大桑おんま温泉 楽ちんの湯
温浴施設 - 石川県 金沢市
温浴施設 - 石川県 金沢市
これを読んでいるあなたは「足るを知るものは富む」という言葉を知っているだろうか。
「足るを知るものは富む」は古代中国の書物「老子」の第33章に収められている言葉だ。
この言葉が意味するは、「満足することを知っている人はたとえ貧しい状況にあっても精神的には豊かである」ということである。
これを踏まえ、非サウナーとサウナーを場合分けして考えてみる。
非サウナーは競争社会に生きなければならない。それにより、人より良い泉質、人より良い浴場等、次から次へと欲しいものが出てきてしまうのだ。
非サウナー社会に生きる限り”足る”を知るということがなく、「もっと」「まだ足りない」「更に上に」と、際限なく欲してしまうのだ。
このように、非サウナーは永遠の渇望の中生きている。これを”苦痛”や”心の貧しさ”と言わずなんというのだろうか。
しかし、サウナーにはどんなサウナであろうと否定するという概念すらない。それにより人と比べることがなく、際限なく欲することも無い。”足るを知っている”のである。これにより非サウナーが直面する”苦痛”や”心の貧しさ”はサウナーには一切ない。
ただ、存在するのは現状に対する満足と、心の豊かさである。
正に、「足るを知るものは富む」のである。
いかがだっただろうか。
ここまでサウナーは負け組という考えを否定してきたが皆はご理解頂けただろうか。
理解できなかった人はそのまま非サウナーとして我々に貢ぎ続けていて欲しい。
それもまた1つの生き方だ。
だが、私の考えを理解出来た人はすぐさま非サウナーをやめてサウナーという名の特権階級に来て欲しい。
私は”上”で待っている。
"第一回天下一無職会"より引用
男
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