絞り込み検索

地域

選択する

条件

選択する

サウナノキロク

2025.04.14

1回目の訪問

サウナ飯

「のちほどサウナで 突撃!生電話」でその存在を知ってから、どれほどこの日を待ち望んだことか。

取手からもう可愛い扉。
ほのかに薫る薪の匂い。
温度計は115度。ロウリュで適湿に。
水風呂側の扉下部が大胆にカットされている。
しっかり熱いのに全然息苦しくなく心地よい。
下段でおしゃべりしながらもよし。
上段でしっかり蒸気を感じるもよし。
ゆらゆら炎、パチパチ薪を見つめるもよし。
窓の奥に広がる大自然を眺めるもよし。
はたまた上下で向かい合って話すもよし。
知らないもの同士が集った空間。
パブリックで利用しても不思議と会話がうまれる。

水風呂は2種類あり、動線完璧。
水温は12度。蛇口からは飲める湧き水が。
もうこれだけで良さが伝わるだろう。
絶景を眺めながらスタンディング水風呂は至高。

写真では伝えきれないほどの、
棚田と山々、青空の大パノラマ外気浴。
屋根上デッキでゴザを敷いて寝転ぶもよし。
大自然に包まれながら瞑想するもよし。
山側には桜があり、お花見外気浴もよし。
蔵の2階で内気浴するもよし。
下のインフィニティチェアもよし。体を倒した瞬間、緑と青空しか見えなくなるほどの壮大な世界が一面に広がる。

味覚ゴールデンチャンスには、
セルフ七輪炭火焼きのソーセージ。

ああ、なんてしあわせなんだ。

ソーセージ

セルフ七輪炭火焼き

続きを読む
0

サウナノキロク

2025.03.01

1回目の訪問

SHIGARAKI SAUNA

[ 滋賀県 ]

サウナ好きの朝は早い。午前4時起床。
電車とバスを乗り継ぎ信楽へ向かう。

土日ということもあり、運行本数が少ないので、
早めに現地到着し、歩いて30分ほどのカフェへ。
煙突から煙があがる。薪ストーブに違いない。
ぽつぽつと常連さんが訪れるログハウスのカフェは、ゆったりとした時間が流れている。

朝は少し霧がかかっていたが、だんだんと快晴に。
絶好の外気浴日和。ついにサウナへ。

◆お茶のサウナ
上段はしっかり熱く、頻繁ロウリュで湿度たっぷり、それでいて呼吸がしやすい。
考え抜かれた蒸気の対流、吸排気口の配置に感動。
そして待ちに待ったほうじ茶ロウリュ。
じんわりとサウナ室が芳ばしい香りに包まれる。
遡ること1時間前、ログハウスカフェでマスターがほうじ茶をサービスしてくれたことを思い出す。まるでドラマのような伏線回収。ここ朝宮は千二百年の歴史を誇る日本最古の銘茶、朝宮茶の産地だという。
さらに支配人さんから粋な遊びを教えてもらう。
サウナ室を熱々にして身体を温める、そこで頭から水をかけるのだ。火照った身体に突如現れたオアシスに思わず声が漏れる。

◆土のサウナ
関西初のアースバッグサウナ。
土の壁は熱が逃げにくい。しかし不思議なことに背中をつけても熱くないので、ご安心を。なんだか大地を感じる。扉を開けると薪の薫り。薄暗い室内に灯る薪ストーブの炎。積まれているのは約300kgのストーン。積み方よって変わる熱の伝わり方を実験しているそう。こだわりを感じる。
ストーブ付近には電動の吸気システムと外気を自然に取り入れるシステムがあり、存分にフレッシュエアを取り入れている。土壁にはたくさんの吸排気口があり、それぞれの穴を開閉することで165通りの空気の流れを作り出すという。ここも抜群に呼吸がしやすい。
ロウリュは2回で1セット。まずは蒸気を天井に溜める。そして追いロウリュでその蒸気を下ろしていく。窯がモチーフになっており、蒸気が壁を伝ってじんわりと降りてくる。薪ストーブの柔らかい熱、たっぷりの蒸気と土壁の蓄熱で、心地よくゆっくりと身体の芯まで温まる。

◆水風呂,外気浴
水風呂には地下水を使っており、こんな快晴の中でもしっかり冷たい。ここから最高の流れは外気浴。ととのい椅子も色んな種類が用意されていて、アースバッグベッドは絶妙な曲線とマットな質感で深いととのいへ。眼前に広がるは大森林、澄んだ空気、パチパチと爆ぜる薪の音、芳ばしい薫香、大空に響くとんびの歌声、信楽焼きのたぬきに見守られながら、かつてない森林浴へ。

◆風呂
冬外気浴の締めには壺湯もある。信楽の冬はとてつもなく寒いみたいだが、これで怖いものなし。

続きを読む

共用

  • サウナ温度 110℃,80℃
  • 水風呂温度 10℃
20