天然温泉 湯どんぶり栄湯
銭湯 - 東京都 台東区
銭湯 - 東京都 台東区
「なんやねん湯どんぶりって。」
これが最初に聞いたときの反応だった。
天然温泉 湯どんぶり栄湯。
天然温泉 で 湯どんぶり で 栄 である。
元名古屋人は「栄」と聞いたらオアシス21か初見殺しの名古屋高速「新栄」の入り口を思い出すのでは。がここは東京。
Twitterでオススメの情報を得て突入してみることにした。
尋ねてみてビックリ。こんにちわ東京スカイツリー。
こんな近くにデケェ塔があるのに見向きもせず銭湯に入った。
番台で靴箱の鍵と引き換えにひっかけ棒をもらう。
これはサ室で明日1限がどうのこうの騒いでる若者の目をエグり取るのに使うのか?と思った方もいるだろうがそれは違う。
このひっかけ棒をドアにかけて開けるというシステムなのだ。これにはソクラテスも腰を抜かすだろう。
サウナ室に入ると、驚いたことが2つあった。
美しく煌めくサウナストーブと全員タオルでサ室カラーギャングのように口元をタオル覆っていることだった。
サウナストーブは伝説のクリスタルだとして、このカラーギャング現象はいったい・・・・。
と思っていたらどうやらコロナ対策でタオルを口元でマスクのようにするのがここのルールらしい。入り口の案内文をよく読むとそう書いてあったが、知らずに入って怒られている若者もいた。でもたしかにこれは初見だと分からん人いるかも笑
そしてサ室の伝説のクリスタルだと思っていたのはヒマラヤ岩塩だったようで、通常のサウナよりもデトックス効果が高いそう。えっここ本当に銭湯?????
いつもよりしっかり汗かいたら隣のレインシャワーへ。
ショーシャンクの空に。
露天スペースにあるベンチからスカイツリーが見える。
あぁ俺は東京にきたんだ。そう思いながら整った。
銭湯サウナは徒歩での帰り道も重要だ。
とぼとぼと歩きながら、外気浴を楽しむ。そしてここは風情ある下町。
最高すぎる。と思いながらあるいていたら警官に職務質問された。
銭湯カゴを持っていて、あきらかに銭湯帰りなのに職務質問されるのか。
こいつら警官のセンス0。はやく転職しろやカス。
などと思うのはよくない。
逆に職務質問外気浴ができたと思ってポジティブに考えることにした。
湯どんぶりというのは、丼物のようにいろいろな種類の湯船が楽しめるようにつけた名前らしい。
いろんな人が分かり合う世界がきたら、、、湯どんぶりみたいに。土台無理か。
ー完ー
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