2020.01.23 登録
[ 京都府 ]
もはや僕のような若輩者、新参者がその良さについてわざわざ口に出すまでもあるまい。今や京都を代表する銭湯の内の一つである。もしかしたら全国区なのかもしれない、そんな銭湯。このサウナの梅湯は僕の銭湯好き、サウナ好きを最も加速させたと言える。
好きな点を挙げるとしたらキリが無いから敢えて不満な点を挙げさせてもらうと、
・サウナもう少しキャパシティ欲しい
・外気浴したいので露天スペースが欲しい
の2つだけである。逆に言えばこれ以外はほとんど完璧で、シャンプーボディーソープ常備、ドライヤー無料、滝付き天然地下水水風呂、深夜2時までの営業、土日は朝風呂営業、2階に風情ある休憩スペース、学生アルバイトの活気、浸かりながら読める梅湯新聞!ほら、好きが募って、キリが無いのに好きな点を挙げてしまったではないか!
本当に、京都のみならず全国で1番好きかもしれない。
この日は恐らく自分史上初の4日連続銭湯(詳しくは過去のサ活を参照)(ステマ)という、金も無いのに謎の積極性を見せてしまったのだが、やはりここが自分にとって特別な場所だと分かった。うーむ、好きとか特別とかばかりな貧弱な語彙を責めたい。
このレビュー(ほぼブログ)は訪問の翌日に書いているのだが、書いているそばから梅湯に行きたくなってきた。もはや僕にとってのサウナの梅湯は子供時代の遊園地。
この日について書く必要がある事象があった。2月2日は京都市長選で、梅湯のカリスマ店主湊三次郎氏の「投票率を増やしたい」という気持ちから、投票済みの証書を見せれば1ドリンク無料サービスが開催されていたのだ。僕はこの粋な計らいにより、清き一票を投じ、清き梅湯に身体を投じ、清きひやしあめを無料で飲み、清き2階から清きととのった清き身体で清き高瀬川を清くぼんやりと清く見下ろしたのだ清き。清き清き。
無事読者をゲシュタルト崩壊に誘ったところで、その贖罪として5日連続の銭湯に行こうと思う。いやいや、好きで行ってるわけじゃないから!贖罪だから!とか、言ってる。
我ながら、平和だなあ。
[ 東京都 ]
昔アメトーーク!で「銭湯大好き芸人」回を見た時から僕は銭湯を意識し出したのかもしれない。
その回でロバートの秋山さんが紹介していたのがここ西品川温泉宮城湯。
普段は京都に住んでいるが、いよいよ就活ということで東京へイベントに向かったというわけである。
土地勘が無いのでGoogleマップと睨めっこしつつ何とか着いた。思ったよりも田舎に所在していた。そして2階の受付へ。ここも思ったよりも「老舗」な感じ。東京という響きだけで勝手にお洒落でモダンだと決めつけていた。この先入観を持つ自分こそが田舎者の思想だと気付かされた…
週替わりで男女の湯が入れ替わるらしく、今週は男湯が1階。さあどんなもんよ!と勇んでサウナに飛び込む。
いやー暑い!6畳もないくらいの狭さなのでヒーターとの距離感が近いのもあってか、暑い。1周目は6分ほどですぐ出て水風呂に逃げ込む。水風呂付近にマスコットキャラクターのようなものなのか、タヌキが寝転がっていて可愛かった。タヌキを撫でつつ水風呂に入りつつ、4周し、ととのった。
にしてもはるばる京都から東京に来て向かったのが昔ながらの銭湯って、我ながら狂っている。結局この次の日訪れたのはまたしても銭湯「戸越銀座温泉」であった。サウナに入る時間は無かったが、就活イベントで疲れた身体を露天の黒湯で浸し、テレビからは欽ちゃんの仮装大賞で子供らが優勝して泣いて喜ぶ姿を見てもらい泣きしそうになり、何とも満たされた時間を過ごさせてもらった。
でも東京はこうやってたまに来ては銭湯巡るってくらいでいいかなあ。住むとなるとしんどいかもなあ。
将来と東京とサウナと。じっくり時を過ごせるサウナだからこその体験だろう。大事にしていこう。
[ 京都府 ]
研究室の面々で仁左衛門の湯へ。これは毎年恒例の行事なのだ。
そう、僕にとってこの時期といえば4回生の卒業論文の提出である。僕は今年修士1回生なので修士論文も無ければ卒業論文も無い、唯一の気楽な学年である(少なくともうちの研究室では)。これの提出前夜、卒論の校正を手伝うと称してただただ集まって遊ぶ、当人にとっては迷惑極まりない恒例行事。その一環として仁左衛門の湯は鎮座している。
研究室内ではちゃめちゃに卓球(我ながら不届き者だとは思うが、たまにはいいじゃん)をして汗を流したのでちょうど気持ち良く温泉につかれた。しかし本命はもちろんサウナ。外は寒いので外気浴は控えめに。ここの塩サウナは個人的にはぬるいので普通のサウナの方だけの利用。
1周目を終えたところで研究室の人達と露天風呂で合流。何をしていたのとの問いに早口でサウナについて語るオタクこと僕。興味を持ってくれたのか、2人が名乗りを挙げて一緒に行ってくれることになった。そして2人ともととのうまでは無くとも良さについては分かってくれたようだった。
いやはや、サウナーになって日が浅い自分がサウナを教える立場になろうとは。去年には考えられなかった。というか、去年の自分の卒論提出前夜の仁左衛門の湯の際にはサウナの魅力さえ何も知らなかった!こう思えばこの1年間随分遠いところまで来たものである、と感慨深くなっていた。
研究室に戻った時には既に午前2時をまわっていたが、ここからたこ焼きパーティー、通称タコパをおっぱじめる次第に。一緒にサウナに入った同期があろうことか2〜300個分の粉を全てボウルにぶち込んだため、当のたこ焼きを食わせてあげる4回生が寝ているのにもかかわらず夜が明けるまでたこ焼きを作り続ける地獄のタコパが始まった…
「無闇にサウナに誘うと、無限にたこ焼きを作らされる羽目になる」
今年得た唯一の教訓である。
[ 京都府 ]
「あ、あ、よっしゃそんじゃ今からサウナ行こそうしよ!よっしゃよっしゃ」
ってなった時大抵0時近いのやめたい。
やりたい時にやりたいことをしてしまう性質が原因。そうすると必然的に生活習慣も乱れる。知人が「刹那的に生きたい」と言っていたが、刹那的に生きていることを毎秒悔いている僕から言わせてもらうと、良いことなんか何も無い、なぜならサウナ入れる時間が無くなるから。まあその人多分サウナーじゃないけど。
閉店まで最低2時間は見積もりたいので、加茂湯同様午前3時まで開いている紫野温泉へ。加茂湯とも距離が近いのもあり、ここら辺の道はすっかり深夜でしか通らなくなった。すべからく人も少ないので、勝手にこの地域は過疎化したものだと思い込んでいる自分がいる。このように自分の見たものしか認められないのは僕は良くないことだと思っている。何の話だ。
個人的に、紫野温泉の特色は夜遅くまでの開店ともう一つあって、それが露天風呂である。やったぜ、外気浴ができる!
ここにも過去何回か来たことがあったが、時間帯のせいか、たまたまか、若者が多いことも特徴かもしれない。何であれ歳が近い人達が集団で押し寄せて来ることが多いように感じる。この日も例に漏れず大量の大学生に飲まれた。でもおっさんが押し寄せてくるより全然良い。あと若い人が多い方が将来性(?)ありそうで良い。
サウナは体感結構熱め。でも水風呂はぬるめかな?ただ深夜の外気に触れるとなるとこれくらいがちょうど良いのかもしれない。
紫野温泉はマンションの1階にあり、露天風呂から見えるのはほぼマンションのみ。逆にマンションからも見れちゃうのでは?と些か不安になるのもまた乙。嘘。
結局この日は、大学生のしょうもない話を小耳に挟みつつ3周でしっかりととのえた。
帰る頃にはすっかり深夜3時になる。生活習慣が乱れる最大の原因はサウナなのでは?という確信めいた疑問が浮かんでくる。が、すぐにサウナのリラックス効果により眠りにつくのだった…
[ 京都府 ]
漢検2級を受けた。
まだ結果発表が無いのだが、手応え的には何とも言えないラインだと思っている。問題集を買ったは良いものの、買った段階でおおよそ満足してしまう例の人間の性でほとんど勉強せずに臨んだのだ。「今の自分の実力を知りたいから」という言い訳を添えて。
せっかく街中で受けたので、比較的近くにあったここ、はなの湯でととのうことに。タオルやら着替えやらに加えほぼまっさらな問題集や筆記用具なども詰め込んできたのでロッカーに鞄を入れる時に苦労したのは何だか自分らしい無駄な労力である。
タワーサウナは何と5段あった。もしかするともっとあったかもしれない。汗まみれのおっさん(当たり前)をかき分けて5段目に到達したら、まあ暑い。こんなに暑さに幅があるサウナもそう無いであろう。
そして水風呂。青いライトで照らされているため体感では表示の温度より低く感じる。背後には滝も流れており良き良き。
そしてそして何より露天、寝転がるスペースが3人分あった。細い竹が敷き詰められており、見た目にも風情があって良い!でもちょっと尾てい骨が痛かった!あとちょっと真上のトタンがどす黒くて怖かった!
しかし1月にしては気温が高めなこの日、サウナー初心者ながら1回目の外気浴で既にととのってしまった。この後2周したがやはり1回目ほどはととのわなかった。
壺風呂なるものが露天にあり、1歳ほどのかわいい子が大人しくお父様と壺風呂に入っていた。お父様は何とも言い難い幸せそうな顔。
かたや平日漢検を理由に研究室に行かない人間。我ながらどうかと思うが、別に怒られてないのだから良いではないか。余所者がつべこべ言うではない!
…しかしその後サウナでととのっていたとなれば話は変わるかもしれない。この投稿が見つからぬことを祈るばかりである。
寝転がりながらそんな胸中であったが、幸福壺風呂親子を眺めているとそんな小さな悩みなどどうでもよくなった。俺も幸せになるぞ!
僕なりの幸せは…そうだな……
漢検2級受かってればもうすごい幸せ😍
[ 京都府 ]
深夜1時来訪。やはり3時までの営業、夜型人間にとってはとてもありがたい!
今までの来訪時にはまだととのえの存在を知らなかったため、サウナにはほとんど見向きもせず湯船に浸かるのみだった、何という寂しい日々!
スチームサウナなんて京都市内に他にあるのだろうか?時間も時間で1人で占領して味合わせてもらった。温度計も無く砂時計も何分か記載が無いところが気になったがそれもこれも許容範囲、なぜならこの加茂湯という銭湯が好きだから。我が儚き短き人生で最も通ってきた銭湯なのだから。だからこそ初投稿は加茂湯に捧げる。そういうこと(?)
3セット行って(2セット目にはほぼととのっていたが)完全にととのい、僕は完全体となった。実はサウナー歴はとても短いのだが、その中ではベストととのえだったと言えるだろう。加茂湯でベストを更新できてよかった!
ととのいのせいか水分不足のせいか、少し頭がふらつきつつも不快感は無く謎の千鳥足で店を後に。そして店の前の自動販売機で水を買い、ととのいの余韻を味わうべくその近所を散歩する暴挙に。時刻はもう午前3時近い。千鳥足で水を片手に徘徊する様、間違いなく完全な酔っ払いであったが、間違いなく酒は一滴も摂取してないのだ。
オチをつけるとすれば、散歩し過ぎて身体が冷えてめちゃくちゃ寒くなったこと、現在漏れなく風邪を引いていること。
あ、あとちょうど僕が千鳥足になった頃ちょうどテレビで千鳥が大漫才をしていたことも追加で…
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