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ヒルトン名古屋

ホテル・旅館 - 愛知県名古屋市 宿泊者限定

当然さん

2023.03.30

1回目の訪問

水曜日、伊良湖のホテルをチェックアウトしてバスで港まで送ってもらったら船旅のはじまり！

飛び乗れクルージングどこまでも
行先は無限大
いつもとちょっと違う旅に出かけよう

ハンバーガーボーイズ・山田さんの詩も船旅の背中を押してくれる。海風が強くて顔テカテカしちゃう。伊良湖から篠島経由で日間賀島まで。

今回の旅のキーポイントは日間賀島だった。ハンバーボーイズの「choo choo CHUBU」のMVでひと目で恋焦がれた海に飛び出すブランコ。あれに乗って見たいね。一流のブランコ乗りを自称する娘の希望を叶える時が来た。
調べると日間賀島へのルートは大きく3通りあり、知多半島の師崎、河和に、渥美半島の伊良湖からも！海上交通が捗る地勢。伊良湖と言えば「来ちゃった！」の元・伊良湖ビューホテル！調べると新幹線が止まる豊橋から送迎バスがある。「ユニバに行きたい豚まんたべたいたこ焼きたべたい新幹線に乗りたい浜松餃子たべたい」子のリクエストにも合致。このあたりでこの旅のパズルがきれいにはまった。気持ちいいくらいに。

伊良湖から日間賀島へは高速船で40分くらい。船内には快適なシート席があるけど、船上のオープンデッキに出て海風で顔テカテカさせる一択で。豊橋から来たというキッズたちと一緒に盛り上がりながら、空と海と風と戯れる時間は一瞬で過ぎ去る。

篠島を経由していよいよ日間賀島へ。西港のコインロッカーに旅の荷物をしまったらレンタルサイクルで島を漕ぎだす。1時間550円ほど。のんびり回っておやつを食べるくらいなら1時間でちょうどいいくらいだった。ブランコは、思いのほか、海に向かって漕ぎだす感じが発射準備OK！って風で気持ちよかった。海沿いの景色を楽しんだり、オープンエアのどこでもドアで21世紀を感じたりもして。途中、「生しらすソフト」もいただく。娘いわく「新しい食べ物」。なるほどよくわかる(わからない)。しらすがまとう海の風味がさっぱり目のソフトクリームにちゃんと同化してる。合間にはさむたこせんも歯ざわりが心にくい。よいおやつでした。
自転車返して西港でぶらぶらして、ごはんになんとなく並んだ「乙姫」さん。後で聞いたら孤独のグルメTV版の登場店とのこと。刺身定食の鯛は北国では食べられない複雑な旨味をまとうやつ。生簀でも身の入りがいいやつらがたくさん泳いでた。カンパチもいいテカリでいいプリプリ。たこぶつ定食のたこはぷりぷり茹でダコを切り落としてくれたやつ。ほんとに美味しく調理されたたこは、うまみとぷりぷりが高度に混在していて、口に幸せを運んでくれる。たいら貝の刺身もオーダー。こちらも北国では食べられない幸。大好きな風味です。