秋田saunner 草薙

2020.11.13

1回目の訪問

【館内】
庄内ギャラリーという名に恥じぬ物産の鎮座。町湯独自のアイテムも多数ありやる気が感じられる。スタッフの方々が券売機のボタンの配置について話し合っていた。スタッフの施設を愛する心が垣間見え感心させられた。
【浴場】
決して浴槽の数は多くないが独特の木の香りが心を落ち着かせてくれる。数で勝負でなく質で勝負しているのが個人的には好き。シャンプーも質の良いものを使っていてサウナーとして本当にありがたい。
【サウナ】
82度2段。10人も入れば満席になるキャパシティーだが昼前ということもあり4人前後の利用者が常だった。ストーブは喜盛の湯と同じものが設置されていた。室温はかなり低めでロウリュ前は少し不安だったが、いざロウリュが始まってみるとその考えは払拭される。ダムの放水の様なモーションから繰り出される蒸気は3段階に分けて私たちサウナーに降り注ぐ。熱いなんてもんじゃない。耳が溶けるかと思った。。これだよ、これ。俺が求めていたロウリュはこれだ!
【水風呂】
前評判ではかなりぬるめと聞いていたがそんなことはなかった。季節柄ということもあるがかなり冷えていて深さもあり熱く火照った身体を冷やすには十分すぎる。段差を利用すれば2人入れそうだが、基本はソロ専用だ。水風呂の手前にはシャワーが用意されていて動線としても◎
【ととのいスポット】
露天スペースに椅子が2つと木製のフラットデッキがあった。内湯から見えた木製の枕、絶対に高すぎと思っていたがそんな事はなく、むしろ吹き抜けから空を見上げるには最適な角度。ここまで計算して作ったのなら脱帽ものだ。いや。あの素晴らしいスタッフの方々ならやりかねない。秋の涼風が私の心を落ち着かせ、気付いたころにはディープリラックスの境地に至った。
サウナ10分×3
水風呂1分×3
外気浴10分×3
【総評】
新規開拓は怖さもあるが、こんなに素晴らしい出会いもある。たかがサウナだが一つ一つにしっかりと性格が出ている。
町湯を例えるとなると「養護教諭のお説教」
優しさの中に厳しさがある。そんなサウナだった。

秋田saunner 草薙さんの庄内町ギャラリー温泉 町湯のサ活写真
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