星降る山荘 七時雨山荘
ホテル・旅館 - 岩手県 八幡平市 事前予約制
ホテル・旅館 - 岩手県 八幡平市 事前予約制
岩手県の八幡平市を少しだけなめながら過ごした昼間。古くからの地熱発電所施設や温泉の有効活用などの地勢を活かした山の資源活用系の話とか、掘ってみたいテーマがたくさん。でも今日は午後からのサウナに向かいます。七時雨山荘にお泊まり。
七時雨山の命名は独特に感じる。Wikipedia先生によると、天気が日に7回も変わるようなダイナミックな天候の様態から名付けられたそう。どんなところかは写真で感じて欲しい。
到着時、なんとか雨がやみかけていた。丁寧な宿のチェックインの説明の後、水着とか準備してサウナ小屋へ。宿泊者限定、7名定員かな?、水着着用の2時間、男女サウナセット。15:30霧雨のスタート。
休憩用のチェアが並ぶ小屋。100年以上建つ古民家改造モノらしい。水風呂が2機。早速サウナ室に入場。構えるのはおっきな薪ストーブ。岩手のメーカーさんのオリジナルって。ずしんと積まれるサウナストーンなども含めて地元の素材でつくり出したものとのこと。何かを1からつくり出すってすごい。座面は変則3段、3段目がストーブすぐ上にせり出して、天井間近で2人座るか1人寝そべるか。音なし照明ごく控えめ、調節可能とのこと。ドイツ ケミトロン社のマウンテンハーブのアロマでやさしくワイルドな香りで癒される。
水風呂は冷たくしゃっきり。ウォータークーラーの水が冷たくてすごく美味しい。コールマンチェアの他に、ヴィンテージのチェアが2脚。こちらの座り心地がよかった。
お楽しみの外気浴。時間とともにうつろう情景を存分に味わう。
雲が近い
山が近い
すぐそこの山肌を湿気を持った雲が登っていく様をじっと眺めながら過ぎ行く時の間
なないろの空
山に沈む夕日にさようなら
時に吹き付けるやさしくない風
セットの重なりとともに稜線の解像度が上がる
雲が晴れただけじゃなさそうだ
何もない贅沢なんて言葉がある。
いいや、ここには全てがある。山風木草空雲命。この地に息づく全てのものがあるから贅沢なんだな、って思った。
通り過ぎた雨雲の後に、おひさまや青空のサービスタイム。これが七時雨たらしめるものか。
【追記】
夜のサウナもいただきました。写真upします。日頃の行いが試された。一緒に参加させて頂いた皆さん、ありがとうございました。
サナティ♀🎀さん、わたしごときでは見えるものも見えていないようで修行して出直します。たちばなさんに心ばかりの北海道みやげを預けさせていただきました。わりと腐らないものなのでそのうち受け取っていただければ。またきっと岩手にはお邪魔する機会あるかと思いますので、よろしくです。
東北編、まとめてじっくり読ませていただきました✨ 脳内で旅に同行できた気分です! なぜだか感動して、軽く涙しましたw
事変Pro、ご拝読いただき、恐縮です。ここのサ活は、どうも私には荷が重く、ちゃんと書けませんでした。旅はいいですね。素敵なお風呂があればなおよし、で。
水冷人間さん、そうですよね、地球も宇宙も人もその脳内も、かけ離れているようでちゃんと地続きで、でもやっぱり遠くて離れてて。サウナ後はなおさらその境界があやふやで。お風呂やサウナは足を美しくする。のかもしれない。
鍛高譚さん、おっしゃる通りですごく歩きがいのあるピカピカ床でした。夜朝は冷え込んでスリッパ欲しいですけどw 素敵な施設さんでした。愛が溢れてる。
温泉登山トラベラーさん、山を越えたらそこにいらっしゃったのでお邪魔しました。よい滞在でした。星空写真はオーナーたちばなさんの特殊な機材と技術によるものです。私もこんなの撮りたい。
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