えべおつ温泉ホテル
ホテル・旅館 - 北海道 滝川市
ホテル・旅館 - 北海道 滝川市
外壁の工事が終わっていた
あえてその感想は伏せておく
「がらがらっ」と引き戸を開けると中は変わっていない
休憩室の模様替えがあった程度なのかしら
なので、いつものように少し薄暗い脱衣所に入る
何度も読んでいる新聞の切り抜きに目を走らせながら
急いで服を脱ぐ 早く入りたい
「肌が合う」という言葉がある
色っぽいイメージを持つ言葉だけれど
「気が合う」とか「しっくりくる」というような意味で使う
「えべおつ」とは肌が合うんだ
前のめり気味に浴室に入る
右手の冷鉱泉に「チラリ」と目をやる
(;`ω´)ゴクリ
ホースの先端を指で潰した時のように
蛇口から冷鉱泉が勢いよく噴き出している
浴槽に溜まった冷鉱泉が艶めかしいく「青白く」濁っている
全てのカランの前にイスとケロリンがセットされていた
前からこうだっただろうか
一番奥、温泉浴槽の手前のカランに腰を下ろす
早く「サウナ」に「冷鉱泉」に「源泉」に入りたくて気が急いている
洗車機のごとき速さで身体を洗い
大きい方の温泉浴槽に身を沈める
早くサウナに入りたい
自分を制するためにゆっくり「100」数えてみた
サウナに入って気づいた
今日この時間、他の利用者はゼロだった
ペラペラのマット(普通のタオルとも言う)が乾いている
時刻から考えても一番乗りらしい
ここは自分にとって最短時間で汗をかかせてくれるサウナだ
「肌が合う」ってヤツだ
2、3分で汗が噴き出し始め10分もあれば十分
扉を開けて右を向いて屈みこむ
冷鉱泉を桶にすくって頭から被る
1杯、2杯、3杯・・・
鉄の香りが駆け抜けてゆく
「・・・最っ高だ」
もう後は無限にループが続くだけ
「また来ます!」
めずらしく受付にご主人が居た
満足して改めて工事の済んだ外壁を眺める
「あの人」の笑顔が浮かぶ(シャイな工事のオッチャン)
さよなら!オッチャン!「真冬のランデブー2022」は今日でおしまいだ
もう春なのだから
そうね、本物!サ活にゃ書けなかったけど、この後「源泉」絡めての周回が始まるんだからさ。最高でした。
バンちゃん運が低いみたいで。未だ会えず。こんなに通ってるのに「イジワル❤️」 会えるまで通うっす。
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