The Sauna
温浴施設 - 長野県 上水内郡信濃町 事前予約制
うわさには聞いていました。
おしゃゲストハウスlampにサウナが追加されたと。これは大いなる意志によるもの、バタフライエフェクトよろしく、ドラクエの共同体がそうなように、フラグを立て続けて行こうと思えた事件でありました。
決行日を指折り数え、やっと来ることができました。奇しくも今日は13日の金曜日。場所は湖のほとり。おあつらえむきじゃあないですか。
お風呂場で水着に着替えていざ。
外観から圧巻。小屋からニョキリと伸びる煙突からモクモクと出てくるケムリ。まるでアンパンマン工場みたい。
ああ、つまり僕らは今からここで焼かれるパンなんですね。幸せです。
こちらをビルドした野田クラクションベベーさんもジャムおじさんを彷彿とさせる柔らかな物腰の方で。安心して全てを委ねられそう。
参加者8名。頭をぶつけないように小上がりに座り、肩を寄せ合い蒸される僕ら。パチパチと薪が爆ぜる音が心地よい。小窓から覗くのは小川がとめどなく樽へ新鮮な水を運んでいるところ。薪から生み出される力強くも優しい、体の芯から温まる熱気、室内に充満するスモーキーな香りもあからさまにリラックス効果を増強している。もはやサウナだけでも完結していいくらいの気持ちよさ。
なのにこれで水風呂ドポンしたら一体どうなっちゃうの！？となり、体感15分ほど経ったのち、完膚なきまでの蒸し饅頭は天然グルシン水風呂の中で果てておりました。
水分を拭きとったあと木製ベッドにゴロンすると既に境地そこにあり。木々から漏れ出す暖かな太陽光、素肌をくすぐるように優しく吹く春風があったと思えばたちまちに身体はあとかたもなく溶け出し、既にインスタント解脱の様相を呈しておりました。
モクシャ、ニルヴァーナ、サンサーラ。ありがとう地球。みんな愛していると。
この体験が1500円だと…。絶対にまたキます。夏。そして厳冬期に。泊まりで。泊まりで絶対に、2回。夜と朝。時間に余裕のある方は絶対にそうしてください。
あのサウナの表情が変わる瞬間を全て見つめたいと思ってしまった変態の恋文でした。ありがとうございました。
PS
オリジナルのロンTはXLなら120キロの太っちょの僕でもピッタリでデザインギャリ可愛でしたッ！
#サウナ
ベベーさん曰く80度。ロウリュで体感は爆上がり。
#水風呂
川から引いた天然水がとめどない樽水風呂2つ。ベベーさん曰く2度。
#休憩スペース
木製のベッドが2つ、緑の布張りのデッキチェアが6つ、水風呂前にリゾートチェアが3つ…いやもうここは敷地すべてが休憩スペース！気合があれば溶けのこった雪の上に寝そべったっていい！
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