サウナ&カプセル ミナミ六本木店(カプセルインミナミ六本木)
カプセルホテル - 東京都 港区
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どうしようもなく疲れ果てたので、しご投げ出しでミナミへイン!
ここは紳士の社交場。キラキラサウナではないし、場所柄、若手イケイケ商社マングループもいない。というか、ほとんどの人がソロで来ているので、そもそもおしゃべりする相手もいない。(ミナミは黙浴推奨施設でもある)
ただ、だからこそ、目線のみで語りあう、なんなら氣で語り合う雰囲気がここにはある。2400円で確実に約束される癒しを求め、見映えに踊らされることなく、真実を見る目を持った男たち、真の求道者は同じ価値観を同じ次元で共有しているからこそ、そこに属しているエクスクルーシブ感。ファイトクラブ感。The first rule of ミナミ is: you do not talk about ミナミ.
平日の18時ごろに行ったら、相変わらず心配になるくらいガラガラだったのだが、3セット目かな、僕の前にハゲ散らかしたおじさんが1人サ室にいらっしゃった。恐る恐る「ロウリュしていいですか?」って聞いたら「熱いですよー」と一言だけ。とびきりの笑顔で返し、さっくりと、でも心を込めてロウリュをぶちかまし、95度オーバーのサ室が灼熱地獄になりました。
しばらく頑張ってたら散らかしたおじさんが「先に失礼しますね。とても良いロウリュでした」と言い残して出て行った瞬間は、あー、ミナミやば、ミナミは至高、ミナミがあれば何もいらない!のグルーヴ感。かるまるの薪サウナの列にならんで消耗してるばあいじゃねーな。(かるまる好きだけど)
自分がとっても疲れていたからか、8分→2分→10分のローテも一瞬で時間が経ち、めずらしくフルフルで4セットも回してしまいました。
多幸感x多幸感(ガウンもタオルも取り換え放題)で帰りの受付をした際に、無愛想でも丁寧で親切な店員さんに思わず「ミナミのサウナは最高です。今日もありがとうございました」とお伝えしたところ「うちのサウナは高温ですからね。三段目は熱々です。いつもありがとうございます。」なんて小粋な会話も交わしてしまい、寡黙を尊む教義に反するな、と思いながらも、再訪を強く誓うのでした。
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