晩成温泉
温浴施設 - 北海道 広尾郡大樹町
温浴施設 - 北海道 広尾郡大樹町
晴れた空の下、帯広からドライブ。右手には十勝平野をバックにそびえる日高山脈を眺めつつ。山々の力強さを感じる。日高町にあるという、日高山脈博物館に今度足を伸ばしてみたい。
忠類から、郊外の山道に入る。元忠類晩成線。雪がないので快適なドライブだけど、このルートが最適なのかちょっと疑問。最後に、ナウマンゾウ発掘の地の碑があるのがスパイス効いてる。
いざ入浴。奥まっている高温浴槽がお気に入り。身体中がポカポカになる。掛け流しの水風呂で締めてからサウナ室へ。大好きなラジオが流れるサウナ室。STVラジオはごきげんようじ。しばらく歌のターン。ドリカムのwinter song、噛み締めながら聴き入る。続いては皆川おさむの黒猫のタンゴ。200万枚以上の売上を誇ったらしい。たまに10数秒くらい、音声がぶち切れるのがこの部屋のセッティングの妙みたい。放送事故かとそわそわもする。
ここはしっかり蒸されるほんといい部屋。しかも最高に気持ちいいことこの上ない。
満を持して掛け流しの水風呂に入水。10.8度。9月に来た時よりも確実に冷えてきている。けど、心地良さが半端ない。すごく肌に美味しい水。
バスタオルでしっかり水を拭ききって、外気浴へ。ただいま。ベンチに腰掛けて、目を閉じる。風が優しく、波の音がほとんど聞こえない。時折吹きおりる風の音。目を開けると、海と空と雲しかない世界。水平線が視界いっぱいに広がる。天然の水平。水平という概念が、直観的に理解できる。"horizon"から輸入した概念なんだろうか。太陽が力強く照りつける。気温は-4度くらい。身体の中に蓄えた熱エネルギーと、外気の空気を挟んで、太陽光の力との融合を感じる。宇宙規模で天然の核融合の力と同列に語るのはおこがましいが、ヒトの力もなかなかのものだ。
地球の上に立つ自分の存在をしっかり実感させてくれ、大きな大きな視座を垣間見て、日々の諸々との遠近感により、心を強制的にリセットさせてくれる尊い場所。それが私にとっての晩成温泉。
男
初めて晩成温泉に行った時自分もその道に疑問を持ち、2回目以降は657号線(美成忠類停車場線)を通ってます。そちらのほうが見通しもよく走りやすいです。海を眺めながらマッサージ機にカラダを委ねるとと、毎回寝落ちしちゃいそうになります😁 あー晩成温泉に行きたい。
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