サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
昨日からの大阪出張、昨夜の大東洋、今朝の白玉温泉を終え、今日午前には仕事もこなし、いざ帰京せんとするもまだ時間はお昼すぎ。なら、静岡で途中下車して、念願のしきじに行くかとやってきた静岡駅。
バスに乗るのも面倒なのでタクシーに飛び乗るも、その前に、やはり静岡生まれの自分として外すことができない静岡県民のソールフード、さわやかのハンバーグ。静岡インター店なら待ち時間なし!
そしてやってきた聖地しきじ。時刻は16時。
想像以上にコンパクトな感じ。入り口入ってすぐ靴箱があり暖簾をくぐると、右手すぐにロッカー、左手に浴室。浴室に入るやいなや、薬草の香りが漂ってくる。
#サウナ
フィンランドサウナの温度計は120℃。マイホームサウナであるレインボー本八幡もそこは同じだが、しきじは温度だけでなく湿度も高い。2段式だが、とても2段目に座っていられず慌てて下段に降りる。
熱さもあり、しっとりとした湿度もあり、薬草の香りも感じられる。発汗量もすさまじい。なるほどこれが聖地のサウナかと合点。
さらに強烈なのが薬草サウナ。温度計は80℃となっているが、充満するスチームが半端なく、やけど寸前の灼熱。みんなタオルで顔を覆いながら入っていて、また出てくるときも、逃げるように出てくる人がほとんど。みんな口々に「うゎあっつー」と苦笑いしながら独り言をつぶやいている。熱さの狂暴さなら、レインボーのオートローリュが1番だと思っていたが、こちらも負けていない。
#水風呂
天然の湧き水の水風呂は、そこまでの冷たさはなく、今日は体感18℃くらいか、かなり長く浸かっていられる。深さもあるし、何より蛇口から飲むこともできるので、水を飲むことで、体の内側からも冷やすことができる。内臓にズドンと冷たさが広がっていく。
この水風呂は本当に素晴らしい。
#休憩スペース
浴場中央にはアディロンダックチェアがずらりと並べられている。平日とはいえ、若者グループも多く、アディロンダックチェアが埋まることもしばしば。ベンチもあるので休憩場所に困ることにはならなかった。
それにしてもアディロンダックチェアは良いもの。内気浴ではあるが、それゆえしきじらしい薬草の香りの中でととのうのもこれまた良い。
#総評
すでに語り尽くされている聖地だが、やはりサウナ好きなら一度は行ってみたいもの。狭さの割に観光地化していて人が押し寄せ混雑気味ではあるとか、施設が全般的に古くなっているとか、現金しか使えないとか、最近人気の新興勢・リニューアル勢に対抗するのには今のままでは厳しい気もするが、とろけるような水質のお風呂と灼熱のサウナこそがここの強み。これからも頑張ってほしい。
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