冨士乃湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
アキネクトさんのサ活に嫉妬した
と言うのもこの夏
僕と「冨士乃湯」には、ある物語が進行中なんだ
銭湯は日常の疲れを癒す場だ
「冨士乃湯」はその「癒し」が群を抜いている
それは単に湯質の良さだけではない
いや、実はそこが問題なのだ
というのも店主が馴染みの無い客に披露する「自慢話」が絶品なのだ
アキ女史のサ活にある通り
この店主、初めてと思しき客に「初めてきたの?」と尋ね
そこから自慢話がスタートする
何が自慢かといえばそれはもちろん「水」だ
話の7割は「ヌルヌル」という言葉で構成されており
あたかも「ヌルヌル」が日本語の最高峰の形容詞かのように使われる
これが耳に心地よい
店主のセクシーな声が僕の心をつかんで離さない
まるで水の精霊が語り掛けているかのような感覚に陥る
しかし、この貴重な体験には大きな問題がある
そう「顔なじみ」には一切自慢話をしていくれないのだ
僕は決して常連の域では無いが
近所でもあり、そこそこ通っているため
しばらく前から自慢話は聞けなくなってしまった
どうにかして、あの感動を再び体験したい
だが店主は徹底している
顔を覚えられたら2度と聞くことは無い
なんとか「初めての客」に見せかけ、あの至高の自慢話を聞こうと
夏の物語は始まった
作戦1:変装
100均でサングラスを買った
加えてタンスの奥で朽ちていた昔の服を引っ張り出した
「オーバーオール」人のキャラを捻じ曲げるのに最適のアイテムだ
完全に別人
笑いが込み上げてくる
「初めてきたの?」その一言に期待を込めて湯賃を渡す
店主が僕を一瞥、そして・・・無言
「ダイアン!彼は中々侮れないよ」
作戦2:初めての客を
ならば初めての奴を連れて来ればいいじゃん
すぐに連れていけるのは身内しかいない
高校生の息子を無理やり連れていくことにする
「お前が来たら自慢話が聞けるんだよ!」
興味を示さない息子を動かすのに千円札(新札)1枚が必要だった
受付には店主がいる
息子とは距離を置いて先に行かせる
今度こそ聞ける!と思った矢先、息子がこちらを振り向く
「ここなら前に来た事あるわ」
まさかの裏切り、声に出して言っちゃう正直者
「お前を連れてきた意味」を考えて千円返しなさい
しくじった2人は風呂に入った
僕から「ヌルヌル」体験を奪った彼は
スチームサウナには入らなかったと言う
内心ニヤリと笑ってサウナに誘う
「結構熱い」とか言っている隙を伺ってタオルをひと廻し
不意打ちの焼夷弾は殊更に効くだろ
悲鳴を聞きながらも次の手の思案
作戦3:近日実行
根拠無しですが.作戦3は上手くいくと思ってます。うまくいったら「ヌルヌル」まみれの秋が来ます 来年から国民の祝日になります。
娘の場合、海外留学辺りが交換条件になりそうなので父ちゃんやめときます!
ムスッコクソワロタwww ワタシは未訪問なので一緒にサウナデートしましょうか(意味深)
王子!この前さぁ、閉店間際のさぎり湯に初めて行ってさ。良かったよ人影まばらのさぎり湯。20時10分現地集合!どうすか?
ダイアン!自慢なのであの話は止まらないんだよ。
一緒に行くとこいっぱいあるね!DTは早めに捨てましょう。一緒に行きますか?
3人でアレを捨てにいくかい?
そうそう!昔から「オデコは心の掲示板」言うてな。。。ちゃうわー!
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