生姜サウナ 金の亀
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
一言:対戦かたじけなくさうらひき。
さるほどに、今日我が伺ひしは、赤坂なる「生姜蒸し風呂 金の亀」なり。
お店は階段を上がりて二階にあり、一階はしょうが焼き専門店の、かのなにしおふ「しょうが焼きBaKa」のさうらふ(定休日:日曜日)。
こなたの金の亀に嬉しきは、蒸し風呂と蒸し風呂飯(しょうが焼き)の揃へ料金の設けられたること。
もとより蒸し風呂百二十分+蒸し風呂飯に対戦よろしくお願ひたてまつる。
今日も裸体の同志ども賑はへり。
したためられたる生姜汁噴霧を全身に振り撒き、いで、蒸し風呂室へ。
蒸し風呂室は三段構造になりており、その向かひ際に表彰台のごとき「金亀玉座」さうらふ。
今日は玉座に鎮座さるる亀仙人はおはせざりき。
蒸し風呂室は岩塩塊埋め込まれたるため、遠赤外線のしるしに、堪らぬ暑さになれり。
汗を大量に流しし後は水風呂へ。いで、水風呂も生姜尽くし。
生姜の汁溶け込みたり、大量の生生姜が網に入りし有様に沈められたり。
全身に生姜の羽衣纏ひ、階段を上がりて三階の整ひの間へ。
屋外席二脚、例のこうるまんの傾け席が数脚、鳥籠椅子が二脚、かくて何よりも寝台が六台あるがめでたし。
裸に寝台に横になるるなど、なでふ至極のひとときならむや。
さるほどに、三揃へたばかりて帰らむと思ひし矢先、さても、蒸し風呂愛好家ならばご存知の、上野なる北欧より熱波歌手の白樺タケル殿おはし、熱波演舞を披露すなり。
こは参加せざるを得ぬとなり、延長料金そなたのけに参戦す。
あな、よしやな、よしやな...
白樺殿、熱波演舞の後には整ひの間にも越したまひ、風をやりたまひき。
あな、など心優しき肩ならむや、おじキュンなり。
されど、一点口惜しきがありき。
蒸し風呂室の扉が勢いよく閉まれば、果てまで手添へ開け閉めせずと、「ドン」と音響かせ、地響きいづ。同志どもよ、かたみに良き蒸し風呂命を満喫するために心配りせむ。
蒸し風呂の後は、一階の「しょうが焼きBaKa」へ。
食ひてみな、飛ぶぞ。
飛ばぬ豚はただの豚はか。否、飛ぶぞ。
私やうにはジンジャポを飲むことすすめたてまつる。
さるほどに、けふも整ひき。
かたじけなくさうらひき。
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