喜楽湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
だいたいの男子は2階に上がるより地下に降りる方に興奮する
喜楽湯ではお風呂の楽しさに「降りる興奮」と「囲まれる興奮」が無料で付いている
浴室の真ん中には主浴槽
ジャグジーと電気風呂もある
両サイドに並ぶ洗い場は固定シャワーでカランは「赤」のみ
奥にはラドンと一人用の水風呂とスチームサウナが並んでいる
そう、一階の佇まいはまんま昔のフルスペック銭湯のようで
少し小振りだ
小振り。。。
だいたいの男子は小さくて精巧なものにも興奮する
例えが古いが「シムシティ」のようなチマチマした箱庭ゲームに女子は惹かれないし
プラモデルや帆船模型なども男子の趣味と言われてはばからない
かく言う私も「低身長のナイスバディ」にはあがなう術を持たない
ここは常連さんが作る空気が良い
喜楽湯一階でお湯を使う常連さん
ペチャクチャおしゃべりしている姿を見ることはまず無い
黙々と身体を洗い 目をつぶって静かに湯に浸かる
銭湯は「楽しさ」を求める場所ではなく「日常」の一部
でも心地よいから表情が和らいでいる
昔の銭湯からタイムマシンで通っているようなそんな人たちが多い
だから無作法をすると叱られるような気がしてこちらの所作も丁寧になる
アブクを付けたまま浴槽に入ろうとすると
「こらっ!」と叱ってくれるおじさんが横に座ってるかもしれない
子どもに戻った気分になって少し嬉しくなる
ケロリン桶で主浴槽から掛け湯をいただきラドンを少し楽しんだなら
いい頃合いだ 「降りよう」背徳の地下サウナへ
背中がムズムズするような「降りる興奮」を味わった先には
高温サウナと大きめの水風呂が待っている
サウナは最近マイルド化が進んでいる札幌近郊サウナ事情に鑑みても熱め
コロナでヤワになった老体にはややヘビィーな設定だが
テレ朝固定のテレビを眺めて乗り切るのが常道だ
地下水が満たされた水風呂は正に適温
冷たさのみを求め続ける競技水風呂は一旦忘れてほしい
オリンピックも雲行きがあやしい
いわゆるトトノイ椅子が無いこともある 何なら休憩込みのつもりでゆっくり浸かってみたらどうだ?
最初は目を閉じて。。。心が静まったら
そっと目を開いてみるんだ
「気づいたかい?」
ここには「ドア」が4つもあるんだ
一階に上がる階段もあるので
この水風呂は「5つの空間への入り口」に囲まれた場所なんだ
すっごく興奮するだろ?
サウナに繋がった「ドア」
「機械室」・・・「非常口」・・・
そして何も書かれていない「ドア」がひとつ
わかった?わかったよね?
名無しのドアを開けるとそこは
ミステリアスな文にゾクゾクきました😳
(^o^)
近いうちに行こうと思ってました、レポートありがとうございます!5つ目のドア確かめなきゃ
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