりサラザラ、草とかも混ざってました。小さな虫も数匹飛んでいて番人受けはしなさそう。シャワーで泥を流して露天風呂へ。広々としていて先程の泥風呂より綺麗な感じ!草も思ったほど混ざってなくてこっちの方が全然いい。
男女の仕切りはほぼ無いといっていいでしょう。手摺り一本が間にあるだけ。女性は入浴時は仕切りがあって見えないのですが、男性は一度外に出て湯船にエントリーするので、女性は自分の身体が見られることは無いけれど、逆にチ○コ見放題な状況です。見たくなくても視界に入る。しかも潜って存在を潜めて、女性の裸を狙う男性もいるみたいです。通称ワニ。
建物のそういった構造が改善されれば、とても素晴らしい温泉になりそうなんですが…。そんな事は置いといて。
蒸し湯コースへ行くためにコロラド湯まで戻り、まず滝湯へ。一つしか滝湯ないので2人いれば取り合いになりそうです。
その先にある蒸し湯へ向かいます。結構ヤバそうな佇まい。意気揚々と入りました。部屋は広々して、天井に開口が開いていて黄色い光が拡散し綺麗なんですが…。ぬるい…。ぬるすぎる…。
温泉を出た後に気づいたのですが、実は扉があったみたいで、閉め忘れていたようです…。何十人も出入りがあったのですが、誰一人気づかなかった。
ぬるい中で辛抱して12分ほど入浴しましたが整うはずもなく。最後になんたる失態。自分のせいでもありますが全体的に期待外れでした…。もしかしたらリベンジにしまた訪れるかもしれません。
男
[ 大分県 ]
サ:5分 × 3、水:3分 × 3、休:10分
別府旅行、温泉巡りの二箇所目は泊まった宿主の紹介で「鉄輪温泉 みかゑり温泉」へ。築86年の古民家をゲストハウスにした「茶吉」に宿泊した際、宿主のお爺さんからお勧めされた温泉です。
自分で食材を持っていけばタダで!地獄蒸しをさせてもらえるとのことでサツマイモをスーパーで買ってから向かいました。(肉、海鮮などはダメ。卵や野菜、芋はOK)
店構えは一軒家の入り口ですが、敷地は広々していて、庭に出てから家族湯、地獄蒸し場、温泉へ向かいます。お庭には子供が遊ぶ遊具や、テーブルベンチが置いてあって自由な感じ。温泉に入ると建物の作りはラフでローカルな作りで、観光というより近所の人が良く利用する銭湯のような佇まい。シャワーもなく、広めの湯船一つと小さな水風呂が一つ。湯船からお湯をすくって流すスタイル。実家のような感じで身体を清めて、湯船につかってから早速、目の前にある蒸し湯へ。
蒸気が逃げにくいように小さく低く扉が造られています。屈んで中に入るとしっかりと溜められた蒸気が全身を襲う!
あれ?コレ熱すぎない?床板の隙間からも蒸気が出てきてて、ベンチも座れそうにない!急いでタオルを敷いて座りました。今までの経験したサウナの比じゃない。指先が焼けてしまうと感じて5分くらいで出ました。出口までの熱気が一番辛かった!溜まった蒸気がギリギリの身体に容赦なくブチ当たってきます。扉を開け、声を荒げながら水風呂へ駆け込みました。ここの水風呂もぬるめでずっと浸かっていられそう。
3分ほど水風呂入った後すぐ再挑戦!
うーん、やっぱり熱い。けど最初よりはマシ…。奥行きがあって6人くらいはゆったり座れそう。床が暑すぎるので足つぼマッサージグッズがいくつもベンチの前に準備されています。天窓と奥の方に小さな窓があり、小さな窓の方は開けたり閉めたりして室内の温度を調整する仕様。いつも2セット目は1セット目より楽に入れるはずだけれども耐えられない、5分たってすぐ水風呂へ。勢いよく水をすくい身体へ、水の呼吸 拾ノ型生生流転。
身体を冷やして水風呂に首まで浸かる。これが一番気持ちいい。ちょうど水風呂から脱衣所の窓の外が見えるのがまた心地いい。タイミングも良く一人貸し切り。ボーッとしてきてコンディションMAX。水の呼吸 拾壱ノ型凪。2セット目で完全に整った。3セット目を軽く済ませて、ホックホクのサツマイモ食べながらベンチに寝転び、外気浴して締め。
最後にみかゑり温泉の管理人は茶吉の宿主のお爺さんの弟さん。顔が似ている…。
お勧めで来た事を伝えるついでに蒸し湯の温度を聞くと70度くらいとのこと。最高でした。
男
[ 大分県 ]
サウナ:12分 × 3、水風呂:2分 × 3
休憩:3分 × 3
別府旅行、温泉巡りの最初は観光ミシュランで三つ星を獲得している「ひょうたん温泉」砂風呂で汗をかいた後、温泉で身体を清め、初の蒸し湯(スチームサウナ)へ。
低温部屋45°と高温部屋53°の二部屋あり、
天然の蒸気で視界0の高温部屋に入る。
1セット目に気付いてしまった。視界0の数センチ先も見えないところでは時間がわからない…。そもそも室内に時計がない。見えないからいらない笑。サウナビギナーには厳しい状況。
しかもアッつい!52°なのになんか熱い…。体感は本当に90°くらい。天井から熱い水滴が垂れてきて、身体に当たるたびに「あちっ!」声が漏れた。これが本当の別府地獄巡り…。必死に我慢し続けていたらコンディション出来上がってきて、1セット目終了。急いでシャワーを浴びて水風呂へ。少しぬるい気もしたけど、冷たすぎるよりこのくらいが気持ちいいかもしれない。
コンクリート仕上げの天井は3.5mくらいで高く、配管もモロに出ていて蛍光灯の白い光がぼんやりと部屋を照らしている。たまに蒸し湯からの出入りで漏れ出す蒸気が光を拡散させて、なんとも言えない心地よさ。露天風呂や温泉からもは離れていて静かなのも良い。
水風呂2分、外気浴3分くらいを済ませて2セット目へ。
あれ?辛くない…。気持ちいい…。しかも熱くない!慣れたのか永遠に入っていられそうな気がした。天井から垂れてくる熱い水滴も寧ろ気持ちいい。余裕が出てきたので、ベンチに置かれている木製の枕を使って寝てみる。めちゃくちゃ気持ちいい。温度もちょうど良くて寝れてしまう…。と眠りに落ちそうになっていたら客足が徐々に増えてきて、地獄から天国へ変わった2セット目。水風呂2分、外気浴3分をさっさと済ませ、3セット目へ。
別府という観光地なので、団体客も当然多くいた。3月中旬くらいなので卒業旅行の子達かな。温泉の種類も沢山あって、広いし綺麗だし、たしかにオススメ。
全集中の呼吸を行い、そんな多勢の出入りや声をシャットアウトして12分ぴったりに部屋を出て、水風呂へ。微かな水風呂の波につられて、水と一体化したようにぼんやりと時間がゆっくりに。身体も軽いのに早く動かせないこの感覚。水の呼吸、拾壱ノ型凪。
外気浴でベンチに寝転ぶ。外のベンチにも一つずつ木製の枕が添えられているので寝やすい。しかも、露天風呂のそばや滝湯のそばにも外気浴のベンチが配置されていて好きな場所で汗を流し、寝転ぶことができる。最高…。これは拾壱ノ型というより伍ノ型 干天の慈雨かもしれない。
この気持ち良さ…。居心地の良さ。これ好きかも。また必ず来ます。
男