有田川温泉 光の湯
温浴施設 - 和歌山県 有田市
温浴施設 - 和歌山県 有田市
春の有田川、対岸の山肌に眺める春がすみ越しの棚田が目にやさしい。
和歌山市から有田川市へ。道を間違えて入った大型スーパーのオークワでお買い物。土地柄を見ておきたく、あえて高速に乗らずに下道で有田川温泉 光の湯へ。
ちなみに「ありた」ではなく「ありだ」なのでご注意を。
入浴料950円をPaypayで支払い。サウナイキタイメンバーズ会員証提示で、レンタルサウナハットが無料!ありがたく拝借。
最上段頭の位置の温度計は92℃を指す。
テレビあり、12分計あり、テレビの下には見やすいデジタル時計もある。
ベンチは3段で白いタオル地サウナマットが敷いてある。
壁の一部にはウバメガシの備長炭が150kgも用いられており、遠赤効果が期待できる。
なんとオートロウリュ機能付き!
ストーブ直上にノズルがあり、ストーブにストレート水流が注がれる。ロウリュのタイミングを意識せずに2回サ室へ入って2回とも遭遇できた。照明がちょっと暗くなると、ロウリュが始まる合図だ。サウイキによると7分ぐらいに1度とのこと。この高頻度ロウリュのおかげで適度な湿度が保たれ、過ごしやすいサ室となっているようだ。
「世界初?温泉サウナ」
3人掛けベンチが対面で2本の計6人掛け。
各座席に1人用タオル地サウナマットが敷いてある。
サ室に入ると先客がこちらの上側を見つめていた。その視線の先、ドア入口の真上には、テレビとデジタル時計が設置されていた。
源泉を超高温蒸気化しているミストサウナだ。とはいっても体感温度はマイルド。平時は空間の透明度が高めだが、噴霧機から蒸気が立ち上り始めるとミストサウナらしい曇り具合になる。
水風呂は2つある。
ひとつは有田川の伏流水を利用した深い水風呂。体感は18〜19℃ほど。公式HPによると、男性側は1m、女性側は90cmとのことで、ナイスな深さだ。サウナ後はこちらがおすすめ。
もうひとつは内湯と隣り合う28℃。こちらでは体に負担の少ない温冷交代浴が出来る。また、先述の水風呂との冷冷交代浴もできる。
露天にはととのいイス3脚とデッキチェア1脚。デッキチェアに寝転んで、口をポカンと開け、ホゲ〜っとくつろぐ。日光が露天風呂の水面に反射して、屋根の裏側に光のゆらめきを映し出す。その向こうは風に揺れる木々の緑と、青空のコラボレーションが最高だ!
トド寝スペースではおじさんが寝落ちしていた。
春先の暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気温。水風呂で冷やされた皮膚表面へ、時間が経つごとに深部のあたたかい血液がジワジワ行き渡る。
周囲の棚田の風景はドライブするだけでも旅情がある。有田といえばみかんが有名だが、サウナー向けには「オートロウリュ」が誘い文句だ。
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