よふど温泉
温浴施設 - 兵庫県 朝来市
温浴施設 - 兵庫県 朝来市
「与布土」と書いてよふど、と読む。
兵庫県は姫路市街から車でずーーっと北上。
ひたすらナビに従い進んでゆくと、昔懐かしの水車がぐるんぐるん回っている小屋が見えてきた。
その小屋の上に、立派な佇まいの温泉がある。
到着時刻はたまたま開店のタイミングで、11時に入館。
券売機で入浴料700円を現金にて購入。
靴箱とロッカーは、100円玉不要。
・フィンランド式サウナ
70℃ テレビなし 12分計あり
赤い小型対流式ストーブ
METOS SMシリーズが2機並んでいる。2機蒸しとは、贅沢だ!
ストーブの上にはステンレスの櫓が組まれていて、その上にもさらにストーンが山盛り載っている。
この櫓構造は兵庫県赤穂市の銀波荘でも見られた。
ストーブへの掛け水は、熱湯の跳ねや漏電の危険があるため厳禁の旨、貼り紙されている。
壁・座面は木の板で、天井は四角い凸がたくさん規則的についているジプトーン(学校の天井によくあるやつ)
2段L字型ベンチ。下段5名、上段7名ほどゆったり座れる、広めのサ室だ。
入室当時は62℃。最後に入った時はには70℃弱。
サ室内の看板には「適正温度75〜80℃」と書かれているので、ここからさらに上がっていくのだろう。施設本来の熱い状態を堪能するには、開店から2時間ほど経ってから入るのがいいかもしれない。一期一会の旅サウナー的には、朝イチから全力を見たいところだが、それは望みが多すぎるというもの。
温度計は2段目に座った時の腰の高さなので、体感温度と合う。
・水風呂
体感19〜20℃ほど。
足を伸ばして2名入れるサイズ感。
浴室床面が水面と同じレベルになっており、段を降りて入る構造。
シニア利用者が多いため、浴槽のフチをまたがなくて良いように配慮されていると感じた。
・休憩
ベンチ等は無いが、露天風呂の岩の天面が平面になっているので、腰掛けて外気浴できる。
・湯
よふど温泉 無色透明・低張性のアルカリ性。ラドン含有
内湯・露天とも体感39℃ほどで少しぬるめ。
内湯は大きな浴槽で、一部がジェットになっている。
浮遊物が目立ち、循環弱めという印象。
露天風呂は立派な岩風呂。
天面は立派な東家(あずまや)で和の風情があり、雨が降っても大丈夫。
庭木もキレイに剪定されていて、松もお見事だ。庭の手入れには愛を感じる。
この庭園も相まって、先述の外気浴の味を深めてくれる。
洗い場カランのシャワー10ヶ所すべてに、ミラブルゼロが配置されていることには驚いた。
湯上がり、食堂でからあげ定食をいただく。
940円と少しお高く感じたが、食べてみると納得のボリュームかつ、からあげの衣に閉じ込められた肉汁がとてもジューシーで美味だった。
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