鷹の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
芸をこなすと「ポイッ」とご褒美をもらえるアシカ
「小魚が貰えるので頑張れるっス」
モチベーションの源泉とはこういうこと
とても寒かったこの日、一日愚直に仕事をしたので
ボクはボクに「鷹の湯」というご褒美をあげることにした
平日夜の8時あたり先客は4人ほど
若い世代が多いのがじわりと嬉しい
「ぬるめ」浴槽から2席空けた所に腰を据えて
「サッ」とじゃなくて本気の洗体をする
シャンプーも終わらせる
最近「うーん、もういいかな」って
リンスとは熟年離婚した
甲斐性無くってすみません
さあ準備万端
定石通り「ぬるめ」から
身体洗ったりしてそこそこ温まっているはずなのに
この日最初の全身浴「う゛ぅぅぅう゛ぅぅぅ・・・ぁ」低く深い呻きが出る
無意識で勝手に出てくるやつ
体内のどの機能が出しているのだろう当人の許可も得ずに
まあ、せっかくなので
合わせて腕や肩を「のびーっ」ってやったりする
それで1日分の疲れの3分の1がとれる
ストーリー重視派としては次は「あつめ」
今日は「ぬるめ」との差をあまり感じなかったけど
(誰かが「あつめ」をうめたのだろう チッ)
今、まさに隣の「ぬるめ」で「っちちち」ってなってるお兄さんを
優しい目で見守ている自分が居る
心に先輩風がサーっと吹いた
ネズミ先輩は元気なのかな
さあ「サウナ」だ
ストーブ前が空いてたのでにじり寄る
ピンポイントで最高の場所だ
何分計かわからない砂時計を3度ひっくり返して「水風呂」へ
右手の人差し指1本で「クルクル」と蛇口を開ける
イイ水が追加される
水温はわからない
そんなに冷たくはない
それ重視なら他に行くべき場所はいくらでもあるけど
ボクの「小魚」はコレ
ヤル気が充填されはじめる
あとは「あつめ」と「水風呂」をいったりきたりする
空っぽだったお腹を「小魚」で満たす
これでモチベが爆あがる
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