サウナと天然温泉 湯らっくす
温浴施設 - 熊本県 熊本市
【増本さん、卒業 最後のアウフグース 愛だけを残した①】
増本さんの最後のアウフグースの受付
20分前から行列が出来る。
こんな光景初めてだ。
福岡から、わざわざ来てる方もいるようで、増本さんの人気の高さを感じる
30分前から待機してたので1番をゲット
23時50分にサウナパンツを履いた集団が現れる。
何？何？とよく顔を見ると、増本さんの後輩達。
アウフギーサーや、バススタッフは全員顔が分かるが、レストランのスタッフなのか知らない方も多くいる。
数えたら8人もの後輩が、わざわざ増本さんのラストアウフグースを受けにきてる。
増本さんの面倒見の良さが垣間見える。
畝さん、出口さんが仕切って整列をさせる。
2人で整列させるのも初めてだし、いつもとは雰囲気が全然違う。
有名歌手のメンバーの卒業ライブのようなワクワクと寂しさが入り混じったそんな雰囲気だ。
並んでいると、岩本さんがアロマが入ったバケツを持っている。
私と目が合った気がした。
ニヤリという表情を見せてくれる。
もしかして何かあるんじゃないかと期待させる。
整列させた後は、畝さんがいつも以上に念入りにサ室の換気を行う。
最後のアウフグースを最高の空間で、やってほしいという畝さんの気持ちが痛い位伝わってくる。
最下段のマットを全部外して準備完了。
畝さん「今日は増本君の最後のアウフグースです。恐れ入りますが、極力2段目か3段目にお座りいただくようお願い致します。」
増本さんの姿を、しっかり目に焼き付ける為、2段目中央へ座る。
お客さんが全員入室すると1段目にサウナパンツを履いた後輩達が座る。
畝さん「本日は、増本君の最後のアウフグースにご参加いただき誠にありがとうございます。又、2段目3段目に座っていただき、ありがとうございます。今日は後輩達にも入ってもらってます。後輩達から何かあるかもしれませんので、みなさんは暖かく見守っていただければ幸いです。でも無理はしないで下さいね。僕は、もう泣いちゃいそうなので… みなさんは、楽しんで下さい♪」
畝さんの注意喚起がおわり、外にでる畝さん。
いよいよ増本さんが登場。
外にいるスタッフとグータッチをしながら、いざサ室へ。
みんなの拍手で迎え入れられる。
増本さん「今日は、ご参加いただきありがとうございます。今日は最後のアウフグースです。湯らっくすで何千回と行ってきたアウフグースですが、これで最後です…」
声が震えている 尋常じゃない緊張感と寂しさを増本さんの姿から感じ取る事ができる。
増本さん「本日のアロマは、感謝の気持ちです」
続く
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