地図からサウナが探せる！

大一温泉

銭湯 - 大阪府門真市

みやびん

2024.08.24

1回目の訪問

京阪古川橋駅からてくてく約１キロ歩いて到着。ここは大阪で２番目の規模を誇る銭湯らしく、外観は銀行の支店みたいに大きいです。

扉を開けると番台があり京都の銭湯に似た感じです。脱衣場はとても広く天井が高いです。座敷の中央には鉄蓋で塞がれた空間があります。何だろう？

浴室に入ります。
周囲は洗い場が設えてあり、中央には丸い柱を囲むように湯槽があり、ロータリー風呂と書かれています。洗い場は石のベンチ仕様でカランとの間が微妙に離れていて距離感に戸惑います。湯槽巡りはロータリー風呂を巡ります。バイブラ・深湯・浅湯等など。ロータリー風呂は水流がなくて残念でした。
脱衣場と同様に懐かし演歌が流れています。

奥にはお殿様風呂と書いてあるスペースがあり迷わず入ります。露天風ですが窓は全て閉まっていて中途半端な感じ。隣にはラドンスチームサウナがあり迷わす入ります。ラドン吹出口と書いてある所に近寄って見ましたが、ご利益は授かれず。

階段を上がり２階へ。ここには露天風呂か２種類ありますが、水面は静まり返っていて死んだ海のようです。この不気味な佇まいは沼田健康ランドの「謎のバスタブ」を思い出す。

三階の有料サウナゾーンへ。進むと水風呂と三脚の椅子とテーブルがあり、奥にはロイヤルサウナと書かれた温室ハウス風のサウナ室があります。
変形コの字状のコンパクトな空間で歴史を感じます。上段と下段の体感温度差が大きいので、お好みに合わせた方がいいでしょう（ワタシは上段が好み）時計は無いので体感頼み。

水風呂に入ります。
大きくてまろやかな感じですが、冷たさはイマイチです。壁から流れる水流はありますがすいりょうは不充分で、手で掬うのは困難。

すぐ隣に休憩椅子が３つありますが、蒸し暑い環境で知らない演歌が鳴り響くので、階段を降りて二階の露天で過ごします。演歌の音量は小さくて、露天なのに湯の流れる音がしない不思議な空間ですが、時折吹く風が心地いいです。揺れぬ水面をぼんやり眺めます。

そんなこんなで、３セット。

人が少なくてマイペースで過ごせる点はいいですが、水風呂がもう一つです。実は浴室側にももう一つ水風呂がありますが、こっちの方がぬるい。

湯上がりして身支度を整えてから、番台の看板娘のおばあちゃんに脱衣場の座敷の中央にある空間について聞いてみた。昔は囲炉裏があって常連さんがタバコをプカプカしていはったのだけど、天井が汚れるので全面禁煙にしたとのこと。
しかし何も知らないお子ちゃまが遊びのつもりでダイビングして灰まみれになるのを防ぐために、鉄の蓋をしたとのこと、
納得。

明後日から暫く休業しはります。