2020.01.21 登録
[ 富山県 ]
【名湯にて】
21時のオートロウリュに照準を合わせて入館。
会員ではないため1000円を支払い、美しくなったエントランスから2階へ向かう。
レストランは21時閉店のため今回は断念。
紅はるかソフトクリームが魅力的であった。
まずは屋内塩化物泉でひとしきり体を温め、水風呂へ入る。
水温計は14度を表示していたが、体感は15度から16度。
冷たい水で体を締めたところで第1セットは最上段に上がる。
3分程経過したころから熱がじわじわと伝わり5分で仕上がる。
一旦退室し水風呂からの外気浴へ。
バイブラ寝湯の東屋にある椅子と足置きがしっくりくる。
完全に冷えたところで第2セット。今回は3段目。
5分経ったあたりでオートロウリュが炸裂。
久しぶりに受ける太閤のオートロウリュは圧巻。
終わったと思ったころ、もう一撃が炸裂。
蒸気が上がったであろうタイミングで最上段の紳士は全員下段避難。
これですよ。忘れかけてました。最高。
朦朧とする意識の中、露天風呂と屋内塩化物泉で最後の保温。
血流最大のまま退館し、駐車場に向かう石段を上がりながら自販機で買ったレモスパを一気飲みすると、得も言われぬ爽快感が全身を駆け巡った。
案の定、小矢部で寝た。
[ 石川県 ]
【麻酔】
長年奥歯に棲みついた歯石野郎を駆逐するため、麻酔を打った。切れるまで3時間ですよ、という歯科衛生士の助言を受け適時に食事をするべく時間調整をしよう、と決意する。
丁度金沢駅もてなしドームの地下空間で中古レコードの販売会が開催されており、名曲『ホームにて』が収録されている中島みゆきのアルバムを発見し有頂天になり購入。ここで1時間。
その後じゃらんポイントで実質50円で入館した満天金沢で入浴。サウナは短めの6セット。
15分に一回のオートロウリュが多湿を演出。滝も安定の落ちぶりでプチ滝行は定番。
ただ麻酔がしつこく効いており、左の唇に落ちる滝の威力が全くわからない。また、オートロウリュ直後に入った4セット目も麻酔のせいか湿度を感じにくい。シャワーをあてても感じない。
そうこうしている内にやんわり感覚が戻り、これはいける、と滝行。感覚のありがたみを十分に感じる。
ここで1時間。
どうだんに移動し食事。
親子丼は安定の美味しさで、麻酔が解けた唇に卵の柔らかさが沁みる。食事のカロリーもカロリミットアップルという麻酔でほぼゼロになっていることであろうから、たい焼きを食った。
[ 富山県 ]
【美しいアウフグース】
20時に入館し、スタッフS氏からの熱烈な歓迎を受けたのち、うまくかわして夕食。
安定のチキンステーキ定食を食べ、消化を促したところで入浴。
水曜日はサウナDAYで水風呂も15度と冷たい仕様。
大常連の先輩は5分以上浸っていた。
21時30分少し前にサウナへ入り3段目で待機。
おりおさんの優しい口上から始まる丁寧なロウリュ。
アロマはアカマツ→パルマローザ・レモンユーカリとベースからトップまで豊饒な香りを使用。これだけで垂涎。
蒸気もそこそこにパラシュートとフラッグで撹拌。さりげなくオープンになり、力みないパラシュートから追ってくるような風が流れる。オープンクローズの変化、流れるような背面回転技と多彩な投技。上部電飾などにタオルが掛かることもあったが、このサウナ室の広さにしてスペースが足りないことの証だと思う。知見の少ない私が言うのも憚られるが、撹拌も充実させた上で技で魅せる、これがクラシックアウフグース、と言っても過言ではない。一つ一つの技の精度が異常に高い。
大変いい勉強と刺激になりました。ありがとうございました。
[ 富山県 ]
15時スタート直後でもマットカラカラのアチアチで伝説の信健ケツ焼き紳士を彷彿とさせる瞬発力で尻が勝手に反応した。
水風呂には炭が隅に沈んでおり、窓越しの峡谷を尻目にたっぷりと柔らかな水に浸かる。
外気浴は露天風呂にある木のベンチ。気がついたら蚊に尻を刺されていた。
[ 石川県 ]
【梅雨明け希望ロウリュ】
自宅で大量にあるTシャツを整理を終え日も傾きつつある中、高温サンデーがあったことを急遽思い出し金城温泉へ。
早めに入館したため先に2セットしっかり入る。と決める。
丁度大相撲夏場所が開幕し幕内の取り組みを見ながら入るサウナ。
3つくらいの取り組みでちょうどいい塩梅になるのだが、物言いなどが入るとタイミングが狂い、出るに出られないという状況に陥る。しかし無理は禁物である。
結びの一番の前に換気と準備に高温師がやってくる。
もちろん取り組みをしっかり鑑賞し、高安が負けたところでテレビオフ。
細かいところだが、こういう気づかいが素晴らしい。
「梅雨明け希望ロウリュ」とのタイトルで始まるカオスイベントは、梅雨・Toyou・剛と謎の三段活用による情報量が多い内容であった。まるで初心者を無視したような上級者向けの内容であり、失笑が漏れ出る大成功の空間。事後は豊臣秀吉の辞世の句を彷彿とさせる夢のまた夢、夢から醒めた夢みたいな心持。師はそろそろアウフギーサーという枠を超えて、はみだしロウリュ劇場系の地位を自ら作りにいっているのではないかと思えさえする。
次回は「梅雨明けロウリュ旅情編」でお願いします。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。