Yudai Igarashi

前日のゴルフで体調を崩し、38°の熱を出しながら学校に向かい期末テストを受け、学部の後輩2人と昼飯に蕎麦をかきこんだあとのこと。テストを無事受け終えた達成感と発熱による興奮状態から、身体の震えをおしてパラダイス行きを愚決。パラダイスは時間制の高級サウナであるため、いつも通り40分きっかり1000円コース、湯船には赤々しい林檎がぷかぷかと浮いていた。サウナを出た直後は爽快感から体調不良を克服したかのように思えたが、無事その後のバイトで絶命しかけたことは言うまでもない。

浦和に引っ越して以来、近所に住んでいた先輩たちと飲む前に久しぶりの橘。
毎週のようにお世話になっていた頃には感じなかった感動があった。歯切れの良い安定の3セット、往復の交通費だけで入浴料の倍以上したわけだが後悔などあろうはずがない。元住吉のしゅのいち、オリエンタルで呑んだあと渋谷の俺流塩ラーメンで絞めて終電で帰宅。

新居での引越しの荷解きもひと段落し、まっさきに思い立ったのはサウナ。最寄りの浦和駅から電車で一駅、北浦和駅からこちらに向かった矢先、目に飛び込んできたのは駐車場でおりなされる何重もの入場待ちの行列。もしかしてすごい有名なところなのではないか？という期待を胸に列に15分ほど並び、いよいよ入館。まず入館料の安さに驚き、同時にお食事処の賑わい具合に度肝を抜かれた。サウナは大型の温泉施設にありがちな30分おきのオートロウリュ、ただ露天風呂に設置されている外気椅子の多さは普通ではなかった。風呂上がりはお食事処でサ飯焼きカレーとやらを食べた、もちろん悪魔の美味さ。

年内で退去予定の学生寮からの引越しの準備を済ませ、部活の忘年会に顔を出し、翌朝地元のドトールで彼女に別れを告げられた当日のサウナ。あまりの疲労感と喪失感に1人では耐えられず、馬込在住の友人宅に転がり込み、年内で取り壊される馬込ゴルフガーデンにて打ち納めをしてから日高屋で爆食い。そして1年の鬱憤を晴らすように記念湯へ。サウナのことは正直よく覚えていないが、お気に入りの中庭の小椅子でタバコを吸う友人に、フラれたことを告げた時のなんとも悲しそうな顔が忘れられない。

翌日に控える引越しの準備を済ませ、19:00からの部の忘年会に顔を出す前に、地元の練習場でみっちりパター練を決め込んだ後、日吉湯の横を通りすがり、思わず自転車を停めた。時刻はこのときすでに18:30を過ぎようとしていた気がするが、遅刻覚悟で入場。大学1年生の頃の思い出に浸りながら温めのサウナに15分、そしてライオンの口から注がれる水風呂で体を引き締め、古びたライトアップのある露天風呂を眺めながら昇天。忘年会は遅れて行けば行くほどいい。

クリスマスに気合いのバイトをこなしてからいつもの友人2人と新橋で合流し、最近ホットな中華を食べてからアスティルへ。年末の疲れと冷えを身体の芯から癒してくれるような温もり、実際の温度はサウナ外の電光表記より5℃〜10°ほど高かった気がした。そして先週のスカイスパに続き、お隣のスチームサウナで〆。その日締め切りの大学の課題があることに気がつき、風呂を出てから慌てて提出。バイト先も新橋なので次は午前出勤の日に早起きして朝からお世話になる予定。

サウナ友達と久々のスカイスパ。この日は可愛い後輩たちに銀家ラーメンを奢って財布を軽くしてから向かった。やはり本格的なサウナ施設はロウリュのクオリティが段違いで、熱波師さんが汗だくになりながら扇いでくれる姿は思わず心の中で頑張れと言ってしまうほどに圧巻であった。3セットこなした後はお隣のスチームサウナで塩を全身に塗りこんでクールダウン。そして窓際のインフィニティチェア、あれはほぼ死刑台。

港南台在住の友人と反町駅で待ち合わせ、2回目の反町浴場へ。前回は2階が男湯であったが、今回は初の1階風呂へ。常時110℃を超えるサウナに圧倒されながら何とか10分3セットを持ち堪え、キンキンの水風呂に浸かったあとはへたり込むように中庭へ。雑念で溢れた脳細胞が死滅するような感覚、椅子に座る気力もない。そのあとはもちろん近場のジョナサンで恒例の爆食い。

深夜にW杯のクロアチア戦を馬込の友人宅で観戦し、昼過ぎに起床してお決まりの智寿司で650円の刺身定食。その後ドライサウナが苦手な友人を連れ、スチームサウナがあるここへ。鼻の粘膜の奥からじわじわと暖まるようなスチームサウナと、脱衣所を挟んで反対側にある露天風呂と休憩椅子。記憶しているだけで5往復はしたはず、驚くべきは500円というコスパのみではない。

ゴルフ友達に誘われ、大学のソフトボール大会に参加してきた。先発ピッチャーを任されたものの初回に大炎上9失点をかまし無事に大戦犯となって、試合後HUBで反省会。ビールを1杯で我慢し、帰りそのままの足で旭湯へ。日吉キャンパスから最も近い場所にある銭湯なので、色々な人を連れて来た思い出があるサウナである。下手投げの制球が難しくフォアボールを連発したことと、HUBの別卓で見知らぬオバサンが食べ残したカレーを勝手に食べてドン引きされたことを露天風呂に浸かりながらみじみと反省した。

実家に帰り、父親とW杯コスタリカ戦を観戦する前に、自転車を走らせ久しぶりの湯けむりへ。高校時代に友達と行っていた頃より少し錆びれ具合が強まった印象。それでも日曜ということもあり相変わらず賑わっており、お風呂の種類も内外ともに充実していた。その後の日本の敗戦もさして気にならないほどに、心にゆとりが生まれた1日であった。

近隣のきょうなん教習所に合宿免許を取りに来ていたので、時間を見つけては合宿生の友達と一緒に何度も通ったサウナ。この日は卒研前日で合宿所に残った自分1人で行った訳だが、やはり自分のペースで10分3セットをこなせるのはこの上ない幸福だった。田舎のサウナは少し熱めで、教習疲れによる腰痛を癒すのにはもってこいだった。露天スペースにあるベンチに寝そべって見上げた山梨の空はいい思い出。

橘湯が火曜定休であることをまたしても忘れ、2Lのスポドリをコンビニで買ってしまったので仕方なく足を伸ばして今井湯へ。露天と休憩スペースがないのに750円を払うのが少し悔しく感じるが、背に腹は変えられず入店。総合的な評価は当然橘には遠く及ばないが、少しぬるめのミルキー風呂は割とイチオシ。

中延駅から程近い、そして電子マネーやPayPayにも対応してる男女湯入れ替わりのあるリピートしがいのある銭湯。ロッキーサウナとかかれたサウナは石が高々と積み上げられたオートロウリュ形式、露天風呂から続く中庭のさながら日本庭園のような作りは風流そのもの。外観も下町の銭湯の雰囲気がバリバリに出ていてとても私好み。その後は友人と合流して馬込ゴルフガーデンでみっちり1時間打ち込み、旗の台の洒落た居酒屋で日本酒で乾杯。

就職先の内定式を終え、19:00ごろから渋谷で自分の誕生日会を開催してくれるというので時間を潰すためにサウナ。本当は池袋のかるまるに行きたかったのだが見事にレディースデイを引き当ててしまい、仕方なく改良湯へ。若者連中が多く集まる場所は個人的にあまり好きではないのだが、それでも人気の理由は十分に感じ取れた。その後の誕生日会には珍しく大勢が集まってくれて、さながら人気者の気分だった。

川崎駅にできた銀家の新店に行ったついでに、近辺のサウナを探し行き着いたのがここ。サウナの小窓から脱衣所にあるテレビが見える仕組みになっていて、ちょうど日本女子オープンの最終日が放映されていて勝みなみの無双っぷりを最後まで見届けた。ちなみにこのあと日吉で先輩と飲んでいた最中偶然後輩たちに出会し、なんだかんだ朝までいってしまったので日吉で12時間ぶりの銀家食べて帰った。

反町の友人宅屋上でのBBQパーティを前に、ただ美味いビールを飲みたい一心で反町浴場へ。墨入りの兄ちゃんの多さに若干ビビりながらも券売機で手ぶらセットを澄まし顔で購入しお二階の浴場へ。しかし作り込んだすかし顔も120℃を超える室温に瞬く間に溶かされ、水風呂の頭上から滴る冷水シャワーに打たれ、露天風呂にただ一つ置かれた外気椅子に座り、窓に映った自分の緩みに緩みきった顔と目があった。次回は1階の方のお風呂にも行ってみたい。