朝日湯源泉ゆいる
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
奇才・酒井健太を生んだ街 川崎
かの銀柳街近くのホテルに泊まり、M-1とW杯、二つの決勝を見届けた翌日。楽しみにしていたゆいるへ向かった。
着いたのは11時前。少し出遅れたかと思ったが、浴室には自分を含めて5人ほど。いい予感しかしない。
タイミングがよく始まったアウフグースに参加して、1セット目から滝のような汗。深い深い水風呂に身体を沈めてから、外気浴スペースで休憩していると、噂の"クールスイング"が。なんと贅沢なサービスだろうか…人の仰ぐ風は本当に気持ちがいい。
そこからゾーンに入ってしまい、ロウリュサウナ2回とアウフグースを3回。濃厚温泉と、超刺激炭酸泉を挟みながら、人生初の連続5セットぶちかましてしまった。なんと罪深い。
特に、アルピーチャンネルにも出ていた剣持さんの高温アウフグースは強烈で、下段じゃなければ最後まで入れなかったかもしれないレベル。
スモークサウナという香りも珍しく、しっかりベーコン気分が味わえた。今の自分は多分ビールに合う。
また、驚いたのは昼にかけて人が増えたにもかかわらず、浴室が終始大変静かだったこと。内気浴のイスが埋まりながらも、聞こえるのは水の音くらい。曜日、時間帯もあるが、抜群に客層の質がいい。
琥珀色の水面上を滑る湯気を見て『わたしは光をにぎっている』という映画を思い出した。中川龍太郎監督、松本穂香主演の銭湯が出てくる静かでいい映画だ。
大型スパや銭湯のガヤガヤした雰囲気も嫌いではないのだが、運良く精鋭たちが集まった時の、凛としつつも緩やかな浴室の空気が私は好きだ。サウナシュランは伊達じゃない。
約2時間入りっぱなしでお腹はペコペコ。D.C.ガレージのスウェットを被り、イタイリスナーは再訪を決意するのであった。
歩いた距離 2km
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら