末広湯
銭湯 - 埼玉県 ふじみ野市
昨日（12日）に外気浴スペース増設工事が完了し、営業が再開されたとのことで、早速行ってきました。
到着と同時に、新設の外気浴スペースをチェック。お店のFacebookで工事の進捗状況を確認していましたが、予想以上に広いスペースに驚きました。「写真では椅子を２脚くらいしか置けないだろうな～」と思っていたら、何と４脚が余裕を持って置かれていました！ 新しい木材の香りも良く、見上げれば青空、そして適度な風。入ったのは昼間だったので確認はできませんでしたが、照明もあって、夜は落ち着いた雰囲気になるのでしょう。
約一ヵ月という工事期間を経て誕生した外気浴スペースは、実に素晴らしい！ そう、実に素晴らしいがゆえに・・・あのオレンジ色の謎ととのい椅子を見た瞬間には「えええ～！」という感じになりました（苦笑）
工事前の末広湯をご存じの方であればお分かりかと思いますが、浴場内に一脚だけ置かれていたととのい椅子が、ちょっと微妙な感じだったのです。それはオレンジ色の脚が鉄製で座面がプラスチック製の椅子。座り心地は悪くないどころか、中々良いのですが、肘掛けが無いんです。しかも、座面がメッシュ製でもないので、お尻のところに水が溜まりまくるという始末で（後で、店主さんが穴を空けて問題は解決されたようですが）、正直、「どうしてわざわざこの椅子を選んだのだろう？」と思ってしまいました。鉄製の脚は錆びも出ますしね。
それだけに、新設された外気浴スペースには、スペースの制限もあって、流石にアディロンやインフィニティチェアは無いだろうとは思っていましたが、ガーデンチェアは入れるのかな？と密かに期待していました。ところが蓋を開けてみれば、例の謎のオレンジチェアが４脚！
多分ですけど、ガーデンチェアよりこの椅子の方が値段は高いと思います。そして、実際座り心地は良いのですが、肘をどこにも置けない。お尻の納まり具合が良いだけに、肘の行き場が無くてリラックスがし難いです。店主さんには、この椅子を選んだ理由はあったのだと思いますが、個人的には「普通」のととのい椅子の方が好みです。
あと、外気浴スペース内に水を引いていないので、使用後に椅子の表面を水で流すことはできません。あれは衛生面というより、儀式や気遣い的な部分が大きいとは思いますが、気になる人は気になるかと思います。
自分的には、椅子のチョイスを除けば、新設の外気浴スペースは本当に嬉しいですし、引き続き末広湯さんに通う理由がプラスされた感じです。
色々書きましたが、そもそも、ここの水風呂と炭酸泉のクオリティは関東でも最高峰ですので、これからもお世話になります。
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