大黒湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
〜熱い冬、年末サウナ納め2023〜⑫
わたしまけましたわ
ゆるとと、大黒湯に敗北を喫す…ッ!
ルーマプラザでサウナと外気浴を楽しみ、たまったサ活を消化してから外出。
外に出てズラリと並んだ提灯を見上げるに、ここは日本有数の観光地・祇園である。
夜の祇園で舞妓さんと、チントンシャン…と洒落込むわけでもなく、南へ歩いて11分、大黒湯を訪れる。
京都銭湯、490円。夜遊びに比べれば、随分とコスパのいい娯楽である。
赤いネオン、湯のマークがよく目立つ。
浴室に入ると、第一印象は京都銭湯の中でも結構年季が入っているように感じた。船岡温泉に次ぐくらい。
サウナ
京都銭湯でちょくちょく目にする、天面が正方形のサウナストーブ。後述するが、メーカーはわからず。
丸い温度計のガラスがなくなっていて、針も曲がっており、故障している。
床や座面は、タイルの上にすのこを置いているイメージ。
座席には赤いカーペット状のマットが引いてあり、においの感じも相まって白山湯高辻店に似た印象。
壁は、細い台形の木材を縦にして、横に並べるように構成されている。
小窓の外は浴室。
奥行きのある窓枠には、3分砂時計が7つも置かれている。コンパクトなサウナだが、定員は7名ということだろうか。
水風呂
大黒湯では、ライオンではなく、小さい壺からあふれるように水が注がれている。
排水溝は白いれんこんのような形状でかわいい。
体感19~20℃くらい。
深くて広く、膝を折れば4人くらい入れそう。
ととのいイス等は無し。
浴槽のヘリか、洗体イスにて。
湯は薬湯、ジェット湯、バイブラ、深湯、水風呂の順に並んでいる。
水風呂後にバイブラにしばらく浸り、隣の深湯に足を踏み入れる。
ジェットもバイブラもない、銭湯ではよく見かけるおとなしそうな湯船だ。
…アチイィィィ!!!
思わず足を放り上げる。まさかの激熱湯である。
洗体場の鏡の表示では、温冷交代浴のススメとして1分ずつ5セットを推奨されている。
1セット目:手を開くとヤバい。手のひらの神経が鋭い部分を先に灼かれる!握り拳を作って防御。
2セット目:先の反省を活かし、はじめから拳を握って挑む。熱いけど、体感は先ほどよりもマイルド?
3セット目:湯に浸かった瞬間、危険信号!水流が発生していて、体感温度が跳ね上がっている!
ギブアップ。地獄風呂に敗北を喫す…
湯上がりに番台のお母さんとお話し。
あつ湯は45℃設定。釜が不安定らしく、たまに激熱になるらしい。
ストーブのメーカーは不明。
昭和46年創業から現在まで、このサウナストーブを使い続けている。
半年前に一度壊れて、応急処置したそうな。
いい湯だった。末長く続いてほしい。
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