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てるちん

2023.12.09

1回目の訪問

1週間振りのサウナ
なんの因果か花神楽
ああ、この歳になって
まだ学ぶって事があるんだね
今日ボクは学んだよ
サウナってこんなに寛げる場所なんだ
オデコに名前を描かないだけでw
ここではオデコをゴシゴシ擦られる事もないのだろう
世界中にここの平和な風が吹いてほしい

1自治体1温泉施設制度が根付く北海道では
どの方面に行っても
サウナに入りそびれる事はない
札幌以外で例外的に人が増え続ける東川町
ここ花神楽の様子を道央の人に伝えるのなら
一言「ぴぱの湯 ゆ〜りん館」
ほぼほぼ作りは同じ
ゆ〜りんに暫く行ってないので定かでは無いがサウナの座面はこっちが立派!
サウナマット使い放題もあり、家具感すら漂うサウナの
座面をみんな綺麗にして出てゆく

おや?!いつの間にかオートローリュー
が導入されたようだ
何分間隔かわからないが
初老のションベンのようにダラダラポタポタ
ゆっくりとゆっくりと水が落ちてくる
とても他人事とは思えなくて
汗と涙が一緒に出てくる
温度はそう上がらないけれど
汗はしっかり出てくる

露天に出てみる
「あ!!!」
露天でエゾリスが遊んでいた
リスはとてもかわいい

お饅頭みたい丸々太って可愛い!

隣に王子が入ってきて「あ」の口になっている

「あみ!あみ!わかる?リフレみ文法であみ!」

なんだ、このサ活www

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80

てるちん

2023.12.03

7回目の訪問

サウナ飯

世の中まだまだ捨てたもんじゃあない
あんなに楽しい宴会に参加出来るなんて
思っても居なかった

少なくとも18時のロウリュの先頭に並んでいた時には想像もしていなかった

18時ロウリュの待ち列はボクが作った
先頭だ
自動ドアから入ってくる人たちが皆一瞬怪訝な顔をする
そして目線が合わない
誰とも
みんながボクの前を通り過ぎて行く
垢すりのお姉さんだけがマジマジとボクのオデコを見ていった
5分経過。。。
。。。10分経過。。。

「誰かボクを見つけておくれよ」

涙がこぼれそうになった時
笑顔の男たちがボクを取り囲んでくれた
取り囲んだだけではなくボクのオデコを指でゴシゴシ擦る男もいた
初対面なのに

最初に話したように宴会はとても楽しかった
会いたかった人たちにいっぺんに会えた
心から笑った
ありがとうございました
サウナを好きになった自分を褒めたい

朝から謎の筋肉痛
肘に擦った傷がある
なぜか3kg痩せている

何か粗相をしていたらすみません

四文屋 狸小路店

ココでガソリン満タンにして臨みました!

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102

てるちん

2023.12.01

7回目の訪問

サウナ飯

喜楽湯

[ 北海道 ]

おい、そこの若者よ
少しいいだろうか
他でも無いキミのジーンズの事だ
いやいや、私だってキミくらいの頃には
擦りきれたジーンズを履いて
親世代には嫌なカオされたし
一緒に歩いてた奥さんが見ず知らずの商店主に
「ズボン買ってやれ」って叱られたりとか
まあ、いろいろあったさ。うん。
でもそれはボロく見えても
見る人がボタンやリベットを見れば「おお!」ってなる
オールドのリーバイスだったりさ
あったわけよこだわりが

時に若者よ
キミのその「大ダメージジーンズ」は少し訳が違わないだろうか
ダメージ部分の方が圧倒的に大きい
異様に小さいビキニは好物だがジーンズとなるとどうだろう
後ろから見るとダメージのすき間から
ボクサーパンツが8割方見えておる
2割しか隠れていないんだよ

見ればジーンズ
ウエストがゴム素材で楽に脱ぎ着できるヤツじゃないか
ファッションに未練の無くなった人が身に付けるヤツだ
そんなんで
若者の脱衣を見るでもなく見ていた
若者が白い長袖シャツを脱ぐとそこに
本当に立派な和彫りが顕われて
「さすが喜楽湯」となったある日の夕刻

身体を洗ってからの
ラドン→小さな水風呂→蒸気風呂
これで日頃の仕事で強張った身体をゆるめてさ
サウナへの階段を降りるんだ
階段と重なる位置にかつてカランだった痕跡があって
ということは地下サウナは後から作られたものなんだね
棚に散らばったサウナマット
大きなヘッドの水シャワー
広い水風呂、そしてサウナへのドア
これらが薄暗い地下に揃っているのがめっちゃカッコイイ
見る人が見れば「おお!」ってなるやつだ
喜楽湯・THE ハードボイルド
札幌の宝のひとつである

「串かつ 千里」

17時に開くので時間調整で喜楽湯に居たのさ
25年振りに来てみたけれど、人が並ぶ店になったんだね
串カツは関西流儀の「二度付け禁止」タイプじゃなく
ソースを掛けて食べる家庭料理流儀
揚げ油が常にスタンバっているから
カツでも海老でもポテトでも
何でも揚げるから食べて!という楽なお店だ
カツの衣も西の方より粒が大きめ
「湯とうふ」と「串カツ」と「さば酢味噌」あたりでしっぽりと
大人で良かったなあ

てるちん名義のいも焼酎ボトル
誰でも飲んでいいですよ2月中旬が期限!!

串かつ 千里

湯とうふと串かつ

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80

てるちん

2023.11.27

6回目の訪問

サウナ飯

「お刺身居酒屋 瑠玖&魚平」

札幌昼呑み界のエルサレムだと思う

11:30のオープン
瞬時に席が埋まる
「呑み」の客は皆、昼呑みの伝道師のような人達だ
カウンターには「呑み」「食事だけ」の独り客が混在するのだが
「呑み」「呑み」の並びが発生すると
話しかけられて仲良しになってしまう

ボクの向いでは筒井康隆の若い頃みたいな人と
痩せちゃった相撲部屋の親方が盛り上がっている
テーマはバイトの女の子が「育ちが良いに違いない」ということだ
その通り!ボクもこの子は良家の育ちだと思います。
康隆おしゃべりが止まらない
「西区のあそこに住んでましてね角のローソンで曲がって3件目の2階建て」
初対面の見ず知らずの酔っ払いに個人情報全開だ

客には絵に描いたような観光客も多い
「牛タンつくねと海老の塩焼きと肉じゃがお願いします」って
頼んじゃダメなヤツばかり頼んじゃってるじゃねえか
ここは「カニ、ウニ、きんき🎵」に決まっとる

バイトの兄ちゃんがおばちゃん店員に的確に説教をされている
「ボクもそう思うよ、兄ちゃん」
おばちゃんは社会の常識を叩き込んでいるんだ
きっと良い社会人になってここに呑みに来るだろう
それにしても良家の子の店員の動きがカワイイ
細かいことは無視してカワイイ 生き物として良い

そしてこれからリフレで一泊の無敵感よ
待ってろリフレ!待ってろ熱波!
ゲルマニウムも熱くして待ってろ!
何てったってこちとら泊まりだ!無敵だ!

もう少しで出来上がるから
出来上がったら行くから

居酒屋 瑠玖&魚平

刺身は3点選んでね

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86

てるちん

2023.11.20

4回目の訪問

サウナ飯

久し振りにCABIN旭川にお泊りなのです
セルフロウリュサウナでは一番のお気に入りといっても過言ではないので
早々にチェックインして「ジュワー!!」をキメます
日頃は物静かで引っ込み思案のボクですが
ここのサウナでは「掛けてもいいですか!」と大きな声で言えます
「ダメです」という人は居ませんが
「ジュワー!!」の後に出て行ってしまう人はよく居ます
耳がちぎれそうな程に温度があがるのです
今日もゴキゲンなコンディションです
露天のイスで幽体離脱した後は身支度を整えて出かけましょう

「独酌 三四郎」

CABINからは歩いてもすぐです
口開けの17時にお邪魔します
箸袋には「夢」の文字です
辛すぎない日本酒と「おかみ旬の盆」で一献です
「お盆」には9種の酒肴が載せられおり
「ナスの煮たの」とか「豚レバー」とか
もうそれはそれは禿げあがるほどの美味しさです
おや、お隣さんに「うなぎ」が来たようです
これも美味そうです。タレの照りが違います
母に「見ちゃいけません」と言われるヤツです

・・・頼んじゃいました
関西の蒸さないタイプの鰻でした
思った通りタレがグンバツなのです
ゆっくりと時間が流れていきます
女将さんと一言二言、言葉を交わします
静かで美味しくて、そして贅沢な時間でした

CABINに戻って再びロウリュの鬼となり
奇声をあげていたのは内緒です

独酌 三四郎

おかみ旬の盆

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92

てるちん

2023.11.13

10回目の訪問

サウナ飯

北村温泉ホテル

[ 北海道 ]

ここに来ると身体が勝手にルーティンをこなす
何も考えずとも毎回寸分違わぬ行動を繰り返している

千円札でチケットを買う
財布は持ち込まないので350円の釣銭をズボンのポケットにねじ込む
受付のおじさんに「おはようございます」と言ってチケットを渡す
階段手前の給水機で冷たい水を一杯ごちそうになって
階段を上って男湯の暖簾をくぐる
向かって右側のロッカーの上段に空を見つけて
ポケットから拾い上げた100円玉を扉の内側にねじ込む
パパっと脱いだらお風呂セットを持って浴室に入る
すぐ横のシャワーで全身を濡らしてから
空いてるカランに腰を落として洗体・先発を済ませる
「やれ嬉しや」ここで大好物の露天に向かう
向かって右奥の隅っこに身体を沈める
空いていなきゃ対角の左手前の隅っこだ
この場所からは小さな時計で時間が確認できるんだ
だいたい10分は塩泉を愉しむ
良い頃合いになったら内湯に戻って
水風呂に10秒ほど浸かって、そうしてからのサウナだ
最初は上段、きっちり12分経過したところで
シャワーで汗を流して水風呂に「我慢できるだけ」入る 
冬は「秒」しか居られない
露天のイスに腰を降ろして手桶で温泉をジャバジャバ浴びる
中々の恍惚感に包まれる。良い週末だ。
これを3セット繰り返したら最後にもう一度露天に浸かって終了だ
体重計に乗っかって
帰り際にもう一度冷水をごちそうになって
「どうも!」と一声挨拶して建物を出る
だいたいここで9時30分くらいになっている
車で真っすぐ岩見沢の「らい久」に向かう
15分ほどで着くはずだ
週末はもう開けてくれているんだ
情けないが最近はもっぱら「野菜少な目」「麺少な目」だ
味はその時の気分次第だが
ゴワゴワした麺を「ワシワシ」掻っ込む根源的な快感が味わえる

夏はキャンプ客で込んでいそうな気がするので北村温泉には来ない
毎年雪が降るころがシーズンインなんだ
今シーズンは何度来れるのだろう
とても楽しみだ

らい久 本店

しょうゆ野菜バター

チャーシュー3枚入り!

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85

てるちん

2023.11.03

5回目の訪問

サウナ飯

ビーチクキラーの風を浴びて
リクライニングで寝転がって
メガハイ濃いめ飲んだら
そりゃあ、
家になんか帰りませんよね
帰らん。帰らん。
だって連休だもの

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てるちん

2023.10.24

4回目の訪問

本名 翁倩玉 
1950年生まれ 上智大学卒 
1961年「THE BIG WAVE」で映画デビュー
1966年「星と恋したい」で歌手デビュー
1979年「魅せられて」が200万枚の大ヒット
ジュディ・オングの略歴である
今でもYouTubeチャンネルなどで活動されている
ところで皆さんはご存じだろうか?
日本におけるジュディ・オングの正当な後継者がボクであるという事実を
そして旭川市にオングとしての技量を磨く養成施設がある
それがOMO7サウナプラトーだ

15:30チェックイン
この早い時間帯に浴場を利用する人たちは
3つのグループに分けられる
早めに食事に出かける予定の子連れのお父さん と
サウナ〇鹿の方々 と
オング・トレーニングのボクだ

まずはサウナに入る
「そうか、もう君はいないのか」
前回微笑みあったカバはもう居なかった
いきなり「ずしっ」と湿度を感じる
オートロウリュの直後だろうか
ストーブ近くの1段目に座る
向いの2段目にはサウナ馬〇が二人
共にあぐらスタイルで
両手の親指と人差し指で輪っかを作って目を閉じている
普通に座れば無理なくあと一人座れるのにね
サウナ―オーラ出してる風だが
オーラ出す前に尻にマットくらい敷け!このばかちんが!

静かに耐えていると
ディストーションの効いた噴出音が聞こえてきた
そうだった、となりのスチームも凄いんだった 後で入ろう
まだ口開けなので軽めに10分ほどでサウナを出る
ここでは水風呂はサッとでいいんだ
そそくさとオング養成装置、通称「ウォーキングバス」ににじり寄る

中央で両サイドからの水中スポットライトがクロスしている
その場所目指してゆっくりと歩く
ライトのクロスと我が身が交差した瞬間
両手を扇のように広げるんだ
放射状に4つの身体のシルエットが淡く描き出される
春からウエストを5センチ絞った効果が出ている
シルエットはオングそのもの、いや、少し超えたといっても良い美しさだ
「美しすぎると怖くなる」いつだって歌詞は正しい

達成感に満たされて水中ブランコに辿りつく
この3つの窪みは初めからブランコの為に作られたものなのだろうか
子連れのお父さんが幼子を抱いてぐるぐるウォーキングしているが
全く気にならない
敢えて言おう、何度でも言おう 
サウナ後休憩の最高峰はこれだ!
階段上で「サイコー」とか言って寝転がっている
サウナ馬〇にはこの快感は一生わかるまい

空いているのを良いことに30分以上ユラユラしていた
「もうずっとこのままでいいや」本気でそう思った

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78

てるちん

2023.10.24

2回目の訪問

建物の佇まいが圧倒してくる
グイグイ主張してくる建物だ
持ち歩いている「お風呂セット」が
完全に場違いだ

暖簾をくぐりドレッサーをチラ見すると
ReFaのドライヤーがズラリと並ぶ
実は同じドライヤーが家にある
家内が買ってきたものだ
興味が沸いたので値段をググって腰が抜けた
腰を押さえて浴室に入る
結構人が居るのだが若年層が多い
地方の温浴施設には爺さんが溢れる平日昼間なのに
温泉は人工温泉で屋内も露天も同じらしい
屋内にはもう一つ浴槽があって
お茶パックの大きいような
薬湯の素が詰められたものが浮かんでいた
これを両肩に乗せて「ヴ~っ」と唸ってみた
声は大きめ、目はつぶって、眉間にしわを寄せるのがコツ
オシャレな空間を一瞬で田舎の温浴施設に落ちぶれさせるオッサン属性の必殺技だ
「効く~」と付け足すと効果が上がる
この役柄が似合う年齢になった

では露天に出てみよう
平日昼間にここに居る若年層はどういう人種なのか
よく整えられた髭の二人組が居らした
少し距離を開けて露天に浸かる 会話が聞こえてくる
「クマケンゴは昔から好きなんですよ」
「彼はSDGsの精神を昔から取り入れてましたよね」
ヘイ!凄いじゃない?
阪神とかラーメンとかキングオブコントの話じゃないんだよ
腰が痛いとか腕が上がらないとか血尿が出たとかでもない
露天で口から出るのがSDGs
「インテリじゃん!」
だいたい「クマケンゴ」何?
「クマケン語?」言語?
「ポケモンGO」「電車でGO」の類か?「クマケンGO」
分からないのでサウナに行くよ

サウナ3はセルフロウリュ
誰も居ないので最上段に腰を降ろす
ストーンがぎっちり詰まった大き目のストーブ
苦しくなく気持ち良く汗がでる 薄暗さが心地よい

東川の善き水が満たされた水風呂からリラックスルーム
サウナ系設備はどれも人が少ない

サウナ4はハルビアのストーブが「デン」「デン」と2基併設
こちらはオートロウリュだ
3段目まで上がると天井に頭が付きそうになる
ロウリュのタイミングを把握していないのでねばっていると
「ポタポタポタ」と水滴が落ちてきたがあれがロウリュだった?

辛めに見ると
温度のメリハリが弱いのが気になった
浴槽は3つ共に40℃台
サウナ3、4も個性が際立っていない
その辺りは施設側も工夫をしてくるだろう
これで1000円はお値打ち感高い

ちなみに「クマケンゴ」は「隈研吾」という超高名な建築家で
こことか新国立競技場を作った人だと後に知る
勉強させていただきました

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83

てるちん

2023.10.23

6回目の訪問

ちょうど1年振り
去年の同じ日に来て以来だった
ペットボトル式自動ドアは今日も軽快に迎えてくれる

1年は長いようで短いようで、でもやっぱり長いんだ

1年前には無かった新しいロッカーが眩しい
眩しいロッカーは使用せず脱衣篭に衣服ぶち込んで浴室へ

「おお!壮観だ!」
冷鉱泉、源泉、寝湯、ジャグジー電気風呂、高温温泉、適温温泉
全ての浴槽に1人ずつオッサンが浮いている。金魚屋かここは

取りあえず洗うか
「・・・あぁホントだ」カガミも新調されている!
曇りも陰りもない「ぴぃかぴか」のカガミだ
家の風呂でもじっくり己の顔を見ることなど無いが
カガミがこんなにキレイだと「見らさってしまう(北海道弁)」
先客のオッサン達を茶化していたが
ここに写っているのもオッサンじゃないか
それも王道系、中央突破の「シン・オッサン」だ
どうりでいにしえのえべおつ温泉にマッチするわけだ

高温温泉でしばし温まった後
ペラいバスタオルも懐かしいサウナに入る
時を刻む物が無いので体感で11分
「そろそろ出ようかな」と思ってから追い焚きを3分追加
この後はあの「冷鉱泉→源泉」のコンボだ
こんなに強いコンボは
「クイズダービー」→「8時だよ!全員集合」→「Gメン75’」
以来なのだから1年振りの悦びを増幅させるための追い焚きなんだよ
最近はあまりサウナで頑張らない人なのだが
えべおつコンボは特別だ

微発泡うすにごり純米生酒のような美しい冷鉱泉に
見惚れながら我が身を沈めていく
気持ちが良くて目を開けていられない
セロトニンだかドーパミンだか知らないが
快楽物質が全身を暴走している
クラクション高らかに鳴らして
さあ、コンボだ!源泉だ!
「うっとり」しながら源泉に身を沈める
絶妙の30℃ やはり快楽物質が止まらない
ふと目を開けるとちょうど正面にカガミがくる
シン・オッサンのうっとり上気した顔が
一点の曇りもなくクリアに映っている

「か、かわいいなぁ」小さく呟く
快楽物質は止まらない そして 今年も冬がやってくる

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てるちん

2023.10.20

3回目の訪問

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てるちん

2023.10.20

1回目の訪問

チェックイン

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てるちん

2023.10.19

1回目の訪問

サウナ飯

ホテルハシモト

[ 北海道 ]

土曜日の午後、開店の13時を10分ほど過ぎている
引き戸を開けるとコの字のカウンターは既に残り1席で
いつものようにとても賑わっていた
左右のお客さんに軽く頭を下げて、ボクはそのすき間に滑り込んだ

「第三モッキリセンター」

ありふれているけど磨かれた王道の酒肴で庶民的な酒を愉しむ大衆酒場だ
甲類焼酎の4リットル大瓶がボトルキープされているのを見ると
この店が酒飲みに愛される理由がよくわかる

「ホッピー」と「豚モツ煮」を頼む
一味唐辛子の瓶が「トンッ」と置かれた
混んでいるので中々に時間が掛かるが
この店で注文が通っていないことは無い
待っていれば必ず出てくるので催促は野暮だ

ほら見ろ「モツ煮」がやって来た
すかさず「あげ焼き」を追加で頼む
酒肴の登場でホッピーのペースも上がってくる
「ハムエッグス」で焼酎を飲んでいた右隣のおじいちゃんと
この界隈の安く飲める店について情報交換をする
「ほうほう、あそこも良さそうですねえ」
「あげ焼き」が届いたので2人でつまみながら情報交換は続いた

しばらく語らった後「じゃあ」とおじいちゃんは帰って行った
ボクは「おしんこ」と「塩辛」でもう少し飲んで今日のサウナに行く段取りなんだ

「ホテルハシモト」

今日は夜中に仕事に行かなきゃならないので泊まるんだ
22時の出勤から逆算して13時から呑んでた
サウナをキメて一眠りする計画だ
昭和の香りのするビジネスホテル
早い夕方の大浴場は案の定貸切り
鼻歌一つ歌いながら清め下茹でを終わらせてサウナイン
ストーンは載っているがロウリュは禁止の2段5~6名用の空間
息苦しさを全く感じない不思議なサウナで水風呂も冷たく悪くない
汗の出が良いのはホッピーのおかげだろうか

「さあ寝るか」時間は早いがたらふく飲んでいるので眠れるだろう

ただ。。。部屋が和室なんだ
温泉旅館のそれは風情があって良いけれど
ビジホの和室は個人的に「微妙」だ
正直、ちょっと怖い。いや、実は大いに怖い
大浴場に行く前に確かに開けた窓が閉まっている(気がする)なあ
さっきからずっと聞こえる(気がする)口笛は何処で誰が吹いているのだろうなあ

「怖いなあ、ああ、怖いなあ、怖いなあ」

怖くってニコーリフレに移動したのは
飲み過ぎゆえに見た夢なのか
はたまた現実なのか
どっちだと思います?

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てるちん

2023.10.11

3回目の訪問

ローマの泉

[ 北海道 ]

暗い23番の照明を自分で点けた
「ほら」もう聞こえてくるじゃないか
エロモール泉が溢れて流れている、いやらしい音が
今日はヤルんだローマの泉で「大の字」を
アサヒ湯でその悦びを知ってしまった
アダムは林檎を食べてしまったのさ
し・か・も
ファミリーサウナなら「やり放題」

2泊3日のキャンプ中なので替えの下着も持ってきた
着替えやらタオルやらがごっちゃになっているが
そんな事にかまってる時間は今のボクには無い!

清めた後、ゆったりと浴槽に入る
狭いが足を延ばすスペースはある
溢れても溢れてもエロモールは無尽蔵に注がれ続ける
野外生活の疲れが流れ出てくる
老化だろうか最近涙もろいんだ
この状況に涙が出そうだ

ここでは時間が地球上の倍の速さで流れている
「サウナに進もう」
永遠に終わらないプレイリストを流してサウナイン
今日はいきなり寝転がる
足を折りたたむとジャストで身体がハマる

サウナと音楽の親和性の高さはここのサウナに習ったことだ
好みの音楽と横たわるこの姿勢のおかげで
普段より長時間サウナに耐えることができる
20分弱を耐え抜いてエロモールを頭から浴びて
水風呂に潜り込む
サウナ室に流れ込みそうな勢いで水が一気に溢れた
その光景がとても美しくスローモーションのように見えた

「さていよいよ」
浴槽のヘリに頭をあずけて大の字になってみる
頭から足の方向にエロモールが流れていく
あちらこちらをくすぐる様に静かに流れていく
変な気持ちになってきそうだ
予定していたうつ伏せは自粛することにした
腰が抜けたようになりながらベンチで風を浴びてここまでで40分弱
2セット堪能した時にはもうギリギリだった
タオルは店に返さなければならない
散らかった着替えも併せてパパっとまとめる

忙しかったが最後にローマの風を浴びれば
風呂上りのキザなイタリア男の完成だ

「チャオ!シニョーラ!今日は髪がとてもキレイだね!」
いつもの調子で話しかけタオルを渡す
バスタオルとフェイスタオルの2枚だ
「フフフ、楽しめたようねシニョール」彼女がそれを受け取った

「あ!パンツ!」

バスタオルとフェイスタオルの間からチラリと和柄が見えた
着替えたパンツが混入してしまったようだ

キザなイタリア男はもう居なかった
愛しのシニョーラはパンツに触れることなく2枚のタオルに挟まった状態のソレを
そのままこちらに差し出した
パンツを抜き取りながら「一軍のパンツで良かった」と思っていた

「笑われて、笑われて、強くなる」そんな男にボクはなりた伊

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89

てるちん

2023.10.11

1回目の訪問

サウナ飯

アサヒ湯

[ 北海道 ]

小さな街の銭湯
日曜限定の朝風呂があと1時間で閉まる9時頃に伺う

目論見通り先客は1名
ピンと背筋の伸びた白髪のご老人
「おはようございます!」声を出して浴室に入ると
ご老人もしっかりと挨拶を返してくださった

施設全体が新しいけど考えられたレトロ感を醸す
浴室も日差しがタップリ入って明るい
湯船から溢れ出る湯が床をながしている
モール泉っぽくない温泉の香りと湯気が満ちてゐる
この時点で「泣きそう」だ

お店の言いつけを守り「お尻」を中心に丁寧に清めて
蛇口の付いて無い湯舟に身を投じた
湯は源泉からパイプを通じて直接注がれる
湯船の底から湧き上がるように

たちまち身体に気泡が纏わり付いて全身がコロモをまとったように
湯は薄いコーヒー色、いや、少し使った揚げ油の色
湯の表面では細かな気泡が「プチプチシュワーっ」と弾けている
「まるでトンカツだな」揚げ物体験をさせていただく

お湯は「つるつる」「とろり」
いや。ここは忖度抜きで言おう ここのお湯は「ぬるっぬる」だ
あの手の動画で恋焦がれた
潤滑ローション糸引きぬるぬるタイプなのだ
ここで「泣きそう」から「目頭が熱くなってきた」に移行した
食傷気味のあの手の動画でも「ぬるっぬる」が登場しただけで
アラ!不思議!女優が輝き始める
「生きていて良かった」心の底から出た言葉だ

恍惚の時間から抜け出せなくなるのを振り切って
サウナのドアを開ける
2段3名くらいか天井がやけに低い
潤滑ローション糸引きぬるぬる温泉を染み込ませた身体は
すぐに発汗を始める
「ああ、この汗にもローションが・・・」恍惚ふたたび。。。「あ!」
そうだ!朝風呂が閉まる1時間前を狙ってやって来たので
残り時間が少ないんだ
ここは温泉に特化するのが吉だろう
サウナを飛び出て、こちらは蛇口付きの水風呂で冷やす
もう水温が下がり始める時期か?そういや今朝は寒くて目が覚めた。。。が
今はそれどころではないのだ!潤滑ローション糸引きぬるぬるを鱈腹味わうのだ
白髪のご老人は脱衣所で着替えている。。。そして出て行った
「よしっ!」
かけ流しが流れる床にダイノジになる
本当に手足を拡げて「大の字」だ!ん?「木の字」か?!
潤滑ローション糸引きぬるぬるタイプが「木の字」にせせらぐ
そっと目をつぶる せせらぎ続けている
ボクは流木だ!ローションにせせらがれる「木」になったのだ。。。。

「面白れえことしてんなあ」
白髪のご老人が忘れ物を取りに来たのに「木」は気づかなかった

「笑われて、笑われて、強くなる」そんな男にボクはなりたひ

三平ラーメン 坂の上店

竹の子ラーメン

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てるちん

2023.09.05

1回目の訪問

心を揺さぶる言葉がある
魂に火を点ける言葉がある
時に言葉は人を従えることがある

そんな言葉。。。例えば

「おかわり1回無料」

根源的な喜びに火を点けるではないか
「大盛り」では品が無い「2回」じゃ希少感が薄れる
ボクは小さな声で呟いてみることを薦めているよ
さあ皆さんご一緒に
「おかわり1回無料」
10回ほど呟いてごらんなさい
驚く程の変化が心に訪れるから

この日もボクはボクを震わせる言葉に出会った
北湯沢の「ホロホロ山荘」

ここに来るのは初めてだ
階段を降りエスカレータで更に降りて
男湯の暖簾を潜ると先客のスリッパが1組しか無い
わお「ほぼ貸切り状態」
呟いた瞬間に身体に電流が走った
言葉に従えられたのだ

服を脱ぎ浴室に入る
何歩か歩くと視界がパッと開ける
右手に洗い場スペースがあって
左側に広い主浴槽と寝湯がある
奥の壁近くには2つの壺湯で
その横に打たせ湯がある
その空間に先客の姿は見当たらない

「ほぼ貸切り状態」

興奮が高まってゆく

もう1度呟いてみようか
「・・・ほぼ貸切り状態」

どうだこの官能的な響き
ボクの敏感な部分が「熱く」なって来るじゃないか

貴重な貸切り状態に焦りが出はじめる
急いで清める
主浴槽は無味無臭
ぐるりと眺めても
この空間にサウナは無さそうだ
左奥のドアを開けて
廊下に出る
直ぐにドアがあった
サウナ室と水風呂、露天風呂へも繋がった場所だった
ちらとサウナを覗いてみた

「ほぼ貸切り状態」
というかここにも先客は居なかった
官能の時間はまだ続いている

15人程がキャパだろうか
2段目の真ん中に遠慮なく腰を降ろす
画面の映りがバグっているTVがシュールだ
あまり追い込まないタイプの優しいサウナ
12分ほどで水風呂に身を移す
冬には凶暴になりそうだが今日は適温だ
気持ちがいい
そのまま露天で陽をあびる
水風呂で冷却された肌に午後一の陽ざしは未だ厳しい
露天風呂を挟んでサウナに戻るを3ターン
最後はサウナで寝転がった
ついぞついぞ誰も現れなかった

ふと思い付いて主浴槽の部屋に戻る

「ほぼ貸切り状態」

脱衣所に戻って見直してみる
スリッパは2つ
ボクのじゃない方の位置は変わっていない

実はサウナを過ぎて廊下を進むと「香り湯」があるはずで
恐らく先客はそこに居るのだろう
少し考えて、このまま帰ることに決めた
先客の呟く声が聞こえたような気がしたから

「・・・ほぼ貸切り状態」

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てるちん

2023.08.04

2回目の訪問

キャンプの帰り
275号で空知を通って帰るルートなので
寄りたいサウナはいろいろある・・・のだが

「せっかち」なのでキャンプの撤収が早い
どこもまだ開いていない
「そう言やぁ・・・」
あそこは夏場「朝風呂」やっていたはずだ
北竜町のサンフラワーパークを目指した

「太陽を味方につけた町」
北竜町のキャッチコピーだ
気概と担当者の真剣さを感じる
コピーを通して街を盛り立てようという「熱」がある
地方自治体はこうでなくてはならない

「安らぎと活力にみちた快適環境都市(砂川市)」
堅い!お役所仕事だ
心に入ってこんし魅力も伝わらない
今2秒で考えた「We Love ジンギス汗の隣町!」の方が「グッと」来る

「風がみつけた街…たきかわ(滝川市)」
ポエム系。ポイントは「・・・」だ「間」だ「間」
たきかわを見つけた「風」は砂川には吹かないらしい

「北海道の西積丹に位置する岩内町(岩内町)」
ザ・説明文
「北海道の西積丹に位置する・・・岩内町」
このように「間」をいれるだけで少し「憂い」が出る
困ったら試してみて欲しい

まあどれも個性があってよろしい
我が札幌はどうだろう

「ゆたかな緑きよらかな水 みなみ区(南区)」
きよらかな・・・清田区?と思わせて南区
決まり手でいうと「猫だまし」

「おもしろいしWEB(白石区)」
「ていねっていいね(手稲区)」
役所的「ポップ」ってヤツだね
広報に「へんたいよいこ」世代が居ると思われる

「みてきて北区(北区)」
思わず動きが止まる
何も感じない。なーんにも

「ようこそひがしく(東区)」
読むだけで「MP」が奪われる。こっちのヤル気が削がれる
「ふしぎなおどり」を踊られた気分
「ようこそ」で親愛の情を示しているからそれで良いのか
区長は何故これに「GO」を出したのか

6時からの通しだと思っていた「朝風呂」は8時まで
通常営業は9時半からだった
9時に着いたら暇だったので
ロビーでこんな事を思っていた

この日の男湯は「龍心の湯」だった
自分で替えるサウナマットがここが「空知」であることを物語る
源泉100%の露天から水風呂をひやかしてサウナに廻る
自治体系サウナの中でも広くてキレイで乾燥している
緩やかな発汗がある瞬間からターボ掛かる感じ
「瞬間」には「とき」とルビを振りたい
ルビ振りが終わったら改めての水風呂だ
「北のマッドマックス」で冷水を浴びる
月並みな言葉だが「最高」もとい「最・・・高」だ(間)

憂いを感じていただけたでしょうか

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てるちん

2023.07.18

3回目の訪問

サウナ飯

神仏湯温泉

[ 北海道 ]

おかあさんが稀に気が向いた時に作ってくれた
「ゼリエース」に「シャービック」に「ママプリン」に「プリンL」
お菓子では無いデザートの原体験だ
ハウス食品の「お家で作るデザートシリーズ」は「キラキラ」してたんだよー
当時のこどもで嫌いな奴なんて居っこ無い
絶対的に人を惹き付ける魅力を放っていた
プリンを固める青いプラスチックのカップ
我が家の長年使った「ソレ」は
甘い香りが染みついていて空っぽでもプリンの香りがした
クンクンしながら次に母の気が向くのを楽しみにしていた

大人になり酒を好むせいだろうか
甘いものは進んでは食べなくなったが「プリン」は別だ
特に昔ながらの少し「固め」のそれが大好きで
小樽住之江にある「アンデリス」にはよく来る
偶々なのだが「アンデリス」の隣は「神仏湯温泉」だ

「神仏湯温泉」も人を惹き付ける圧倒的な力を持っている
みんなここに来て風呂に浸かるのが大好きで
見知りと無駄話をしながら髭をあたったり
何なら背中を流しあったりして一緒の時間を過ごしている
キレイになったらサウナにも入る
サウナはごくごく普通のサウナだが
小さな砂時計を駆使して時間を計って、自己最高記録の録更新に挑んだりして
更新出来ても出来なくても褒美をもらう気分で水風呂に入る
小さい浴槽だけれど縦長なので脚を伸ばせるのがいいんだ
「今夜は刺身で一杯やろう」そんな想いがすーっと浮かんでくる
今日もほんのりと幸せだ
最後の締めに熱い源泉に浸かって帰る

茶ダンスに「プリンL」の在庫を見つけて
こっそり袋を開けてプリンの素の粉末を
指で全部舐めてしまったのは5歳の頃だっけ
これがなかなかイケるんだよ

アンデリス

プリン幾つか

「生」がイイです

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てるちん

2023.07.10

3回目の訪問

サウナ飯

人は死んだ後どうなるのか知ってます?

ボクは「おばあちゃん子」だったので幼き頃によく聞かされましたよ
婆「てるちんや、これから言う5つの事をすると死んだ後に地獄に落ちるのよ」
て「5つの事ぉ?」

そう言っておばあちゃんが教えてくれた5項目が
・生き物を殺さない
・嘘をつかない
・盗みをしない
・享楽に溺れない
・酒を飲まない

おわかりいただけただろうか?

この前も新鮮なエビを躍りでいただいたばかりだし
呼吸をするように「嘘」吐き
美女のハートを盗みまくって
今夜もサウナで享楽の限りを尽くし
連続飲酒日数は軽く500日を超える

「地獄待った無し」

最近、事ある毎に「老化」を感じる中で
この話を思い出してしまった
そう、地獄はもうすぐそこに来ているのだ

「・・・どうしよう」

何と言っても満点💯をたたき出してしまっている
地獄行きを避けることは厳しそうだ
であれば。。。シミュレーションだ!
地獄に慣れて置けばいいんだ
確か「灼熱地獄」ってーのがあったはずだ
「よし!慣れよう!」

蜘蛛の糸を手繰るような心持で旭川までやってきた
「かぐらの湯」最強の地獄シミュレーターだろう
経験上22:30を過ぎるとサウナの出入りが落ち着いてくる
予想的中!さんざん享楽に浸って身に着けた能力だ

さて、何しろ地獄の予行演習だラドル3杯は行っとこう
素早く掛けて1番奥の2段目に駆け上るんだ

「ジュー!ジュー!ジュー!」

速攻で熱気がボクを追いかけてくる
背中が既に熱い!追いかけてくるのは鬼だ
奥の2段目に辿りつき踵を返したところで
無数の鬼が飛びかかって来た
「耳が痛い!」と思えたのは一瞬で
痛みは瞬く間に「耳」から全身に広がる
大きな熱鉄の棒で打ち突かれているようだ
正に灼熱地獄!痛い!痛い!痛いって!
本番ではこれが6000年続くらしいのだが大丈夫かしら

這う這うの体でサウナを這い出し水風呂に沈む
しばらくは何も考えられなかった。やがて
・・・地獄怖い
・・・地獄ヤベぇ、マジヤベェ。
怖れに心が支配されていく

水風呂を出て椅子に腰を掛ける深く掛けて
目を瞑ると意識が黄泉の国に連れていかれたような気持ちになる
「あがったら新子焼きとビールだな。あ、牛タンもいいな」

地獄はすぐそこまで来ているというのに

加助味の牛たん

牛タン弁当

牛タンって罪が重そうな気がする

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てるちん

2023.07.04

3回目の訪問

牛タンを1本まんま買ってきて
根本の白っぽい部分を「キャー!」って言うくらいの厚切りにして
もうね、躊躇せず「ぶ厚く」行くのが唯一のコツだ
ミネラル分豊富な沖縄の塩と旨味調味料をまぶし
これを冷蔵庫で3日以上熟成させて
切れ目を入れて鉄のフライパンで焼く!
「サクッ」牛タンならではの歯切れの良い噛み心地
後から後から旨味が溢れ出てくる
全意識が「美味い」に支配される程「美味い!あぁ美味い!」
6月のトピックスに成りえる出来事だった

6月にはもう一つトピックスがあって

登別のキャンプ場にテントを張って「さぎり湯」に行く
早い時間に設営を終えてルンルン気分で行く
もう好きで好きでたまらない
何ならここで働きたい!住みたい!結婚してもいいと思っている
足をブルブル振るわせてパンツを脱ぎ飛ばして駆け込むように浴室に入る

昼下がりのダーリンは(さぎり湯をこう呼んでいます)賑やかで
12個のカランのうち10個が埋まっている
ゆっくりぐるりと浴室内を見渡す そして「うんうん」と頷く
顔は満面の笑みだったはずだ
残りの席に滑り込んで固形石鹸で身体を洗う
ダーリンに嫌われないように歯もしっかり磨いてーの「目の湯」
なのだがお知らせされているように湯量減少のため
現在は鉄泉が入れられているということだ
少し温めなのね鉄泉さんは
長く入れて良さそうだけど
やはり「ミョウバン泉」が恋しい

続いて硫黄泉の「一号乙泉」へ
下くちびるのギリッギリ
あと数ミリで口内に湯が流れ込んでくる際まで
高度を下げて目を瞑る
ダーリンに包まれている実感をここで深く味わうタイムだ
「死ぬなら今がいい!」って切実に思うけど迷惑ですか?

サウナは壁の木が新しくなった?
色調が明るくなったような気がするわ
1段目も2段目も座面の奥行きが広いので
みんなあぐらをかいて蒸される
ここのサウナマットは
「ビショビショ感」が少なくて「好っき好きダーリン」
常に蛇口全開の水風呂で〆てワンクール終了
「なんだ!なんなんだ!この満足感は!」

「ここに来ればどんな夢も叶うと言うよ」

さぎり湯はやっぱり最高だった
そして、キャンプなので明日の朝もまた来るのさ へへへ

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