ホテル函館ひろめ荘
ホテル・旅館 - 北海道 函館市
ホテル・旅館 - 北海道 函館市
湯の川のホテルをチェックアウトし、南茅部に向かう。私の中ではこの界隈はとても函館市とは思えない。函館で小5,6時の担任の先生が南茅部出身で、昆布や海遊び山冒険の話をよくしてくれたっけ。
軽めに峠を越える道中。小1時間で最初の目的地、ひろめ荘に到着。近隣?の飲食店で食べられる食事+入浴のセット券を千円で購入usingどうみん割クーポン。広い館内をてくてく歩き、エアホッケーやトレーニング器具を横目にいざお風呂へ。
内湯に広々窓高々の重曹泉。無色透明の見た目よりも強いお湯の力。確かな入り心地。露天には温度違いで2槽の見事な白濁の硫黄泉。山の緑、石の灰色に映えるすごくよい見た目。硫黄の気高い香りも見事に立ち上る。熱めで入りごたえのある確かなお湯。迫る山々の声に目を耳を傾けながらじっくり汗をかけるのも心地よく。
湯巡りを楽しんだあとのサウナ。道南仕様のおっきなビート板を持ち込む。出入り口と同じ高さに最上段座面とストーブあり。そこから下に2段ほど滞在空間が展開する、札幌市民的には花ゆづき方式。テレビあり音あり、砂時計あり。ストーブからとめどない熱圧。ストーン対流式で、上に更にストーンが詰まった鉄板的なものが見える。水はかけてくれるな表示。よい熱環境。
強めにしっかり蒸されたら、すぐそこ水風呂。浅めの広々3人ゆったりサイズ。気持ちの良い肌ざわり。ぐきゅう。
露天に出て、ベンチや椅子でご休憩。涼しくそよぐ山の風を受ける。季節感ありあり。立ちこめる硫黄泉の香りもセットで楽しみます。
質実剛健な2種の温泉をしっかり楽しみながら、強めのサウナもご用意いただいて、素敵なお風呂をいただきました。
湯上りは山を降りて、寿し処山昇へ。優しい大将がお出迎え。味わい深いバラチラシをいただきます。湯上りにベストマッチ。お土産に昆布のおやつをもらった。いくつになってもおやつをもらうのは嬉しいものです。ローソクだーせーだーせーよ、の歌声がリフレイン。
せっかくの南茅部、近くの縄文遺構を巡る。大船遺跡と道の駅併設?の垣ノ島遺跡あたり。現地の縄文ロマンを感じつつ、北海道唯一の国宝にもご対面。広々ゆったり回れてよかった。
アキ様、ひろめ荘、お湯もサウナもすごく良かったです。縄文系は、東北にも行きたくなっちゃいますね。
鍛高譚さん、中空土偶、ずっと昔にこの辺りにいた人が、どんな想いでこれを作ったのかな、とか、色々思索が捗ります。函館は、思春期の目覚めや家族とのお別れを駆け抜けたセンチメンタルな場所だったりします。荘理論、ありますね!
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